夫婦で自分が共感しても、相手が共感してくれないときの対処法
ここ最近の記事で、夫婦関係における共感の大切さや具体的なやり方、その際の注意点をご紹介しています。
まだ読んでいないという方は、ぜひ前の記事を参照してもらえると嬉しいです。
このような記事を書いたところ、僕の公式LINEを通じて読者の方から、
こんなコメントを寄せて頂いた方がいました。
今回はそのようなな場合にどうすればいいのか、その対処法をお伝えします。
期間を決めて取り組んでみる
僕からの提案は、まずは、3〜4ヶ月程度、こちらから機会を見つけて、一方的に共感し続けるということです。
以前の記事で伝えたとおり、共感すべき場面は2つでした。
どちらかが辛い経験や悲しい経験をした時
どちらかが、ちょっとした嬉しい経験、ちょっとした楽しい経験をした時
この2つの場面で意識的に共感するということです。
なかなか、あまり相手が、そのような話題を話すことがないんですという方もいますが、そのような時には、自ら機会を創ってみることをしてみましょう。
例えば、一緒に食事をしているときに
「仕事で最近帰りが遅いけども、何かストレスになっていることはある?」
「最近、疲れていたり、ガマンしていたりすることはない?」
「最近、何か嬉しかったことって何かない?」
という話題をふってみる。
そして、つらい話しであれば、それは嫌だったね、つらいね、と寄り添い、嬉しい話しであれば、それはうれしいね、よかったねと一緒に喜ぶということです。
相手の反応があるかどうかに関わらず、これをまず3〜4ヶ月行ってみましょう。
信頼残高をプラスにする
「信頼残高」という言葉は聞いたことありますか?
これは、スティーブン・R・コヴィー博士の著書「7つの習慣」に登場する概念です。
他者からの安心感や信頼感を、銀行口座の残高にたとえて表しています。
銀行口座の残高は、預金すれば増え、引き出せば減ります。
信頼も同様で、「預ける」と増え、「引き出す」と減るという考え方です。
普段から、パートナーの話に対して共感してこなかった人は、信頼残高がマイナスなのです。借金状態ともいえます。
まずは、一方的に共感し続けることによって、相手の心の中にある信頼残高は増えていきます。
そして、借金状態を脱して、プラスの残高が増えてくる位になってようやく、相手に響いてくるようになります。
なので、まずは一方的に、3〜4ヶ月位続ける必要があるのです。
具体的なリクエストをする
共感し続けても、相手が共感が苦手とか、今まで共感などしたことはないという方もいるかもしれません。特に夫側に多いと思います。
そんなときには、相手に具体的なリクエストをして話しをしてみるといいと思います。
具体的なリクエストっていうのはこんな 感じです。
「今日はとっても辛いことがあったから話を聞いて、辛かったねって、言って欲しいんだ。アドバイスはしないでね。アドバイスはせずに、ただただ辛かったねって共感してくれるだけでいいから」
こんな風に具体的なリクエストをしてから話をするのです。
これを繰り返していくと、次第に相手も共感が上手になっていきます。
相手がうまく共感できたら、しっかりと、「話しをしっかり聴いてくれて、共感してくれて、ずいぶんラクになった、ありがとう」と感謝を伝えましょう。
このやり方によって、夫婦で共感し合えるようになったというケースを僕はたくさん知ってます。
今回は、共感を題材としましたが、それ以外でも、自分は夫婦関係を良くするために学んだことを相手に実践したい、でも相手は実践したところで何も変わらないとか、実践しても変わらなそうだ、そんなときの対処法としても使えるものです。
まずは、期間を決めて取り組んでみる、そして、信頼残高がプラスになった位のところを見計らって、具体的なリクエストをする、というアプローチで取り組んでみてください。
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