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キャリア支援会社の中の人がキャリアに悩み意思決定した話

みなさんこんにちは、2022年12月にペルソナにジョインした古賀です。

前職では総合型の人材紹介会社にて、
製造業領域を専門にコンサルタントを務めていました。

人生初のnote執筆でドキドキしておりますが、
私の体験談がみなさんのキャリア選択の参考になればと思い
筆を走らせております。どうぞよろしくお願いします。

私、執筆時現在で36歳なのですが、2022年は35歳から36歳に切り替わるいわば節目の年、ライフイベントが大きく動いた年でして、人のキャリアを支援する側の私が自分のキャリアにとにかく悩んだ1年でした。今回は、そんな私の体験談をみなさんにご紹介します。

どっちがどっちに移住する問題

そもそもライフイベントが大きく動いたって何よ?って話ですが、2022年7月に入籍をしました。当時妻は福岡で、私は東京でお互い生活をしていたので、別居婚というかたちで籍を入れました。

理由はなんてことはなくて、付き合っていた当時から遠距離が続いていてお互いがそれぞれの場所で仕事をしていたので、その延長で入籍をしたかたちです。

入籍手続きが無事完了しホッとしたのもつかの間、それまで先延ばしにしてきた「いつまでこの遠距離生活を続けるのか?」という議題に向き合わなければなりませんでした。

妻が東京に移るのか、私が福岡に移るのか…当初は前者で考えており、妻の勤務地を福岡から東京へ移してもらう案もあったのですが、妻の「(福岡支社だからできる)今の仕事を続けたい」という意志を尊重したく、最終的に私が福岡に移ることを選択しました。

自己犠牲のつもりはまったくありませんが、人のキャリアを考える仕事柄なのか、お互いにとっての最善を考えての決断でした。ただ、お互い九州出身ということもあったので、長い目で見て私が福岡に移る選択が最善だとも思っていました。

これまで数多くの転職希望者のカウンセリングをおこなってきましたが、いざ自分が意思決定する側に立つと、こんなにも悩むものなのかとこのとき強く感じました。

そういう意味では今回の移住・転職の決断も含めて、1社目から2社目の職種チェンジ(機械設計→キャリアコンサルタント)、転勤(前職では東京→大阪→広島→福岡→東京での勤務を経験しました)など、誰しもがキャリア形成において悩むライフイベントを自らが経験できたことは、人を支援するうえで大きなアドバンテージだととらえています。

働き方&職種どうする問題

さて、移住を決断するとなると働き方を変えなければなりません。今の会社で異動願いを出すのか?はたまた会社を変えるのか?ここもなかなかに悩みました。

実は、前職の最後の1年間はコンサルタントではなく事業企画を務めていまして、職種を変えるのかというのも考慮すべきポイントでした。そのようななか、頭の中では次の選択肢を思い浮かべていました。

A.今の会社に残り、リモート勤務で事業企画職を務める
B.今の会社に残り、福岡支社へ異動願いを出してコンサルタントに戻る
C.会社を変える

まずAが最初に選択肢から消えました。理由はシンプルで、リモート勤務でパフォーマンスを発揮できるほどの能力がなかったからです。

事業企画部では、事業がうまくまわっていくための施策を考えたり、データを分析したりすることは大変やりがいがあったのですが、わずか1年しか働いておらず能力も上がっていないのに、リモート勤務を願い出るのはおこがましいなと思ったんです。

それに自分はもう35歳。「今後何で食べていくのか?」という観点で考えると、事業企画の道を歩むのであれば、退路を断ち腹をくくってその道を進まなければとも考えていました。

しかしながら、自分の胸に手を当ててみると、その選択肢はなさそうでした。まわりくどく言ってますが、単純に「やっぱりコンサルタントに戻りたい」と思ったのが正直なところです。

であればBを選ぶのか?答えは否。最終的にCを選びました。なぜか?それはコンサルタントとして足りないものが多いと感じたからです。前職では、未経験から人材紹介の道に飛び込み、転勤先各地の採用・転職支援をさせていただいて、おかげさまでとても濃密な8年間を過ごせました。

ただ、今後長くコンサルタントとして働いていくとなると、「今の会社だから通用するのではなく個の力を強くしていきたい、自分が価値提供できる幅を拡げていきたい」と思うようになりました。以上のような理由から、最終的に会社を変えることを決めました。

「選択の正しさ」は後からつくりあげていく

そんなこんなで転職活動を進めて、最終的にペルソナから内定をいただき入社をし、現在は福岡でフルリモートで働いています。入籍してから転職するまでの5ヶ月は怒涛の期間でしたが、今振り返ってみるとこの選択をして良かったと思っています。

というより大事なのは「この選択が正しかった」と未来の自分が言えるようにキャリアを仕向けていくことだ思います。何が正しいのかなんて現時点ではわかりませんから。くれぐれも過去を悔いることだけはしないようにしたいですね。

というわけで今回は古賀の初投稿、「キャリア支援会社の中の人がキャリアに悩み意思決定した話」でした。いかがでしたでしょうか?

今回自らがキャリアに悩んだことから、今まで以上にキャリアに向き合い悩む人を応援したい気持ちになりました。私はたまたま会社を変える選択を取りましたが、当然ながら現職に残り続ける選択肢もあっていいと思います。

ペルソナは「世界に最良の選択肢を」をミッションに掲げています。こうすべきああすべきという『べき論』ではなく、その人にあった選択肢を考える壁打ち相手としてもお役に立てればと思いますので、岐路に立ちキャリアに悩む方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

ペルソナ株式会社 古賀

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