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半年間の連続コーチングをうけていました。-歳を重ねてやっと見えてきた自分らしさ-

はじめてコーチングの良さを感じたコーチ。それがきのこさんとの出会いだった。女性向けキャリアスクールでのオンラインコーチング。「WEBデザイナーになりたい」と憧れ入るもPC操作に苦戦し心が折れていた。

SNS上やキャリアスクールのプラットフォームでの他の人の作品をみては落ち込む生活だった。「気軽に聞けますよ」と紹介されたもくもく会(わからないことをオンライン上でTAという先生というより先輩に聞く無料の講義)が毎日あっていたが、参加しては落ち込んでいた。

「右クリックができません」なんて、聞いていたからね・・・

そんな中、背中をおしてくれたのが、今回のコーチきのこさんだった。

「頑張ろう」
そう思った私は、その日から頻繁にもくもく会を予約し質問も恥をしのんでした。「せっかくお金を払っているのに確かに聞かなければもったいない!」と思えるようになった。


それから、しばらくしてきのこさんがキャリアスクールのコーチを卒業することを知る。ただただ、悲しかった。いったいどこに、いくのー!!😭と。

しかし、きのこさんの卒業は前向きな卒業だった。いわゆる独立だ。
すぐに、無料の相談に申し込み連続6回コースの契約をした。
「迷いがなかったか?」といえば、嘘になる。
他のコーチングに比べれば安いが、現在無職の専業主婦には痛い出費である。

それでも、私は変えたいことがあった。これで変わることができたら安いものだ!そう思った

マイナス思考、他責思考、ダメな自分をどうにかしないと私は人を傷つけていく。

自慢ではないが、私は人脈は広い方だ。先日、商工会議所に行った際もあらゆる人に声をかけまくってLINEを交換した。おそらく実家が旅館業ということも背景にあるのかもしれない。

しかし、意識して浅い付き合いしかしないようにしている。

近づけば、かっとなる自分の本能的な部分で人を傷つけてしまう
そう思っている。

仕事においても、「自分がやれば早い」という思いや人に頼まれたり期待されたら嫌でも嬉しくてやっていた。そして、オーバーワークになることがしょっちゅうだった。自分のことについてわかっているようで、わかっていないそれがきのこさんのコーチングをうける前の私だ。

人が好きだから、人と関わる仕事をしていきたい。
でも深く関わると、うまく関係を築けない。

そんなもどかしさは、パートで浅く短い時間仕事をし、オンライン上でコミュニティを作って相談をうける。そして、セラピストにつないだり、情報提供をするということでやりたいことをぼんやりと考えていた。

1回目のセッション記録

テーマ:今やりたいと思っているコミュニティをどう進めていくか?

・コミュニティをスタートしながら、新しいパートもスタートすることがきまっていたので、大丈夫なのか不安。
・5年後までには現場にたたないでもスタッフのマネージメントや収支管理、人材育成などができるようにしたい。
・今できることは、焦らず長期計画を作ること。
・できないことをやらなきゃと思わずに、「断る勇気をもつ」
・「こうしなければならない」となってしまうのが嫌だ。もっと広い視野をもちたい

次までにやること
・コミュニティの長期計画をたてる
・対面でお話会をする
・嫌いな人ワークを実践する。

このように、毎回丁寧なセッションの後にLINEでまとめたメモを送ってくれる。コーチング期間中は、何度も何度もLINEを見て確認をしていた。

2〜5回目までの色々

2月に始まったセッション。5回目までに私はパートの面接を4回受けます。うち、医療を必要とされる子ども達をお預かりするデイサービスで午後のみ勤務することにした。

ちょうど、コミュニティの運営のことをしながら、家庭との両立もできるいいバランスかなぁと思ったが・・・
そううまくは、いかず。

30分の運転と気を使ってもらうもやはり重労働。だんだん朝起きる時に腰の痛みが出だす。
(何度か腰を痛めた経験かあるのでわかるこれ以上やれば、急性腰痛症になる)

これは、いかん!と、管理者に退職を申し出た。
しかし今月シフトがでてる分は、でてもらわないと困ると言われる。

「あと、1ヶ月頑張るしかないのか」と思い込んでいたところ。
ふっと、きのこさんのコーチングでのセッションが頭をよぎる。

「今、あなたのその状況が大切な友達や子どもだったら、なんて声をかけますか?」

答えは一択だった。
「これ以上続けたら、歩けなくなるかもしれないので今日までで退職させてください」とお願いをし退職手続きを済ませた。

罵倒されることも覚悟し、裏で陰口をいわれていることも予測し、守るべきは自分の一つしかない体。
体を大切にしたい、と同時に自分を大事にしたいとはじめて思った瞬間かもしれない。

6回目のセッション

ふりかえりのシートを毎回送ってもらえるのだが、この日話した内容。
なんと、1回目の時に話したこととほぼ同じだった!


