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「とりあえず応募しましょう」と言われたら

「金曜どうでしょう」ではペルソナが紹介業の理想郷づくりを目指して、どんな取り組みをしているのかをお伝えしています。

ペルソナでは仲間あつめに奮闘中ですが、いろんな方とお会いする中で「紹介業のあるある」に疑問を持ち、もやもやを抱えている方が想像以上に多いと感じました。
そこで「紹介業のあるある」をテーマにこういう風に考えていますよ、ということをお伝えしています。

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第八回は「とりあえず受けましょう」と言われたら、と題して応募先選定について書いていきます。

とりあえず応募の先には

転職活動には2パターンあります。
まずは転職することを決意しているとき。
そして、転職するかどうかは決めておらず「いいところがあれば」とゆるやかに活動をするときがあります。転職をするまでの沸点に達してはいないものの、真の安定企業はなく、いまよりも良い環境を求めて常に情報収集をすることで備えておきたいという心理が働いています。

転職活動には、友人知人やネット・SNSでの情報収集のほか、エージェントに相談するという方法があります。

エージェントに相談をしたとき「とりあえず気になるなら応募しましょう」と言われたことはありませんか?
応募からの書類通過率が●●、内定率の平均が●●なので、●●件は応募しましょうと勧めているようです。

「応募してみないとわからない」というのは一理あります。
「内定が出てから考えればいい」と言われることもあるようです。
それも数ある考え方のひとつです。

応募しようか迷っているということは、何かしらその求人に惹かれているわけで、面接で企業から直接話を聞いてみてから判断することができます。面接官が上司になる可能性が高く、受け答えで相性が合うかどうかを感じ取れたり、求人では言及されていない話を聞いたりすることもできます。

採用企業も、多くの求職者と接点を持ちたい、応募段階で意欲が低くてもまずは知ってもらいたいという意向を持っている場合もあります。

とはいえ時間は有限です。とりあえず応募の先には、面接が待っています。

しっかりと準備をしたうえでのぞむのであればよいですが、あきらかに興味が低くとりあえずの心持ちで面接をすると、双方にとって有益な時間とならないことがほとんどです。

人材紹介業に携わるものとして

人生の多くの時間を占める仕事。
転職活動は、どういう仕事をしたいのか、できるのか、求められているのかについて考えることでもあります。

”とりあえず” の温度感は個人差があります。

あまりにもこだわりが強く、全ての情報を得てからでないと応募しないと頑なすぎると、せっかくの機会を失うことになりかねません。
譲れないポイントは押さつつも柔軟さや、余白も持つことも大切です。

紹介業の理想郷づくりをしているペルソナでは「とりあえず応募しましょう」と闇雲に言うことはありません。応募数をKPIにもしていません。

「なぜ話を聞いてみようと思ったのですか?」とキャリア面談で質問すると「とりあえず応募しましょう、と求人をたくさん紹介してくれるエージェントとはスタンスが合わない。ペルソナは一人ひとりに寄り添ってくれると思った。」と、このペルソナの金曜どうでしょうを読んで返信してくださったという方がいらっしゃいます。

若いころは何が適性なのかを模索し、とりあえず応募することもあるでしょう。しかし、30代以降ともなると、自分の強み弱み、こだわりが分かってきています。

ポテンシャルで未経験から育ててもらう時期ではありません。
企業は、これまでの経験・実績をもとに即戦力として期待して採用します。

情報が溢れているなかで、いかにフィットする情報を適切に提供できるかどうか。紹介業に携わる者として、常に胸に刻んでいたいものです。

さて、今回は「応募先選定」について記事にしました。
これからも紹介業に関するアレコレについて発信していけたらと思います。
ご興味のある方は是非ペルソナをノックしてください!

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