見出し画像

創業から3年、そしてこれから

2022年をもって、創業した会社(ペルソナ株式会社)は3年を迎える。

何者でもないし、何もなかった

2019年9月に前職を卒業した。そして、翌月、ペルソナ株式会社を創業した。

私は20代で起業したい!鼻息を荒くして就職したものの、
ずるずるとあっという間に29歳になってしまった。

当然、前職ですごす5年は濃密で、やりがいある仕事を担っていた。
それは非常に充実していて、起業をしていなければ、

「充実してて、完璧で、まぶしいような3年だった!」

といえることは間違いなかったと思う。

また当時は上場準備に差し掛かり、私は入社したタイミングが早かったこともあり、幹部として上場を経験する、ということもできた。はず。
※2021年、同社は実際に上場をした

誰がどう見ても、前職を”卒業する”理由はなく、わたし自身も理性をつきつめれば、まったくの否定をしようがなかったと思う。

そうまでしても、起業をした理由は、過去に何度か試みようとしたことがあったから。

もっとかみ砕くと、何度か試みようとしたけど、度胸がなくてできなかったということもあるし、一緒にやろうというメンバーと空中分解した、といった経験もあったからだ。

つまり、ここで退路を断たないと、

「自分が変われるチャンスは二度と来ないかもしれない」

と自分自身に発破をかけ、一念発起したと記憶をしている。

そこで、

  • 前職と同業はやらないこと

  • やめる際には絶対に迷惑をかけないこと

  • 前職の仲間は引き抜かないこと

を条件に、半年間をかけて起業にふみきった。

自分に制約をかけていったが、その結果、
起業初日は売り物が自分、顧客ゼロのまさに裸一貫状態である。

何者でもないし、何もなかったのである。

※ちょうど創業の思いのようなものは、先日社内で動画にまとめてくれたので、ここにも記載をしておきたいと思う

人材紹介業への軸足シフト

起業して半年て直面したコロナ禍で予想したのは、これまでの営業手法やマネジメントの在り方が大きくかわることだった。

これまでの足で稼ぐ営業は、商品の価値以外にロイヤルティを作る機会があったけれど(商品よりも営業に投資をしてくれるということもおおい)、リモート後では、結果あってのロイヤルティに代わっていく。

マネジメントでは、時間の使い方を改めて問うたり、向き合う機会が多くなり、これまでの商習慣を否定せざるをえないことや、新しい時代にあった働き方をすべきだという論調が強まるとみた。

この二点は、われわれのようなうまれたばかりの小さな会社でも、コロナ禍という土俵で、同業者とは肩を並べてスタートできるといってもいい、大きなチャンスであった。

そこで、もともと業界の構造的に伸びしろがありそうな紹介業に焦点をしぼることとした。

創業3年目の節目をむかえ、どこにむかうのか

職業紹介の免許を取得して、早二年。

おかげさまでお客様や社員に支えられ、会社として業界として、
もっと社会に貢献できるという手探りから、手応えに明確にシフトすることができた。

ここまでの過程は決して楽ではなかったし、苦悩の連続はいまもかわらない。

※最近の取り組みについても、以下にうまくまとめてくれるので、リンクをはっておく

また現在は、首都圏のみならず、社員の地方在住者が増え、
「名古屋」「大阪」「広島」とご支援できる地域が大幅に増えたことも大きい。

採用をしたい企業と、いい環境があれば転職をしたい人の引き合いは強く、今後も増えていくと予想をしている。

そのニーズに応え続け、さらに貢献できる幅を広げることを模索していく3年にしていきたい。

そして、来月には四半期に一回のキックオフを控えている。

当社では、これまでにMission、Valuesを掲げててはいたが、Vissionについては、定義をしてこなかった。

そこで次の向こう3年の中期Vissionを定めることにし、
新Vissionは「紹介業の理想郷づくり」を目指すこととします。

これは決して、自分達が楽をしたい、という意味ではなく、

紹介業従事者としてのあるべきは真っ当にやりつつ、
いいものをどんどん発明し、取り入れ、お客さまにベストをつくすこと

このような意味合いが込められています。

それらができたね、という評価の指標はお客様の声でしか測れないと思っているので、勘違いをすることがあれば、それはお客様からの声を聞けば明らかになっていくものかなとも思っています。

社長としての時間の使い方

で、これは本当にありがたいことでもあるし、寂しいところでもあるが、
もうすでに当社のメンバーがプレイヤーとして立っており(業界経験者しかいないので当然であるといえばそうなのかもしれないが)、自分自身がプレイヤーとして時間を使うことはなくなった。

最近の社内から上がってくる報告では、いい意味で驚かされたり、
多くのことを学ばさせてもらえている。

そのエッセンスをもらいつつ、いまは未来に向き合う時間が圧倒的に増えた。

例えば最近では、

  • CI・VIのリニューアル

  • ホームページのリニューアル(10月中旬にカットオーバーの予定)

  • Web広告の準備

  • 選考体験の商品化

  • Salesforceのデータ整備

  • 報酬制度の改定

  • MBA、その他の動画研修企画

  • 仲間集め

  • etc

などなど。

これまでに経験したことがない企画というものは、ゴールや納期が定めにくかったりする。
またそのやり方自体そのものが模索の連続で、産みの苦しみのようなものもある。

だけど、ここでまた自分のコンフォータブルゾーンに戻れば、
ペルソナの存在意義がなくなってしまうと思う。

紹介業の理想郷を展望できるよう、全力をつくす所存である。

どうかこれからもペルソナを見守っていただけましたら、嬉しいです。

今後ともよろしくお願い致します。

”スキ” ありがとうございます!フォローも励みになります!
ペルソナで働きたい・キャリア相談したい・採用の相談したい
大歓迎です!お気軽にお問い合わせください!

Twitterはじめました
Twitter

お気軽にご相談ください
LinkedIn

ペルソナ株式会社 問い合わせ先
問い合わせフォーム

▼ペルソナってどんなところか気になったら
天国と地獄もすべてを学びに変える
ペルソナで働くということ
30代キャリア漂流記

▼佐野が書きました
かかりつけのエージェントはいますか Episode2
転職エージェントに相談してみたけど
人材紹介業ではたらく人とのはなし

▼YouTubeはじめました
#1 ペルソナ創業の思いとこれまで
#2 ペルソナの事業や制度について
#3 若手社員から見たペルソナ

この記事が参加している募集

転職してよかったこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?