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【ニュース考】WBS 2/26(水)松本清志のプライベートなスキンケア?!

1.各社の「賃上げ・値下げ」価格戦略
(1)すかいらーくの賃上げ
◆狙い:谷会長

①実質賃金の目減りで組合員の生活水準を守る。
・一方で、2023年11月、ガストで30品目の値下げを実施。
◆賃上げと値下げの両立のコツ:業務の効率化・DXがカギ。
・注文用タブレットを全店導入
・食事を運ぶ配膳ロボット→スタッフは接客サービスに注力。売上高18.4%増加。
※今後:品質を上げながら値上げもしていく。→継続的な賃上げの実現。

(2)ニトリの値下げ
◆逆風対抗策の値下げ

・2月以降3,600商品を値下げ。
・住関連商品の家電・家具は試用期間が延びた。すぐ壊れないので買い替え需要が抑えられ、食費・生活必需品に比べ後回しにされがち。
→値下げはその逆風への対抗策。
・値上げをしない宣言。
◆もう一つの逆風:為替
・商品の9割が海外生産ゆえ、1円の円安で20億の利益減少。
・為替で2023年4‐12月で経常利益351億円押し下げ。
→原料材料素材、国・工場を変えて安くする方向へ。商品づくりを見直して値上げしなくても済むような筋肉質になった。
・6%の賃上げ予定。
・値上げは低所得層には受け入れがたい。

(3)マツキヨココカラアンドカンパニー
◆PBの重要性
・新プライベートブランド 松本専務。マンダムと共同開発。
・最近は品質を求められるようになってきた。
・2021年ココカラと経営統合。1.4億人の購買データを分析可能に。
→分析により品質を支えるコラボの必要性を実感。PBの構成比を15%まで高める予定。
(4)ファミリーマートの価格戦略
・ファミマルベーカリーの生しっとりパン:しっとり感を強化したパン。
・従来品より1割の17円高い185円。コロッケパン。価格に見合ったボリュームで満足感。
◆高価格・低価格の両にらみ戦略
都市部は高付加価値の具材の質のごちむすびが売れている。
・他の地域はボリュームの多いものが売れている。
・トイレットペーパーについて「挑戦価格」
→コンビニで割高な生活用品をドラッグストア並みに→来店きっかけにする。→併買で客単価を上げていく。

2.OMRON業績悪化で早期退職募集
・中国経済減速で業績悪化、国内外2000人の人員削減。
・40歳以上の正社員に1000人の早期退職。2025年度に300億の削減。

3.オンライン口頭弁論
・3/1から開始。
・なりすましや録音録画対策が重要。

4.中国家電ミデアグループのComfee日本市場参入
・ドラム式洗濯機×外出先からも操作できる掃除ロボット。
・見た目のかわいらしさを重視。



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