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【和訳その他】戦争・軍事・安全保障

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戦争・軍事・安全保障に関する各種英文情報の日本語訳や紹介、内容要約
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#ウクライナ情勢

【英文記事和訳】ポクロウシクが陥落した場合、それがウクライナにとってどのような意味をもつ可能性があるのか(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏 | 2024.08.28)

【英文記事和訳】ポクロウシクが陥落した場合、それがウクライナにとってどのような意味をもつ可能性があるのか(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏 | 2024.08.28)

以下は、上記リンク先のウクライナ戦況に関する英文記事の日本語訳です。この記事の著者であるTatarigami氏はウクライナ軍の元将校で、戦争・紛争分析チーム「フロンテリジェンス・インサイト」の創設者でもあります。

なお、この翻訳記事で使用した地図画像は、すべて原文記事からの転載になります。

日本語訳ウクライナのクルスク州進攻はポクロウシクへ向かうロシアの進撃を阻めていない。この重要都市の喪失は

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【SNS投稿和訳】ロシア領クルスク州内で進むロシア軍防御陣地構築(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏 | 日本時間2024年8月24日5時24分投稿)

【SNS投稿和訳】ロシア領クルスク州内で進むロシア軍防御陣地構築(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏 | 日本時間2024年8月24日5時24分投稿)

以下は、上記リンク先から始まるX連続投稿(日本時間2024年8月24日5時24分投稿)の日本語訳である。また、投稿者のTatarigami氏[*注:ハンドル名]は、ウクライナ軍元将校で、ウクライナを拠点とする戦争分析チーム“Frontelligence Insight(フロンテリジェンス・インサイト)”の設立者でもある。

なお、本翻訳記事で使用した画像は、Tatarigami氏のX投稿に添付され

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【SNS投稿和訳】エミール・カステヘルミ氏:ウクライナ軍クルスク攻勢の情勢報告とその評価分析(日本時間2024年8月14日03:44投稿)

【SNS投稿和訳】エミール・カステヘルミ氏:ウクライナ軍クルスク攻勢の情勢報告とその評価分析(日本時間2024年8月14日03:44投稿)

上記リンク先から始まる一連のX投稿は、フィンランドの軍事史家でOSINTアナリストであるエミール・カステヘルミ氏によるウクライナ軍クルスク州進撃作戦に関する最新情勢報告とその評価分析です。

以下は、このカステヘルミ氏の連続投稿を日本語に翻訳したものになります。なお、記事中の画像は、カステヘルミ氏の投稿に添付されているものを使用しています。

日本語訳クルスク攻勢の最新情勢。

作戦は継続中だ。ウ

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【SNS投稿和訳】エミール・カステヘルミ氏によるウクライナ軍クルスク攻勢の最新情勢報告とその評価分析(日本時間2024年8月12日01:41投稿)

【SNS投稿和訳】エミール・カステヘルミ氏によるウクライナ軍クルスク攻勢の最新情勢報告とその評価分析(日本時間2024年8月12日01:41投稿)

上記リンク先から始まる一連のX投稿は、フィンランドの軍事史家でOSINTアナリストであるエミール・カステヘルミ氏によるウクライナ軍クルスク州進撃作戦に関する最新情勢報告とその評価分析です。

以下は、このカステヘルミ氏の連続投稿を日本語に翻訳したものになります。なお、記事中の画像は、カステヘルミ氏の投稿に添付されているものを使用しています。

日本語訳クルスク攻勢の最新情勢:

本作戦は一週間近く

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【SNS投稿和訳】エミール・カステヘルミ氏:ウクライナ軍クルスク攻勢の最新情報(日本時間2024年8月9日02:58投稿)

【SNS投稿和訳】エミール・カステヘルミ氏:ウクライナ軍クルスク攻勢の最新情報(日本時間2024年8月9日02:58投稿)

上記リンク先から始まる一連のX投稿は、フィンランドの軍事史家でOSINTアナリストであるエミール・カステヘルミ氏によるウクライナ戦況報告で、具体的には、現在も続くウクライナ軍のクルスク州進撃作戦に関する最新情勢報告とその評価になっています。

以下は、このカステヘルミ氏の連続投稿を日本語に翻訳したものになります。なお、記事中の画像は、カステヘルミ氏の投稿に添付されているものを使用しています。

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【SNS投稿和訳】エミール・カステヘルミ氏のウクライナ戦況分析:ロシア領クルスク方面(日本時間2024年8月8日04:10投稿)

【SNS投稿和訳】エミール・カステヘルミ氏のウクライナ戦況分析:ロシア領クルスク方面(日本時間2024年8月8日04:10投稿)

フィンランドの軍事史家でOSINTアナリストであるエミール・カステヘルミ氏が、ウクライナ軍によるロシア領クルスク州への進入に関して、Xで連続投稿しています。

以下は、これらの投稿の日本語訳になります。なお、記事中の画像は、カステヘルミ氏の投稿に添付されているものを使用しています。

日本語訳クルスク州で継続中のウクライナ軍攻勢だが、初動は成功している。

2日間に満たない期間で、ウクライナは突破

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【SNS投稿和訳】ロブ・リー氏:2024年8月6日のウクライナ軍ロシア領内攻撃に関する見解

【SNS投稿和訳】ロブ・リー氏:2024年8月6日のウクライナ軍ロシア領内攻撃に関する見解

2024年8月6日にウクライナ軍は、ロシア領クルスク州内への強襲作戦を行った模様です。このウクライナ側の作戦に関して、軍事アナリストのロブ・リー氏が自身の見解をX上で連続投稿しています(日本時間2024年8月7日午前3時41分投稿)。

