夫婦関係はわかり合えなくてもうまくいく
夫婦関係の相談を受けていると、よく
「夫の言うこと、やること、全く理解できないんです」
「妻とは価値観違いすぎます」
ということを聞くことがあります。
僕自身も、妻から同様なことはよく言われますので、全く人ごとではありません。
夫婦で、価値観が合わない、相手のことを理解できないと感じたとき、
どうすればいいのでしょうか。
そのヒントになる記事をnoteで見つけました。
崇(たかし)さんの記事です。
妻と、趣味が「ビックリするくらい」違うという崇さん。
お互いの趣味について話し合ったり共感し合ったりということはこの結婚生活の中ではほとんど経験がありません。とのことです。
その上で、2つの点が大事だとおっしゃっています。
①「理解」しなくても「尊重」はする
②自分の「好き」を押し付けない
ホントその通りだなと思いました。
と同時に、これは趣味だけでなく、夫婦関係を良好に保つ上で大事な2つだと思いました。
夫婦といえども、欲求や性格、願望など、必ずしも同じではありません。
趣味だけではなく、食べ物の好み、行きたい場所、時間の使い方など、
何を良いと思い、何が嫌なのか違います。
劇作家の平田オリザさんが、著書の中で、
お互い、わかり合えないところからコミュニケーションを始めましょうということをおっしゃっています。
自分と相手、価値観も考え方も違うどうし、お互い、完全に理解しあうというのは無理なことなです。
むしろ、わかり合えなくて当然という前提のもと、違うからといって、否定するのではなく、違いを尊重しあいましょうというのは、僕も本当に大事だと思います。
ところが、夫婦でも、自分の考えをパートナーに理解してもらえないとで、イラだったり、相手を責め立てたりすることがあります。
これはいわば子どもの心理といえます。
成熟した大人は、自分と相手とは必ずしも同じ価値観や考えをもっている訳ではないということを、きちんと理解しています。これは大人の心理状態です。
ところが、子どもは、自分の親との境界線が不十分なので、自分と親とを同一視します。自分の意見や考えと親とを一緒であることを求め、自分の意見や考えを全て受け入れてもらおうとします。
大人でもパートナーに対して、このような子どもの心理状態のままの方が結構いるように思います。
もちろん、夫婦でどんな時も、わかり合えるにこしたことはありません。
ただ、わかり合えないこともあるし、わかり合えないからといっても、
お互いの意見を尊重し合うことでうまくいけるはずと僕は信じています。
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