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パートナーに当てはまる?アダルトチルドレンになる要因とは

前回の記事で、パートナーの心が不安定である理由として、機能不全家族で育った可能性を紹介しました。

機能不全家族で育ち、大人になっても「生きづらさ」「対人関係の問題」を抱えるに至った人をアダルトチルドレンといいます。

今回は、アダルトチルドレンになることの背景について説明していきます。

子どもにとっての甘えの重要性


子どもにとって、子どもらしく育つことが、健全な心の土台を築く上でとても重要です。

子供は本来自分中心でわがままな存在なんです。それが子供の健全な健康的な姿なんです。

子どもは本来、自分中心でわがままで、どこまでも自分の欲求を優先するそういう存在なんです。

子どもは、相手の立場とか期待とか、そんなことは二の次で、自分のやりたいことをやる、言いたいことを言う、時にそれによって相手を困らせることもある、それが、子どもらしいという状態なんです。

それは言ってみれば、「甘え」なワケです。

心理学的にいうと、子どもは、親や養育者に存分に甘えることができることで、心の中に、安全基地が確立されます

そしてその安全基地が、その後の人生で心理的に自立していく上での土台となるのです。

子どもの頃に親や養育者に甘えることができれば、自己肯定感が育まれ、その後の人生心理的に自立することができるのです。いわば逆説的に性質を持っているのです。

アダルトチルドレンの要因

アダルトチルドレンは、子ども時代に子どもらしく生きられなかったことに起因するのです。

具体的なケースでみていきましょう。

1.家庭において、親がすぐに不機嫌になる状況

このような状況下では、子どもはどうしても親の機嫌を伺ったり、親の機嫌を取ったりするようになります。

なぜなら、親の不機嫌というのは、子どもにとっては、自分の存在を否定されるような、そんな感覚になるからなんです。

2.家庭において両親がケンカする状況

両親がしょっちゅう激しいケンカをする。これも子どもにとっては、自分の存在を脅かされる、そんな風とらえます。

子供は、そういう緊迫した雰囲気を和ませるためにおどけや態度をとって両親を笑わせたり、あるいは自分が波風を立てないように、気を使ったりするようになることがあります。

あるいは両親のケンカの仲裁役を担おうとするようなケースもあります

3,母親が精神的に不安定な状況

母親が精神的に不安定だったり、あるいはめちゃくちゃ大きな悩みを抱えていて落ち込み気味だったりするような状況です。

これも子どもにとっては非常に不安なことですから、子供はなんとかその親を元気づけようとして、親のグチを聞いてあげたり、あるいは、その親をねらったりするようになります。

このような家庭はまさに前回お伝えした、「機能不全家族」なのです。

僕らが、子どもをアダルトチルドレンにさせないために、気をつけるべきこと、意識すべきことはあるということに気づいていただけたのではないでしょうか。


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