凸凹がひどい系主婦のいわこはん

保育士/看護師/児童発達支援管理責任者/ADHD/ASDなひと。 書くのが好きで、書い…

凸凹がひどい系主婦のいわこはん

保育士/看護師/児童発達支援管理責任者/ADHD/ASDなひと。 書くのが好きで、書いてます。デザインも少し。 凸凹の自分も愛して生きていくため、日々の記録とお勉強のアウトプットNOTE。

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最近の記事

8月のおわりに〜看護師をめざしたわけを思い出すには理由がある〜

私には右手がほぼない状態のいわゆる先天性肢体不自由児の弟がいた。そんな彼が6歳の時、私と言い合いをしている中、急に「鼻血が止まらない」と言いだした。ティッシュで押さえても押さえても血が止まらない。母が「これはおかしい」と病院に慌てて連れて行った。それから母だけ自宅に戻り、荷物をまとめ家から当時1時間ほど離れた大きな病院に入院することになり、帰ってこなかった。 私は、保育士を取得後、准看護師を取得し、正看護師になった。そして、正看護師として勤務したのちに再び障害のある子どもた

    • 半年間の連続コーチングをうけていました。-歳を重ねてやっと見えてきた自分らしさ-

      はじめてコーチングの良さを感じたコーチ。それがきのこさんとの出会いだった。女性向けキャリアスクールでのオンラインコーチング。「WEBデザイナーになりたい」と憧れ入るもPC操作に苦戦し心が折れていた。 SNS上やキャリアスクールのプラットフォームでの他の人の作品をみては落ち込む生活だった。「気軽に聞けますよ」と紹介されたもくもく会(わからないことをオンライン上でTAという先生というより先輩に聞く無料の講義)が毎日あっていたが、参加しては落ち込んでいた。 「右クリックができま

      • 美しさの中に潜む恐怖-それでも海は蒼く心を癒す-

        夏休み約5年ぶりにふるさとに帰る。「何もない」と思って育ってきたそのふるさとは、この頃テレビでもよくとりあげられている。そして、いつの間にか出身を聞かれると「いいとこですよね!!」と言われるほどメジャーになった。 しかし、島をでたことがなかった頃の私は、その景色が日常だった。いいところなんて微塵も感じたことは、なかった。 目の前に海が広がる漁師町は、私の親に限らず、ほとんどの大人が漁業・牡蠣養殖など海に関わる仕事をしていた。スーツを着て仕事をするような大人は公務員くらいだ

        • 発達障害児・グレーゾーンキッズのみなさん、習い事どうしてる?

          昨日から、夏休みに入った。 真っ黒な小中学生がバスに乗り込んだり、自転車をこいだりする姿をみて「かっこいいなぁ」と思う。その反面、我が子は今日も家にいる(夫在宅ワーク)とちょっぴり心の奥底がちくちくしながら、友人に会うべくバスと電車を乗り継いで街へでる。 野球男子が好きな私にとって、完全に親の希望で子どもができたら、野球やサッカーをするのかなぁなど思い描いたりもした。 しかし、その夢が叶うことはきっとこれから先もない。息子には、まわりと合わせることが苦手という特性があり、

        8月のおわりに〜看護師をめざしたわけを思い出すには理由がある〜

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        • 日常のあれこれ
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        • 日常
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        • 発達支援お勉強
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        • 療育あれこれ
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          支援級、一学期どうった?-軽度知的障害児のリアルな学校生活-

          発達障害児•グレーキッズ家族のかけこみ寺「ゆるりは」を運営しているいわこです。 今回は、「ゆるりは」でも話題にあがることが増えてきた普通級、通級、支援級、支援学校について考えてみました。 「私が迷いなく、子どもを支援級にいれた理由について」と「一学期の様子」を合わせて記述しています。ちょうど今学級選びでなやんでいる方の参考になれば幸いです。 学校にはいるまで 1.支援級を選んだ理由その1 大きな理由は兄が利用していたので、先生方のサポート内容を理解していたから。 とは

          支援級、一学期どうった?-軽度知的障害児のリアルな学校生活-

          自己紹介 #1.父のこと

          改めまして、自己紹介をしたいと思います。 今年に入り、発達障害児・グレーゾーンキッズ家族の発達相談かけこみ寺「ゆるりは」を立ち上げました。キャリアスクールで出会ったライターさんに長編のインタビュー記事を書いてもらっているので興味がある方は(いるのか?)そちらを読んでいただけたら嬉しいです♪(長編なのでPCで読むことをお勧めします) 自己紹介第1弾は、「父のことに」ついて書きたいと思います。 家族のことを書くのは、家族からの反対もあり控えていました。が、出会った人・友人に少し

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          SHElikesを卒業しました

          SHElikesというオンラインキャリアスクールを卒業した。SHElikesで学んだ1年半という期間。考えると今までで一番短い学校だったかもしれない。期間は短かったけど、とても濃厚で実りある日々をおくれた。 この日々を忘れないように、今の気持ちのままに書いていくことにした。誰かのきっかけにこの記事もなれるだろうか。 SHElikesに入会を決めたワケ2021年9月末。私は仕事を突然辞めた。 管理者になり、ほとんどの決定権と責任を任され、自分が設立した様な錯覚に陥るほど、何も

          40代、人生折り返しのライフチェンジ!まだまだやれる!!

