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【レビュー】"僕らの写真展"を終えて

はじめに

12.17-18に開催された"僕らの写真展"が終わりました。
国内外出張と写真展とで駆けずり回ったので、疲れ果ててしまって10日も経ってしまいました。色んな方の多大なご協力で無事に開催できたお礼も含めて書きたいと思います。

写真展の詳細はこちらから


2つのストーリー

"僕らの写真展"は3回目になります。前回も福井市美術館で、3階の講堂で開催されましたが、今回は面積が3倍以上ある2階の企画展示室であり、勝負の写真展になると思いました。もはや2回目(3階の講堂)の写真展は、3回目に向けた練習の気がしてました。

途中で海外出張が3年ぶりに決まり、10月にベトナムへ行きました。これが写真展の展示のメインテーマになるとは思っていませんでしたが、こっそりカバンに入れたカメラが切り取った景色に、「これを展示しようよ!」っとの声が集まっていました。

本当は、己の我欲を表現するため「ポートレート」を展示する予定でしたが、ベトナムで撮影した写真に切り替えて、ポートレートをフォトブックにまとめる事にしました。さらに夏に帰省した際に撮影した父親の書斎と、展示できないベトナムの写真もフォトブックにまとめ、かつて学士会の若手幹事を務めた際に執筆したエッセイも展示する事にしました。

ポートレートの被写体になってくれた方々の名刺を送ってもらったり、やTikTokのアカウントのQRコードを教えてもらい、フォトブックや学士会の会誌の横にそれらを展示して、大きな個人ブースが出来上がりました。なので、私の写真展は展示の写真とフォトブックとエッセイの2つのストーリーが並ぶ形になりました。

反省とお礼

この規模の写真展は最初で最後かもしれないっと感じて、納得できるまで後悔しないようにやろうと、写真の印刷はA1サイズも含めて2回やって、フォトブックもハードカバーにするなど出費を強いる事を選択しました。我欲の権化のような展示をしてしまったのですが、個人的には後悔の無い写真展になりました。

同時に"表現"をもっと学んで攻めないと写真って向上しないなぁっとも思いました。なので、規模とか来場客数ではなく、表現の質の向上を目指して来年以降は頑張ろうと思います。30人の写真展を、福井市美術館の大きな会場で行う機会はそう無いと思います。そして、告知の協力をしてくれた多くの人たちのおかげで、多くの方に来て頂けました。
本当に感謝の念に絶えません。

最後に

写真展のフライヤーを置かせてくれたmicnicと言うカフェがあります。そこで写真展を知った方が来てくれて、同じ大学出身である事をノートに書いてくれました。繋がりが無いため、どこの誰であるかは分かりません。しかし、写真展で私の展示を、他のメンバーの展示を見てくれました。これが最高に嬉しかったです。この繋がりを実現してくれたのは写真展の告知に協力してくれた皆さんのおかげです。
本当にありがとうございました。

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