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子どもが商品企画部メンバーになったら???子どもPeopleえぴそーど①『ピートラ』vol.34

イノベ乗組員ましもんです。
「子どもの好奇心がはじける瞬間を作りたい」パーパスドリブンで、新事業開発を模索しております。

今日は、以前書いた「社内制度を使い倒して生まれた事業アイデア」(言わば、えぴそーど⓪~以下リンク記事)のその後についてご報告します!

アイデアが、社内公式新事業プロジェクトに!

前回、社員誰でも利用できるアイデア構想のためのピートラ社内制度を使い倒してみて、思い付いた事業アイデア。
実はそれに続く、スピーディーにリソース(お金・人)を使って実行し事業の可能性を確かめるための、アイデア段階から事業化に向けての次のステップのための社内制度もあるんです。

 ・P-1グランプリ:全社員参加で、パーパス・新規性・グローバル・収益性 4つの軸において、事業化目指して具体化していくリソース優先アイデアを審査。執行部の持ち点は高いといえども、全社員で決定。
・ピープルファンド:グランプリ通過アイデアは、1年間の予算を申請し、自由にお金を使うことが可能。お金の管理・計画をファンドチームが伴走。個人起業とは違い、安心してお金を使えるのが社内新事業のメリット!!

事業化にむけての「ピートラ」制度

そこで、「出張!子ども商品企画部」と題したアイデアを、P-1グランプリにエントリー!
そして、なんと!2位で事業化に向けて採用!!
中でもパーパス=子どもの好奇心 が最高得点!(一方で収益性は最低得点、、、)
提案したアイデアは全社員50人のつっこみコメントももらえるので、採用されてもされなくても、P-1グランプリはアイデアの大事な軸を見つけられる非常に貴重な壁打ちの機会でもあるのです。

・大人は「えっ?何がそんなにおもしろいの?」って思っちゃうと思うので、絶対に大人視点を入れずに、突き詰めてほしいと思います!
・不思議な遊びがたくさんみえる化されそう。ものすごく独特の世界が生まれそう。この取り組みを通して、ピープルがさらに子どもの声引き出し力があがりそう。

社員つっこみコメント抜粋

Peopleに子どもの部署をつくりたい!

P-1グランプリ通過したため、1年間進行分のお金をもらえました!
また、通過することでの最大のメリットは、正式社内新事業として、チームで進められること。社内3名、社外1名が、早速立ち上げコアメンバーとして手を挙げてくれました。全社員参加型のP-1グランプリがあることで、やりたい人が声を挙げ、それに賛同する人が参加する、好奇心ドリブンチームの循環ができつつあります♪
チームになって、まずパーパスを手掛かりにプロジェクトのビジョンを描くことから始めました。大きな夢をチーム共通で描くことで、それぞれの得意や関心で手段や手順を分担して進めていくことが可能になる!と信じています。
子ども達が好奇心ドリブンで会社や社会にインパクトを与えていけるような場をつくりたい!その第一歩が「子ども商品企画部」、いずれは、営業部や広報部も作って、子ども中心の組織を作りたい!!
そんな大きな夢を掲げて、まずは1年間、たくさんの子ども達に出会いながらトライ&エラーを積み重ねていきます!

子どもブレスト会議は最高のイノベーションワークショップ

現在は、「子ども商品企画部」を立ち上げるべく、それに向けて子どもブレスト会議を、突発的に開催中。
子どもが繰り広げる自然体のおしゃべりの中に参加するだけで、大人の私にとってはあらゆる発見が次から次へ!!むしろ、別の新事業をすすめたり新しいアイデアを生み出すうえでも貴重な時間になるという副産物までもらってます!
出会った小学2年生~中学2年生の子ども達と印象に残った出来事を紹介。

つっこみのラスボス
子どものつっこみは、当たり前のように使っている言葉の意味を見直すきっかけに!例えば、「イノベーションって何?」に答えられますか?えっと、、しどろもどろに答えた後で語源から検索する、AIに聞いてみる、がしょっちゅう。特に横文字はつっこみ要注意!「リズムって何?」とすら聞かれました(笑)言葉の意味を追求することは、言葉に込められた思いや体験を考え直すきっかけにもなり、新しい発想にもつながります。

子どもブレスト会議こばなし①

バイアス壊しコンサル
イノベーションにはバイアス壊し!と言われますが、子どもといると自分のバイアスに気付くきっかけが多々。 例えば、「ワクワクすることからアイデアを!」と私もよく言っていますが、子どもにそれを伝えて幼児期のことを思い出してもらおうとしたら、ワクワクどころか嫌だったこと、トラウマが出るわ出るわ!「赤ちゃんって、嫌なことの方が敏感だと思うから、笑ってる時より泣いてる時を観察したほうがいいと思いますよ」と子どもにアドバイスをいただきました!

子どもブレスト会議こばなし②

おしゃべりタイムトラベラー
私にとって子どもとの会議で一番の楽しみは、小中学生の中に入っておしゃべりしているうちに自分も子ども時代に戻れる瞬間があること。
いかに怒られないようにルールをすり抜けられるか、そんなアイデアを子どもたちは日々真剣にトライ&エラーしていて、ヒットやブームを自分たちで作っていたなあと、いつの間にか大人がつくった規則突破を一緒になって考えている自分がいました(笑)

子どもブレスト会議こばなし③
ハッピー起業に挑戦する子どもたちが集まるhintkidsにも参加させていただきました

等など、ほんの一部ですが雰囲気伝わりましたか?
新事業開発、イノベーションに悩んだら、子どもを招待してみる!は、ぜひアイデアに悩む皆さんにもおすすめしたいです。絶対に何かしら持ち帰れる気づきがあるはず。

「子ども商品企画部」発足間近!?

いろんな子どもたちに出会い、つっこみを受け、自らのバイアスを壊しながら、自分自身が子どもに戻れる楽しい時間を過ごしながら進めていける新事業プロジェクト。得られるものが多すぎて、仕事というより子ども時代の遊びに近い感覚で進めています。
仲間に入れてくれた子どもたち、本当にありがとうございます!そしてこれからもよろしくお願いします。
子ども主体でアイデアを考え提案する、「子ども商品企画部」発足は夏頃目標!
それまでにも、
また、まだまだ1年間のトライ&エラーの仲間募集中ですので、これを読んで興味を持ってくださった方、子ども、大人 年齢性別問わず、お気軽にお声かけください♪
えぴそーど②、また書きます。

えぴそーど②お楽しみに!

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