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円満夫婦だけは知っている!?「共感」には2つあるんです
あなたは、パートナーに対して思いやりを示せていますか?
僕のカウンセリングを受けるクライアントの方の悩みとして、
夫または妻が思いやりがなくてつらいというものもありますし、逆に、夫または妻から「あなたには思いやりがない」と言われるが、どうすればいいのかわからないというものもあります。
前回、思いやりの語源から、思いやりを示すために行動として、相手のことを想像することが大事だとお伝えしました。
今回は、思いやりを示す上で必要な「共感」についてお伝えしたいです。
そもそも共感とは
みなさんは、「共感」とは、どういうことと理解していますか?
共感を辞書で引くと、このように出てきます。
1.他人の考え・行動に,全くそのとおりだと感ずること。同感。
2.他人の体験する感情を自分のもののように感じとること。
1と2の意味は、違います。具体例で見てみましょう。
1つめの共感の会話例
夫: 「最近、家計が少し厳しくなってきたから、もう少し節約しないといけないと思うんだ。」
妻: 「そうね。私も最近出費が多いと感じていたの。節約の計画を一緒に立てましょう。」
妻: 「この週末、ちょっと家でゆっくり過ごしたいな。最近ずっと忙しかったから。」
夫: 「そうだね。久しぶりに二人で家でリラックスしよう。」
夫: 「今年の夏は、どこか近場の温泉に行ってみないか?リフレッシュできると思うんだ。」
妻: 「いいね、私も温泉に行きたかったの。」
妻: 「子供にもっと本を読ませたいと思っているの。読書はすごく大事だから。」
夫: 「僕も同じことを考えていたんだ。本を買ってあげようか。」
このように、他人の考え・行動に対してその通りと対応するのが、1つめの意味の共感です。「同感」すなわち、「私もその通りと思う」という反応です。
2つめの意味の共感の会話例
一方で2つめの意味の共感はどうか。こちらも夫婦の会話の例でご紹介します。
夫: 「今日、上司に『お前なんて全く戦力になっていない』と言われて本当に落ち込んだよ。」
妻: 「それは本当に辛かったね。あなたの上司もホントひどいこと言うわね。」
妻: 「最近、体調がずっと良くなくて。」
夫: 「そっかー、それは心配だよね。何か僕にできることがあれば言ってね。」
夫:「昇進試験に落ちてしまったんだ。」
妻: 「それは相当がっかりだったね。あなた相当頑張っていたものね」
妻: 「LINEのグループに送ったメッセージに対して、誰からも反応がないの。どうしたのかな?」
夫: 「誰からも返信ないんだ、それは変な内容送ったのかと不安になるよね」
さて、1つめの意味とは違うのは分かりますか?
この意味の共感は、相手の感じているであろう感情に対して、自分も感じつつ、相手に対応するものです。
さて、あなたは、2つめの意味での共感をしていますか?
ちなみに、カウンセリングにおいて、カウンセラーが行う共感とは、2つめの意味での共感なのです。
2つめの共感をしてもらえると、「自分のことを、ちゃんと分かってくれているなぁ」「ほんとうに寄り添ってもらえているな」と感じます。
結果、夫婦間の信頼関係はとてもしっかりしたものとなるのです。
では、2つめの共感を行うためには、どうすればいいのか、次回のnoteで説明しますね。
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