それほど、私は「発達障害児・グレーゾーンキッズ家族の駆け込み寺ゆるりは」の活動を、人生かけてやりたいと思っているんだと認識する。

そして、療育の時にいつも保護者さんへ説明していたことを自分にあてはめて考えると、すっーと入ってくるものがあった。

「どんなに訓練しても自分自身の思考の癖って、人は忘れるようにできている生き物だし、脳を変えない限り思考を変えることは正直難しいんです。」

「でも、その思考の癖も自分なんだよ、またマイナスに捉えちゃったね、でも大丈夫。きっと、明日はいい日になるって思えるようなツールをみつけていきましょう。嫌なことがあっても好きなことで補ったりリフレッシュしたりそんなこともあるよねって気分を変えれるなにか、私たちは親御さんと一緒にそのツールさがしのお手伝いをできたらと考えています」
と利用者へ説明していた私…。

「おい。おい。自分に言ってあげなよ!」と我ながら思ったわけです。
40超えて、ようやく気づいたんです。
私は、私なんだと。

気づきとまとめ

愛着障害があるとわかってからは、なるべく友人ではなく知り合いとしてかかわることを意識してきた。

そうしないと、迷惑をかけてしまう。人を傷つけてしまう。
今もその気持ちは、そんなにる変わらないのはまだ愛着障害の治療中だから。

いろいろなところに居場所を見つけて愛着障害を克服したら、本当に近くに居てくれる人たちを友達と呼んでいいのかな。

「共感力・需要力が高いからこそ、メンタルが傷つきやすいのでは?」ときのこさんからのやさしいフィードバックに心が癒される。
そして、何かに許されたような気持ちになった。

自分がやるべきこと、やらなくてもいいこと、意見をうけいれる、受け入れない。どんなに浅い付き合いでもでてくるこういった課題に対して自分の体のメンテナンスをきちんとすること。
周りを頼ること、人に頼ること。これがいわこさんの土台作りにかかせないのかもしれません。

と言われ、「こんなにわたしのことを冷静にみてくれた人がいただろうか?」と感謝しかない。
やりたいことができないもどかしさや、ポンコツな体、発達障害のある子ども達、何もかも嫌になりそうな日々だった。

でもきっと、それは、環境を整えて自分のことをよく客観視していれば防げたことも多かったのかもしれない。
自分に優しくすることは、まわりにとってもいいことだと今は思える。

結果、きのこさんのコーチングは連続がおすすめ

きのこさんのコーチングは1回うけたら、もう、大丈夫!と3回目くらいでコーチングいらんなとか思ってたりするほど満足度高かった。

しかーし、連続してうけることで自分の思考の癖を本当に嫌ってほどわかることができます。
結果、自分が嫌いだった私は、そうでもなくなった。
みよ、この満面のすっきりした表情を笑。

最後のセッションでパチリ

最後に

突然にはなるんだけど、「療育」ってことばをつくった高木憲次さんというおじさま。療育という言葉に込めた意味合いを昨日YOUTUBEで知った私。

肢体不自由児のお子さん達に対して、教育だけで補いきれないことを早くから、どんなに生きづらさがあっても、どんなに体が不自由でも、いろんな工夫をして人生を楽しめるように可能性を広げるために治療していこう」と療育という言葉を教育プラス治療を合体させて作ったそう。

もうさ、肢体不自由児の兄弟の元に産まれた私のことよ。
勝手に使命感でちゃうじゃん。

人生かけて、誰もが発達障害があるのでこんなサポートをよろしく!と言える世の中にしたい。
ゆるりはを最低でも5年続けること。行政へ当事者の思いや意見を届けれるような団体にするのが今の夢。

こんなことを堂々と話したり書いたり、できるようになったのもこれも全部私なんだと思って自分を大切にしていきたいと思っているから。

「書くことはいわこさんにとって、生きがいにもつながているのかもしれないですね」と言ってくれたきのこさん。

そうなんです、私は幼い時から本を読み、書くことが好きでした。
書く喜びを思い出させてくれて、そして、生きやすさをともにみつけてくれて本当にありがとうございました。

※わたしのイチオシコーチきのこさんのコーチングは下記リンクから。

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