料理は「やればできる」類のものだった
こんな簡単なもので果たして料理と言っていいのかはわかりませんが、とりあえず作るのが楽しい……!
できた
物事は
何をどうやっても絶対にできない、不可能
やればできる
に二分できると考えていて、そしてこの「やればできる」の中は無限の段階を持つグラデーションになっています。「やればなんとかまぁ……できる?」かもしれないし、「やったら超簡単だった」かもしれない。
で、僕にとって料理は「やればそこそこできる」ものでした。
でも、本当に最初はゆで卵とか、リンゴの皮剥きすらやったことなかったんです。
ずっと親にやってきてもらっていました。
ある時ようやく(遅すぎたと反省しています)これはかなーり危機的状況ではないかと気がついて。
独立したらこれから一生、冷凍食品、外食、出前なのか……?味が濃すぎて飽きるし、健康に良いとは言い切れないし、金がもったいないぞ……
このままじゃ俺、何もできないじゃん……!!って。
五感の全てが刺激される
野菜を切る時の音、しらたきの手触り、炒める時の香り、食材の彩りバランス、そして食べる時の味覚(味見も)。
全てを総動員して作業します。これがとっても満たされる。鍋で煮込んでいるときのグツグツ音、好き。
それに、具材を切っている時は無心になれるんですね、これ。
僕はいつも何かしら考えていて脳が常に動き回っているので、結構疲れます。
でも、包丁を扱っている時は強制的に手元に集中することになるので、マインドフルネス効果が抜群です。
あと、昆布や鰹節だしのアロマ効果もすごい。
それに圧倒的インドア派で家にいることが超大好きなので、そういった面からも料理は相性が良いと感じています。
お母様の偉大さが身に染みる……
改めて母親ってめちゃくちゃすごいと思いました。
その道何十年のプロなわけです。
色々と教わりながら、自分でレシピ本を見ながら作ったわけですが、毎度かなり疲れています……
でも、回数をこなすごとにどんどん効率的に素早くできるようになっていくと思うので、不安要素はありません。
あとは、自分だけの自分に完璧に合った超最強調理道具を揃えたら、より効果的にできるようになるのではないかな、と。
フライパン、包丁、砥石、鍋、まな板、などなど……
集めたい欲がふつふつと出てきています笑
何もできない自分を変えたい
自分に合った美味しいものをいつまでも食べていたいということもありますが、他にこんなことがあります。
僕ができること、スキルと言えることは、
執筆
作詞作編曲
キーボード(ちょびっとピアノ)
車の運転
掃除片付け
しかありません。
嘔吐して何度も精神崩壊をし考えに考えてあれこれ試しまくった結果なので、これ以外はマジで何もできません(ご興味があればそれっぽい過去記事を色々と見てみてください)。
で、文章と音楽でめちゃめちゃ稼げているのであればいいのですが、現状数百円の収入しかなくて。定職にも就いていないし。
別に定職がない人を批判するつもりではないですが、個人的感情として肩身が狭いのです。
そして車の運転は自動運転が到来したら不要なスキルになる(どうなるか未来はわからないけど)し、掃除はロボット掃除機を買えばしなくてよくなるし、片付けはそもそも物を大量所有しなければ不要。洗濯はなるべくアイロン掛け不要な服にしてドラム式にすれば解決。
料理も、自動クッキングポットとか、最強の冷凍食品とか完全食とかプロテインとか、かなり色々調べまくりました。でも、ポットではそんな凝ったものは作れないし、結局ある程度の仕込みは必要だし。毎日プロテイン生活なんて嫌だ、人生が無味乾燥したものになってしまいそう。
そんなこんなを考えて、こりゃ料理はできるようになった方がいいな、というか、できるようにならないと僕は生きていける気がしなかったので、始めたのでした。
灯台下暗し
できるのであれば、めちゃくちゃ健康的なスイーツを作りたいです。甘いものとかお菓子は好きなのですが、もう絶対に太るのが嫌(過去に2度太っていた)なので日頃かなり抑えていて。
豆腐とかでいけるのだろうか?コーヒーゼリーパフェみたいなのを作りたい。あとはケーキとかクッキーとかも。そういえば、幼い頃にクッキーやお菓子の家を作っていたのを思い出しました。
まさかここに来て、意外とできるものに出会うとは……
あれだけ人生について考え尽くしたと思っていたのに。
まさに灯台下暗しってものなのかもですね。
(´・ω・)つ旦