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夫婦で必要な「共感」その効果を心理学から考える

ここ最近の記事で、夫婦関係における共感の大切さや具体的なやり方、その際の注意点をご紹介しています。

夫婦で共感しあうというのは、お互いのインナーチャイルドに寄り添い合っている、別な言葉でいうと、インナーチャイルドを癒やし合っていると言えます。

インナーチャイルドとは何か


インナーチャイルド(内なる子ども)とは、感情を感じる自分のことです。

自分の心の中に、5、6歳位の小さな子どもがいて、その子が感情を感じている、そんなイメージです。

夫婦で共感すべきポイントとして、以下の2つがありました。

1つめは何かそれはどちらかがつらい経験や悲しい経験をした時です。

2つめは、どちらかが、ちょっとした嬉しい経験、ちょっとした 楽しい経験をした時です。

妻や夫がつらい経験や悲しい経験をした時は、妻や夫のインナーチャイルドがつらいよ、悲しいよって訴えているわけです。

そんなときに、相手のインナーチャイルドに対して、つらかったね、悲しかったねと寄り添ってあげると、相手のインナーチャイルドが癒されるんです。

また、同じように、妻や夫がちょっとした嬉しい経験、ちょっとした 楽しい経験をした時は、妻や夫のインナーチャイルドが、嬉しいよ、楽しいよと喜んでいるわけです。

そのインナーチャイルドと一緒になって良かったねーと喜んであげたり、本当楽しいよね!という風に応じてあげると、相手のインナーチャイルドがどんどん満たされていきます。

このように共感し合っている夫婦は、お互いの心の傷がどんどん癒されていきますし、互いの好奇心とかワクワクが育っていくのです。

つらさ、悲しみを和らげようとすることの弊害


僕らは、特に、つらい経験は悲しい経験を相手がした時には、良かれと思って、「大丈夫大丈夫」「気にすることないよ」などと、相手のつらさや悲しみを和らげようという態度を取りがちです。

これは、相手のつらさや悲しさを早く消して楽にさせたいと思ってやっていることであり、全く悪気がないわけです。

ところが、このような対応は、相手インナーチャイルドは、「自分のことを分かってくれていない」と感じてしまうわけです。

「言葉では優しくいってるけど、はやく私が消えていけばいいと思ってるんだ」「僕がいなくなればいいと思ってるんだ」「このままの自分ではダメだと思われてるんだ」ってことが伝わってしまうということです。

これは、相手の感情をないがしろにすることです。
このように感情を取りのぞこう・やわらげよう対応は、共感と非なるものであり、結果、相手としては、「自分のつらさ、悲しさを、この人は全然わかっていない」と、感じますし、また、つらさや悲しみを癒やすどころか、まったく癒やされないのです。

そうではなく、「つらいよね」「悲しいよね」と共感することが重要なのです。

「あなたの声を聞かせてね」「どんなつらさや悲しみがあるの?」という風に関わっていくことで、受容された相手の感情が、次第に癒やされ、やわらいでいくのです。

もちろん、相手のつらさや悲しさを共感していくというのは、自分自身にゆとりや気持ちの余裕がある場合であることが必要です。

そうしないと、自分自身が相手の感情に影響を受け、ダメージを負ってしまうこともありますので、注意が必要です。

共感することがきつい、ということがあれば、

「ごめんね、話しを聞いてあげたいのだけど、ちょっと今余裕がないから、今度週末、余裕があるときでいいかな」

などと提案してみましょう。


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