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継続可能なビジネスにするには?新事業悩み相談~子どもPeopleえぴそーど⑧ 『ピートラ』Vol.66

イノベ乗組員のましもんです。
ピープルで、商品企画を約20年やってきました。
今は、2つの新事業チームのリーダーとして、ピープルのパーパス「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい」の実現のために考え、実行し、模索し続けています。
その1つ、「子どもPeople」チームでは、「子どもたちの好奇心ドリブンで、社会にインパクトを与える場をつくりたい!」という思いのもと、
1年間、子どもたちとさまざまな「共創」をしてきました。
(子どもPeopleの活動については以下ご覧ください)

今まさに、1年間の活動を振り返り、今後どんな目標に向かって進めていきたいか、じっくり振り返っているタイミング。
1年目は、子どもの好奇心の可能性を知るためにいろいろ発散して試行錯誤した年でしたが、
2年目に入る今、発散した可能性をどう集約させ、
ピープルのパーパス「新事業」として、今後どう進行していくか?絶賛悩み中です。
代表である機チョーも書いていましたが、ピープルはボランティア団体ではないため、利益につながる価値を提供できる見込みがないと継続できません。
1年目を踏まえ、いよいよ2年目、ある程度ゴールを見据えて、
今後も長く継続していくために、どういう方向性を目指していくべきか?

同じように新事業について悩んでいる方、子どもとの「共創」に関心のある方、、、ブレストしていただける方、大募集中です!

子どもとの“共創”に感じているチャンス

1年間、100人以上の子どもたちと共創活動してきた中で、チャンスは「子どもから発信される好奇心アイデア」(以下略「子どもの好奇心アイデア」)にあると自信を持っています。

子ども自身は好奇心にあふれた存在。ただ、その好奇心を人に伝えることは未熟。また、アイデアを提案する経験値もない子がほとんど。
そこで、子ども観察から子どもの好奇心はじけるものづくりをしてきた「好奇心メーカー」のピープルの出番!!
子どもの好奇心に気づく視点』+『好奇心をアイデアとして形にしてきたものづくり視点』
によって、子ども達の中にある好奇心をアイデアとして引き出す役割をしてきました。
好奇心にあふれた子ども達と、好奇心をアイデアに変える仕事をするピープルとが、それぞれの強みを活かした「共創」で生み出される「子どもの好奇心アイデア」が価値!

直近の「好奇心空間」プロジェクトでは、
株式会社オカムラさんの共創チームが、「子どもの好奇心アイデア」に興味を持ってくださったところからスタート。
関西、関東の2つの学校の子ども達一人一人の好奇心アイデアを元に、みんなの好奇心を紡ぎ合わせた空間アイデアの実現に至りました。

好奇心空間プロジェクトの共創メンバー(関西)
子どもの好奇心アイデアが、オカムラさんの手で一つの空間図面に!(関東)

ダイバーシティな働く環境として実際取り入れられそうなアイデアが生まれ、
参加したオカムラさんとの振り返りでは、「子どもの好奇心アイデア」実現のチャンスを感じたという声だけでなく、自分の「好奇心」を大事にしたいという心境変化の声がたくさん寄せられました。

・自分では思いつかないアイデアに脱帽。実際の商品にも取り入れたいアイデアももらえた。
・好奇心の多様な視点から物事を見れるのが素敵!働く環境にも活かせそう。
・子ども達の斬新な好奇心、発想に刺激を受けた。人と違うことを恐れず好奇心に向き合いたい。
・自分の好奇心にまずはとことん向き合うことで、他の人の好奇心にも気づき、尊敬する気持ちが生まれることに気づけた。

オカムラさん感想引用

子どもとピープルとの共創だからこそ生み出される「子どもの好奇心アイデア」が、社会(オカムラさん)に価値として感じてもらえたように、
「子どもの好奇心アイデア」は、
単純にアイデアとしての価値だけでなく、社会を好奇心でエンパワーメントする可能性を持っている!!
とチャンスを感じています。
そして、
今後、子どもの好奇心アイデアがもっと広く社会にお披露目されることで、ピープルのパーパスが世の中に浸透することにも繋がるとも信じています。

悩んでいること

1年目、出会う子ども、テーマ、もさまざまに試してみたからこそ、子どもの好奇心の可能性や好奇心探究を深ぼることができました。(そもそも、1年目の好奇心全開でトライさせてもらえる会社の環境に感謝です。自由に挑戦させてもらえたからこその発見がいっぱいでした。)
これからの2年目、1年目ではいろいろ広がりすぎた方向性をいったん絞って、集中していきたいと考えています。

どんな方向性に集中すると、「共創」=子どもとピープルのWinWinを大事に、ビジネスとして事業継続できるかの試行錯誤ができるのか?
試行錯誤の結果、途中でゴールが変わってもいい。ただ、いったん2年目のゴールや試行錯誤する上での優先軸を明確にしたい。

・子どもの好奇心アイデアで、一番社会にインパクトを与えられること
・ピープルの強みが活かせ、利益につながる未来が見えること
・子どもが好奇心ドリブンで探究できること
などなど、
大事にしたいことを言語化しつつも、いくつも方向性は考えられるがゆえに、絶賛悩み中。
出会った子どもたちを見習って、好奇心ドリブンを大事に、悩みに向き合って、次に進んでいきます!!

〜最後に〜

子どもPeople」の1年を振り返って、
「子どもPeople」の活動をする中で出会った100人以上の子ども達は、
私にとって、子どもだけれど、仕事仲間であり、好奇心を探究する同志のような不思議で特別な存在で、共創によって好奇心の概念を常にアップグレードさせてくれました。
関わってくれた全ての子どもたち、関係者の皆さんに感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。



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