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人材紹介会社も自社採用に苦労する

「金曜どうでしょう」ではペルソナが紹介業の理想郷づくりを目指して、どんな取り組みをしているのかをお伝えしています。

創業から3年、そしてこれから

ペルソナでは仲間あつめに奮闘中ですが、いろんな方とお会いする中で「紹介業のあるある」に疑問を持ち、もやもやを抱えている方が想像以上に多いと感じました。

そこで「紹介業のあるある」をテーマにこういう風に考えていますよ、ということをお伝えしています。

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第10回は「人材紹介会社も自社採用に苦労する」です。

クライアント企業に対して、採用ターゲットのインサイト・ベネフィットは何か、どうやって訴求したらよいのかなどをアドバイスし、人材のご紹介をしている人材紹介会社。

労働集約型ビジネスに括られる人材紹介業界では、
コンサルタントの採用=売上に直結するため、自社採用はとても重要です。

”採用のプロフェッショナルなら、自社採用もきっとうまくいっているよね”

と思われがちですが、人材紹介会社も同業の人材紹介会社を利用してますし、リファーラル、SNS採用も行います。他企業と同じです。

今回は、人材紹介会社の自社採用について書いていきます。

最初はみんな人材紹介業界未経験

大手人材紹介会社では新卒採用を行っており、転職経験のないコンサルタントが転職をサポートしています。

”転職もしたことないのに、転職希望者の気持ちが分かるのか?”

という疑問を持たれるかもしれませんが、これはナンセンスだと思っています。それは、介護を受けたことが無い人が介護施設で働いて気持ちが分かるのか、と言っているようなものだからです。もちろん、転職を実際に経験していたほうが実体験に基づいたうえでの気づきやアドバイスできるのは事実です。

若くして人生の先輩のキャリアの悩み、年収についても知ることとなり、様々な会社で、様々な経験、成果を出してきた人生の先輩方に対して値づけをするような言動、お見送り理由について配慮のない伝え方をしたり…ということも少なくありません。

業界未経験者は、ガチガチのKPIに縛られ、まずは数を追うケースが多く、推薦数がKPIとなり、とにかく人材をご紹介すべくがむしゃらに働きます。

そうなると消耗戦となり、やりがいってなんだっけ?スキルが身についている気がしない、成長実感がない、と感じ、転職を考えるようになっていきます。

人材紹介業から人事への転職

人材紹介業からのキャリアパスのひとつが人事です。
それまで外部から人事の仕事の一部である「採用」を支援してきた経験を活かすことができます。

企業内人事にとって採用はスタートに過ぎません。入社後にどうしたら活躍できるのか、人材開発、人材定着など、やることはたくさんあります。

担当していたクライアント企業から誘われて人事として入社する、これも業界あるあるです。企業からすると、自社のことを理解してくれているという安心感があります。採用が経営課題という企業がほとんど。採用のプロのノウハウを得られるというメリットもあります。

そのまま企業人事としてキャリア形成する人もいれば、自ら売上を作り出すコンサルタント=営業のほうが自分には合っていると、人材紹介業に戻る人もいます。

人材紹介業はどこも同じ?

人事を経験した人も、いろんな人材紹介会社を経験した人も「そこまで大きな違いはない」という意見が大半です。

とはいえ要素を分解すると

・経営者の考え方
・働き方
・インセンティブ
・人事評価制度
・業界、職種の得意範囲
・年収、年齢の得意範囲
・両面型、片手型
・求職者の集客方法
・案件獲得の集客方法

といろいろありますが、結局のところ、コンサルタントの質がサービスの質に依存しやすいビジネスのため、どんな人が働いているのか、活躍しているのか、ということに尽きます。

名の知られた人材紹介会社は訴求しやすいかもしれません。
ただ、従業員 数名~100名未満であれば、独自性のあるエッジの利いた訴求ポイント、他社との違いを明確にお伝えするのは難しいものです。そこでリファーラル、アルムナイも積極的に行うけれど、なかなか結果に結びつかない、ということを耳にします。

そんなときはまず、
「知り合いに自分の会社を薦めたいか?」と現社員に聞いてみるとよいでしょう。

だからブログを持ち回りでやっています

ペルソナも自社採用を積極的に行っています。

少しでも働く社員の考え方、人柄が伝わればと思い、持ち回りで執筆しています。一人あたり、だいたい2ヶ月に1回くらいのペースです。始めてから1年半、毎週更新を続けてきました。

採用HPにて、社員インタビュー、部署紹介についての記事をよく見かけます。しかし、ここまで執筆者本人に委ねられているブログは珍しいのではないでしょうか。

基本的にテーマは本人にお任せ。内発的な動機に基づき書くため、それぞれのパーソナリティに溢れています。とにかく継続。毎回「何を書こうと」頭を悩ませつつも、〆切を過ぎる人は一人もいません。これってすごいのではなかろうかと思います。

ありがたいことに「金曜どうでしょう」を読んで応募くださる方が増えてきました。うれしいことです。

さて、この記事を読んだそこのあなた!
これからも紹介業に関するアレコレについて発信していけたらと思います。
ご興味のある方は是非ペルソナをノックしてみてください!

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