このnote記事は、そのロブ・リー氏のX連続投稿を日本語に翻訳したものです。なお、訳文中の[ ]内の記述は、訳者による補足説明になります。

日本語訳この作戦[

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【SNS投稿和訳】マイケル・コフマン氏:ロシア側の一日平均砲撃数・砲弾消費数の再検証

【SNS投稿和訳】マイケル・コフマン氏:ロシア側の一日平均砲撃数・砲弾消費数の再検証

ロシア軍事専門家のマイケル・コフマン氏が日本時間2024年7月24日午前4時台に、ロシア側の一日平均砲撃数・砲弾消費数に関して、Xで連続投稿しています(連投の最初が上記リンク先)。

以下はこのX連続投稿の日本語訳です。なお、訳文中の[ ]内の記述は、訳者による補足になります。

日本語訳頻繁に繰り返される数字は時折、再検証する必要がある。その一つの例が、ロシア側の砲撃数だ。この数値は、遡って2

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【SNS投稿和訳】マイケル・コフマン氏:ウクライナ現地調査報告

【SNS投稿和訳】マイケル・コフマン氏:ウクライナ現地調査報告

ロシア軍事問題の専門家マイケル・コフマン氏が日本時間2024年7月11日01:44に、直近のウクライナ現地調査から得た知見と自身の見解について、Xで連続投稿しています(原文は上記リンク先)。以下はその日本語訳になります。

なお、訳文中の[ ]内の記述は、訳者による補足です。

日本語訳直近のウクライナ現地調査後の見解。ウクライナはこれから先の数カ月間、厳しい戦いに直面することになるが、前線の状

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【SNS投稿和訳】ウクライナ戦況分析:ドネツィク州ニウ・ヨルクでのロシア軍の迅速な前進(Emil Kastehelmi氏)

【SNS投稿和訳】ウクライナ戦況分析:ドネツィク州ニウ・ヨルクでのロシア軍の迅速な前進(Emil Kastehelmi氏)

フィンランドの軍事史家でOSINTアナリストであるエミール・カステヘルミ氏が、X(上記リンク)に、ウクライナ領ドネツィク州ニウ・ヨルク~トレツィク地区に関する戦況分析を投稿しています(日本時間2024年7月8日04:50投稿)。

以下は、この連続投稿の日本語訳になります。なお、記事中の画像は、カステヘルミ氏の投稿に添付されているものを使用しています。

日本語訳ニウ・ヨルク[Niu York]~

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【SNS投稿和訳】ハルキウ州北部情勢 2024.07.05:過剰投入されるウクライナ軍予備戦力(フィンランド軍予備役将校Pasi Paroinen氏)

【SNS投稿和訳】ハルキウ州北部情勢 2024.07.05:過剰投入されるウクライナ軍予備戦力(フィンランド軍予備役将校Pasi Paroinen氏)

上記のリンク先から始まるXの連続投稿(日本時間2024年7月6日02:20投稿)は、ウクライナ領ハルキウ州北部方面におけるウクライナ軍の予備戦力投入状況に関する評価分析です。投稿者のパシ・パロイネン氏はフィンランド軍予備役将校で、同国のOSINT分析チーム「ブラック・バード・グループ」の一員として、ロシア・ウクライナ戦争に関する分析を発信されている方です。

以下は、パロイネン氏のこのX連続投稿の

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【SNS投稿和訳】ウクライナ・ハルキウ州北部情勢分析(Emil Kastehelmi氏)

【SNS投稿和訳】ウクライナ・ハルキウ州北部情勢分析(Emil Kastehelmi氏)

フィンランドの軍事史家でOSINTアナリストであるエミール・カステヘルミ氏が、Xにウクライナ領ハルキウ州北部の戦況分析を投稿しています(日本時間2024年6月17日03:22投稿)。

以下は、この連続投稿の日本語訳になります。なお、記事中の画像はすべて、カステヘルミ氏の投稿に添付されているものを使用しています。

日本語訳ハルキウから北に位置する地域でのロシア側の作戦は6週間を超えて続いている。

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【SNS投稿和訳】ウクライナ戦況概要 2024.06.09(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏)

【SNS投稿和訳】ウクライナ戦況概要 2024.06.09(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏)

以下は、上記リンク先から始まるX連続投稿の日本語訳である。また、投稿者のTatarigami氏[*注:ハンドル名]は、ウクライナ軍元将校で、ウクライナを拠点とする戦争分析チーム“Frontelligence Insight(フロンテリジェンス・インサイト)”の設立者でもある。

日本語訳フロンテリジェンス・インサイトによる前線最新状況の概要。

ロシア側の主たる重点は依然としてドンバスにあり、特に

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【英文記事紹介】ウクライナ軍元将校が指摘する、西側のリスク回避的姿勢がもたらしてきた問題

【英文記事紹介】ウクライナ軍元将校が指摘する、西側のリスク回避的姿勢がもたらしてきた問題

「西側のエスカレーションへの恐れがロシアの最大の武器である」(2024.06.06公開)という上記リンク先の記事で、ウクライナ軍元将校のTatarigami氏[*注:ハンドル名]は、西側の自己抑制的姿勢を批判しています。

ソ連時代よりも国力が低く、NATO諸国のほうがさまざまな面で優越しているにもかかわらず、なぜロシアが西側に脅威を及ぼしているのかを、Tatarigami氏は次のように分析してい

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