          あの空の青さ あの海の青さ 船の音で目が覚める日々 息をするのがこんなにも清々しいことを 私は当たり前だと思って育ってきた 人混みをかぎ分けて電車に乗って生活することがこんなにも苦しいことを 知らなかった 隣に住んでいる人の顔も名前も何をしているのかも知らないのが当たり前の 世界があること すれ違う車もすれ違う人もみんな知っている 何かすればあっという間に広がる噂話。良い話はほどほどに、悪い話は瞬足で。 そんな世界が あの頃は 苦しくて苦しくて飛び出した。 20代3

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          マミートラックからも脱落した主婦の叫び

          総理大臣の「育休中に学び直し」が物議を醸し出している。そんな中、「マミートラック」というあまり聞き慣れない言葉を目にする。 マミートラックとは仕事と子育ての両立はできるものの、昇進・昇格とは縁遠いキャリアコースのことを指す。 育休から復帰すると、子なしの時のような働き方をすることは難しい場合も多い。責任のある仕事を任せられなくなったり、部署移動されたりとすることもある。 これらは、平成 21 年に厚生労働省から発表された指針で「育児休業及び介護休業後においては、原則として原

          マミートラックからも脱落した主婦の叫び

          おすすめ本「発達障害サバイバルガイド」

          Twitterでこの本のキャッチーなタイトルを見た時から気にはなっていたが「もう私はすでにサバイバルグッズは手に入れているから必要ない」と思って読むには至らずだったのだが、息子の通院先の待合室に、「おすすめ本」として置いてあったので手にとってみた。 すると、「もうこれは買おう!」となったのは有益な情報が盛りだくさんだったことやポンコツなのは「私だけではなかったのだ!」となんだかいつも惨めな気持ちになっていた自分を慰めることがこれから先もできる本だと感じたから。 その本が「

          おすすめ本「発達障害サバイバルガイド」

          2022年のふりかえり

          大晦日の本日、やっとく。 1月 SHElikesライティングスタート 2月 ライティングFBで心折れる、発達支援の仕事依頼で浮かれる 3月 携帯変える 4月 新しい職場の研修手応えあり 5月 管理者の仕事スタート 6月 記憶なし、SHE休会 7月 引っ越し、仕事辞める 8月 失業保険手続き、片付け 9月 SHE休会明ける、WEBデザインスタート 10月 PHOTOSHOPつまづく 11月 コーディングで肩こり、WEBデザインココロ折れる 12月 ワードプレス楽しい、SHE

          仕事はしてもしなくてもしんどい。ストレスを軽減させる認知行動療法をしてみた。

          ・仕事はしてもしなくてもしんどいもの職業の欄に、まさか自分が主婦と記入するなんて想像していなかった。 主婦といえるほど、家事もしていないし、育児もしていない。 無職と書くようにした方が良い気がしてきた。 フルタイム社員、短時間社員、パートタイム、そして無職。 経験してみて初めてそれぞれの立場を味わうが、仕事はしてもしなくてもしんどいと思う。 それが、独身だろうと子どもがいてだろうと変わらずしんどい。 「いや、子どもがいた方がしんどいよ!」というお母さんたちから声が聞こえて

          仕事はしてもしなくてもしんどい。ストレスを軽減させる認知行動療法をしてみた。

          発達障害と感覚統合 (利き手の定まらない息子の例から紐といてみた)

          自分や子どもに発達障害があると堂々と話していると、「実はうちの子も・・・」と相談されることが増えてきた。そして、「診断がなぜいるの?」といった悲痛な声もよく耳にするので私なりの考えをまとめてみることにした。 2012年に児童福祉法の一部が改正され、それまでは障害別だった通所支援が一元化され”障害児通所支援”いわゆる放課後等デイサービスや児童発達支援施設が開設されだしました。それと比例して、発達障害児の人数もここ10年内で一気に増加し認知度も広がっているように思われる。 一

          発達障害と感覚統合 (利き手の定まらない息子の例から紐といてみた)

          大人こそ知っておきたいSNSの付き合い方

          現在入会しているオンラインスクールの特別イベント「大人こそ知っておきたいSNSの付き合い方」が実りある学びとなったので忘れないうちに記事にする。 考えると確かに子供の心配をする前に、実は私のような40代50代以上の大人の方がITリテラシーが低いのかもしれないなと・・・。 検索すると、やはりそういったデータが出てくる。20代に比べ、30代以上は情報リテラシー(情報と識字を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のこと)も低いことがわかる。 ”大人の方が

          大人こそ知っておきたいSNSの付き合い方

          「偏見とどう付き合うか」

          先日あるツイートに返信をしたところ思いの外、反響があったので、改めて障害者や障害児への偏見について考えてみた。 ツイート内容がこちら👇👇 いわゆる保育士の偏見ともとれる話を耳にしてしまった発達障害の子をもつ保護者のツイート。 このツイートには、さまざまな意見が寄せられていた。 保育士だから、皆が偏見がないわけでない。発信者を励ます声が、そのほとんどではある。 しかしながら、こう言った偏見は耳にしないだけまたは口にしないだけで専門職だろうと持っていることも珍しくない。

          「偏見とどう付き合うか」

          障がい児子育て奮闘記〜もうすぐ小学生だけど、箸を持ったことはありません!〜

          先日、Twitterで「幼稚園・保育園でなんでも練習させようとしないでください、箸の練習をする道具が今はいっぱい可愛いのが売っているのですから、家庭で少しでいいんです。練習させてください」といったツイートを見てしまった。 正直、愕然とした。 本当に保育士・幼稚園教諭のツイートだろうか?と確認したほどだ。でも、これが保育園現場で少しだけだが、勤務したことがあるが現実だったりとする。 専門職とは名ばかりで、知識のなさを露呈してしまったツイートだ。 予想通り、炎上し、ツイートは

          障がい児子育て奮闘記〜もうすぐ小学生だけど、箸を持ったことはありません!〜