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SHElikesを卒業しました

SHElikesというオンラインキャリアスクールを卒業した。SHElikesで学んだ1年半という期間。考えると今までで一番短い学校だったかもしれない。期間は短かったけど、とても濃厚で実りある日々をおくれた。
この日々を忘れないように、今の気持ちのままに書いていくことにした。誰かのきっかけにこの記事もなれるだろうか。

SHElikesに入会を決めたワケ

2021年9月末。私は仕事を突然辞めた。
管理者になり、ほとんどの決定権と責任を任され、自分が設立した様な錯覚に陥るほど、何もかも任せてもらえていた仕事だった。

何もかも完璧に思い描くように仕事をしたかった。
頑張れば頑張るほど、空回りしているのは薄々気付いていた。
それなのに、子どもたちが悲鳴をあげ、私を求めることが鬱陶しくなって仕事ができない歯痒さを感じずにはいられなかった。

「ちゃんと仕事がしたい」

独身・子どもがいない社員さんや子どもがいても祖父母が近くで助けてくれる他のスタッフが羨ましくて妬ましかった。
なんで私だけこんなに上手くいかないんだろう?
その溜まり溜まったストレスの吐口は子どもたちへ向いていた。

ストレスで寝れない、イライラがおさまらない、すぐに感情が揺れ動く、限界がきていることは気づいていたのに走り続けた。
そして、ある日をきっかけに「もう、ここに来れない」と心が途切れた。
私生活との境界線さえも曖昧になっていた私の居場所だった場所が、もう二度といけない場所に変化した瞬間だった。

退職後、今まで忙しくしていた隙間を埋めるかのように色々な研修を受けた。
そうでないと、不安で押しつぶされてどうかなりそうだったから。
そんなある日、SNSでオンラインで受け放題というよくある広告。
WEBデザイン、ライティング色々学べるのかとホームページをスクロールしていくと「私らしい働き方をかなえる場所」という文字が目に留まる。
無料という言葉に踊らされたのも事実だが、無料体験付き説明会を申し込んだ。

説明会を聞いて「そんなうまい話ある?」と思う反面、在宅で幼い子どもがいながらデザインの仕事をしている友人がいたのでフィクションの世界ではないんだとは思って聞けた。
次に子どものことで何かあっても、対応できるようなスキルを私でも手に入れることができるかもしれない。淡い期待が頭を駆け巡った。
そうするうち流れるようにボタンを押して説明会という名の申し込みが終わった。
なかなか高額な入会金は、管理者をしていた時に自分の施設を立ち上げたいと貯金していたものを誰にも相談せず投資した。

SHElikesに入ってから


それから、本格的に学びをスタートしたのは、2022年の1月。
今月で、ちょうど1年半ほど学び続けた。
ライティング、WEBデザイン、ワードプレス、イラストレーター、ブランディングなど浅く広く学んだ。

ライティングを最初にしたのは好きだったことも関係するのだが、パソコンだと思っていたものがタブレットだったからである。アホすぎだ。それほど、ITスキルがなかった。(今もそんなにないが。)
パソコンを購入するまで、しばらくライティングや他のコースを見て早く卒業しようと決めていた。なぜなら、入会金とは別に毎月料金がかかるからだ。
無職に毎月◯万円は痛い・・・

卒業を決めた理由


卒業を決めるきっかけになったのは、何かの卒業制作を出したからではない。
卒業と名の付くものは、何も出せていない。

卒業を決めた理由は、ある程度コース受講し学び自分にはデスクワークは向いていないなとわかったからである。考えると学生時代のバイト生活を入れても、デスクワークを仕事にしたことが一度もなかったので分からなかったのだ。

コミュニティサポーター挑戦

卒業を前に「せっかくだから、思い出を作ろう」と入ったコミュニティのサポートをする役サポーターに手をあげた。
これは、大正解だった。

毎日が青春のように日常が変化した。
高校を中退した私にとっては、青春をどこか置いてきたような状態だったからかもしれない。サポーターをしていた3ヶ月という期間は、高校生の頃に戻って青春をとりに帰ったそんな日々であった。

夜遅くのミーティングも、コミュニティプランナーさんが飛行機に乗ってやってきた日も、初めての拠点にオンラインで何度も話してるけど会うのは初めての人と行く時も青春を感じていた。
その度に、楽しくてしょうがなかった。

そういえば、「WEBデザインやライティングがすぐにできるようになる」と思わせるような広告に「騙された!」と、思ったこともある。
確かに、一部には簡単にできる人もいる。
でも、ほとんどの人は泥臭くもがきながら頑張っていた。

色んな人がいる。
そういうところも、キャリアスクールならではなのかもしれない。年代、ライフスタイル、住んでる場所が違ってても、共に学び刺激し、そして、出会えるなんてすごいことだ。

学び方は、自由で自分らしく自分のスピードでいい。
人と比べない。
私なんてが禁句。

前向きな決まり事は、後ろ向きな私さえも「そのままでいいんだよ」と抱きしめてくれた

本当にやりたいこと

コミュニティ活動が楽しくなった頃、卒業を決めていたのにもっとSHElikesにいたくなった。
「こういったコミュニティをやっている場所を知らない?」とメンバーに話していたら「ないなら作ったらいいんじゃない?」と言われる。
「あなたならできるよ」そう言ってもらえたことは、とてつもなく嬉しく前に進むきっかけとなる。

できると言われたら、できそうな気がした。
そして、声に出していったら、なんとコミュニティ内に同じ境遇のママがいた。奇跡だと思わずにはいられなかった。

ホームページの完成と共に卒業を決意

デスクワークはむいていない私だが、触れるようにはなっていたホームページ作りをスタートした。ロゴやイラストは、コミュニティで知り合った仲間に依頼する。すでに作る人の人柄やデザインを見てきただけに信頼して頼むこともできた。

コミュニティ運営も、SHElikes内にいる先輩たちに相談しながら私らしいやり方をみつけていく。そう、ここまでやってきて気づく。
誰かの真似をしても上手くはいかないのは、それは私じゃないからなのだ。
私らしいやり方でやらないと上手くいかないのだ。

その方法はやってみないとわからない。ふと気づくと、ホームページを作るだけでなく、コミュニティの運営をするという大きな決断をいつのまにかしていた。

終わりに


SHElikesの広告に載るようなキラキラした感じのシーメイト(SHElikesの受講生のこと)ではなかったけれど、シーマインドに触れることができたことは私の人生でとても大きな出来事だった。

おそらく、2年前のメンタル崩壊な出来事がなければSHElikesに入会をしていない。なんとも皮肉なものだけど、ピンチがチャンスとはこのことかもしれない。
2年前の出来事をSHElikesで出会った人々のおかげで、私は自分自身を許すことができていったように思う。
急に仕事を抜けるなんてほんっと、信じられないと自分自身が自分を許せなかったんだ。

だからこそ、こんな自分さえも受け止めて、一緒に過ごしてくれたみんなに感謝しかない。単なるキャリアスクールで終わらない、学びを続けることを考えてくれるこのキャリアスクールは本当にすごいと感じる。

出会ってくれた方々、本当にありがとうございました。
そして、えり社長SHElikeを作ってくれて本当にありがとうございました。
私は、SHElikesに救われました。








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