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因果関係と相関関係を取り間違えてはいけません。今日の写真はおからと肉無し肉じゃが肉の代わりにお麩を入れています。ご飯はお茶碗を小さくして一杯にしたのは身体のためです。

相関関係とは、2つの変数の間にある関係を示す指標です。相関関係が高いとは、2つの変数が一緒に変動していることを意味します。しかし、相関関係が高いからといって、必ずしも1つの変数がもう1つの変数の原因であるとは限りません。例えば、身長と体重は相関関係が高いですが、身長が高いからといって体重が増えるわけではありません。体重が増える原因は、食事や運動などの他の要因が考えられます。

因果関係とは、1つの変数の変化が別の変数の変化を引き起こす関係です。因果関係を証明するには、相関関係に加えて、他の要因を排除する必要があります。例えば、身長と体重の関係を調べる場合、食事や運動などの他の要因をコントロールする必要があります。

相関関係と因果関係は、データ分析を行う上で重要な概念です。相関関係が高いからといって、必ずしも因果関係があるとは限らないことを理解しておくことが重要です。

血糖値が高いから糖尿病になるのでは無く血糖値が高い状態が長く続いて毛細血管にダメージを与えることで臓器に悪い影響が出るのです。血糖値が高いのはインスリンが無いかインスリンの働きがなくなるかのどちらかです。

血糖値が高くなるとインスリンが働いて血糖値を下げるのです。そして血糖値が低いと肝臓からグリコーゲンが放出されます。グリコーゲンは果糖です。エネルギーの素ですからこれが無いと細胞は動けなくなるのです。

人間の身体は不思議です。血糖値を100に保つ仕組みができているのですが、それができなくなるのが糖尿病です。血糖値を上げるのが食事の糖質です。穀類やじゃがいもなどの澱粉に果物にある果糖などが腸から吸収されて体内に入るのです。

食物繊維(野菜に多く含まれています)がその糖の吸収を遅くします。急激な血糖値の上昇は体に良くありません。それを防ぐ為に野菜を先に食べるのです。食べるご飯の量を減らすのは糖質を減らす為です。

栄養のバランスを考えて糖質、脂質、その他の栄養素も摂る必要があります。太るとインスリンの働きが悪くなると言われていますから栄養の摂取量を新陳代謝量の2400kcalになるように食事制限をします。

そして運動もします。運動をすることで体内の脂肪を消費させて筋肉体質にすると良いと言われています。糖尿病は3種類あります。膵臓がインスリンを出せなくなる1型、インスリンは出ているが量が少ないか、効かなくなっている2型、そして妊娠時に血糖値が上がる妊娠型の3種類です。

1型は治ることがありませんが血糖値をコントロールすることで普通の生活ができます。2型は治療(投薬)と食事療法、運動療法を行なって血糖値をコントロールします。妊娠型は治療で血糖値をコントロールして出産後には普通に戻ります。

病も気からは相関関係で因果関係ではありません。ストレスと糖尿病は因果関係です。でも、ストレスと気(精神)は因果関係ですから病と気(精神)は因果関係になります。

糖尿病は、自覚症状が少ないため、気づかずに放置してしまうと、さまざまな合併症を引き起こす恐ろしい病気です。

糖尿病の合併症には、次のようなものがあります。

  • 心筋梗塞

  • 脳卒中

  • 腎臓病

  • 糖尿病性網膜症

  • 糖尿病性足病変

  • 糖尿病性神経障害

これらの合併症は、いずれも重篤な病気であり、最悪の場合、死に至ることもあります。

糖尿病の合併症を予防するためには、早期発見・早期治療が重要です。糖尿病の可能性がある方は、定期的に検査を受け、早期発見・早期治療を心がけましょう。

また、糖尿病の予防には、食事や運動などの生活習慣の改善も重要です。糖尿病のリスクが高い方は、食事や運動などの生活習慣を見直し、糖尿病の予防に努めましょう。

糖尿病は、早期発見・早期治療と生活習慣の改善で、予防できる病気です。糖尿病の可能性がある方は、早めに医療機関を受診し、検査を受けましょう。

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