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おすすめ本「発達障害サバイバルガイド」

Twitterでこの本のキャッチーなタイトルを見た時から気にはなっていたが「もう私はすでにサバイバルグッズは手に入れているから必要ない」と思って読むには至らずだったのだが、息子の通院先の待合室に、「おすすめ本」として置いてあったので手にとってみた。

すると、「もうこれは買おう!」となったのは有益な情報が盛りだくさんだったことやポンコツなのは「私だけではなかったのだ!」となんだかいつも惨めな気持ちになっていた自分を慰めることがこれから先もできる本だと感じたから。

その本が「発達障害サバイバルガイド 借金玉著書」


ざっと、内容は下記。

ADHD当事者である著者が、発達障害・グレーゾーンを抱えながらも
どうにか「食っていく」ための生活術を紹介。
「片づけられない」
「マルチタスクが無理」
「不眠がヤバい」
「在宅ワークでサボり癖がある」
「二次障害のうつがつらい」
など、発達障害・グレーゾーンのあらゆる困りごとを全て網羅。
どれも著者自身が34年間の「どん底人生」から試行錯誤の末に
手に入れたメソッドのため「圧倒的解像度」で、悩みが解決します。
イラスト入り、具体的な道具も紹介!
世界一意識が低くて、世界一役立つ決定版の1冊です。

amazon商品紹介ページより引用

書いてあるとおり発達障害者・グレーゾーンの方々が抱えやすい困りごとに対して具体的に乗り越える方法をサバイバルガイドとして伝えている。

しかし、発達障害者といっても人それぞれで、困りごとがまるで同じな人はいないので全部わかる!全部役に立つ!ということはもちろんなく、私のようにどちらかといえば、ADHD(不注意型)にあてはまるサバイバルガイドになっているように感じた。

できるであろうことはできず、やらないでいいことをやってしまう。

まるで、私のようにいわゆるおっちょこちょいな人むけ。
私は、今まで自分を「どんだけアホなんだろう」と思いながら生きてきた。ちょっと思い出してもひどいポンコツ具合。以下、ポンコツ5をあげてみる。

①夜勤中に、もちを焼いてボヤ騒ぎ
②大事な研修に教科書を忘れる
③携帯の暗証番号忘れてアプリが落とせない
④子供の遠足を忘れる→もちろん弁当も忘れる
⑤方向音痴すぎて、職場に辿り着けない

もうね、⑤の方向音痴があるせいで、仕事ができない。だって、職場にたどり着かないものだから。
こうなってくると、著者がいうように生きること自体がサバイバル…。


というわけで、本から学んだ打開策で1番私にパキッと当てはまった言葉。

向いてない仕事は徹底的に避ける

いやぁ〜そうだ、そうだ。そういうことだ。
苦手なことも「頑張ればどうにかなる」と言われて育ち、職場でも他の人より覚えが悪かったりでできないと「やる気がない」とうつったり、しんどい思いをしてきた。だけどさ、苦手なことは頑張っても苦手なんよ。だから、過ごす時間が多い仕事でそれを選んだらそりゃ不幸でしかない。
苦手なことはやらなければいい。

「失敗は、学び」

失敗だらけだけど、それさえも前向きに変えましょうと。
失敗することで、自分に何が向いてないかがわかるという視点。
失敗だらけだから向いてないことだらけかと思っていたけど、よく考えると同じ職種だから失敗も同じようなことが出てくるのは当然なのだと。
これから、求職活動する上でとても参考になった。

「仕事ができない」は自己分析の解像度が低い

うー耳が痛いお言葉。
というわけで、自分のことをよく知るために4つの分類から自分の鬼門を見つけようという省がありやってみた結果。

私の得意ややりたくないことが見えてきた!

他にも、日常生活における困りごとへの対処法がたくさん載ってるよ。絵や写真もたくさんであまり本を読むのが好きでない方もサラッと読めるんじゃないかなと思うおすすめ本です。

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