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わが子をアダルトチルドレンにさえないために、知っておきたいこと

前回の記事で、子どもが大人になって「生きづらさ」や「対人関係の問題」を感じるインナーチャイルドになる要因として、子ども時代に子どもらしく生きられなかったことがあるとお伝えしました。


子どもは、本来、わがままで自分中心で聞き分けの悪い状態が、健全で健康的な姿なのです。

心理学者の加藤諦三先生の著書で『人生の悲劇はよい子に始まる』という本があります。

親を困らせない子、親の期待に応えてばかりの子、聞き分けのよい子というのは、親にとっては好都合でも、実は、かなり心配で、心理的にあぶない可能性があるのです。

このようにお伝えしたところ、noteの読者の方から、以下のような質問を受けました

子どものわがままをそのまま許容するのがいいというのは、それはあまりにも甘やかしているし、親として大変ではないでしょうか?

そういう風に考えるのも無理はないです。

僕は、子どものわがままに奉仕せよとか、子どものわがままな欲求をそのまま満たせと言ってるワケでは決してありません。

子どもは、本来わがままな存在であり、その存在を受け入れつつ、行為として、できないものはできない、だめなものはダメと言えばいいのです。

存在を受け入れるためには、わがままなことをいう子どもに対して、親が不機嫌になったり、感情的になって怒りをぶつけたりしないということが重要となります。

子どものわがままに対して、親が不機嫌になるあるいは親が怒りの感情をぶつけるということは、子供にとっては自分の存在が拒絶されるのと同じ体験になります。

つまり、わがままを言うあなたという存在は認めませんっていうメッセージを子どもに伝えることになります

ですから、わがままを言う子供に対しては、わがままに従う必要はありませんが、かと言って不機嫌になったり怒りをぶつけたりするのではなく、できれは冷静にできないことはできない、だめなものはだめと伝えたり、感情的ではなく、理性的に叱ればいいのです。

くれぐれも、「そんなわがままなことをいう子は大っ嫌い」とか、「そんな聞き分けのないことをいう子はうちの子ではありません」、とか言わないようにしましょう。

また、感情は爆発はしないけど不機嫌になって無視をするという行為もNGです。

これらは、子どもの存在を否定する行為であり、それが、大人になって、子どもの生きづらさや人間関係の不全につながっていくということを、ぜひ少しでも多くの方にしっておいてもらいたいと思います。


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