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地域の猫活

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飼い主の居ない猫達の記録
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#野良猫

さくら猫の怪我

さくら猫の怪我

さくら猫を可愛がっている近所のお婆さんから電話があった。 
いつも来ているチビちゃんの尻尾が腫れて、禿げて血が出ているらしい。
猫は意外と尻尾の怪我が多いのかもしれない。
尻尾は舐めてしまうので、傷が治りにくいのが厄介。

取り敢えず抗生剤を飲んでもらいながら
怪我が一向によくならなければ
捕獲の方法を考えようと思う。

一方で、前住んでいた所のさくら猫さんも
3週間前から頬に酷い怪我を負っている

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猫活日記4

猫活日記4

猫活日記4話目。
先日、大人猫含めて残り6匹の捕獲を試みましたが、結果、子猫2匹しか捕まりませんでした。
人からご飯をもらうことを強烈にインプットされている猫は、捕獲器の中の美味しいご飯に見向きもせず、横でくつろぐ始末。こんな予想外の猫さん、ここに来てよく出会うのはなぜなんだろう。
でも捕まえてあげないと、お母さん猫は特にもう4、5回も出産していると聞くし、目も鼻もぐずぐずしている。
また来週に持

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猫活日記5

猫活日記5

かの繁殖現場の続き。
今年の春以降に産まれた子猫が4匹いなくなり、猫達も怪しんでいるのか警戒心高まりマックスな現場。あと捕まえなくてはならない妊娠可能な猫は4匹。不運にも捕獲器がなぜか目の前で閉まったこともあり、残り3匹は、姿を見せても私を見るとさっと消えて、出てきてくれなくなってしまう始末。

そんな中、捕獲器興味全くなしの大元のお母さん猫を、ある方法で捕獲器に誘導でき、なんとか捕獲成功!
昨日

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通り道でまた親子猫発見…仔猫は生後半年くらいが2匹、1匹はミケ猫。見過ごせばこの秋確実にまた妊娠するよね。通り道だしなぁ、、側に親猫も発見。ふくよか。
辺りを見ると、アパートに綺麗に整頓された餌場があった。さあどうする。

猫活日記2

猫活日記2

昨日、現場の下見にもう一度行くと、
見た事ない猫が4匹いた〜涙

親猫と、仔猫3匹。

餌やりさんと、ようやく今朝連絡がついて家系図を聞くと、今いる親子猫の
前の前の子とか、その子どもの仔猫とかだった。

こんなに仔猫いたとは、、、

3か月くらいの仔猫、慣れてない子の保護は迷う。
場所もないし。
小さな仔猫でも、今は手術できるらしいけど
私はやりたくない。
餌やりさんがいるなら、せめて5か月くら

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猫活日記

猫活日記

先日ちらっと書いた、親子猫発見現場。
仲間と改めて見に行くと、子猫と思ってたのは親猫で、更に小さな子猫が2匹居た。
車に轢かれそうだったので取り急ぎ1匹保護。
餌とと水を置いている餌場の方と話してみると、ここは場所の提供のみで、近くの方が来ていると聞く。その方は毎日掃除に来てくれて、本当に良くしてくれてるのよと。

一度ボラさんも入ったそうだが、そのボラさんも引退され、今は手付かずとなり、その親が

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猫活日記3 

猫活日記3 

現在進行中の猫繁殖現場の続き。
第一回捕獲が終わり、生後2ヶ月半くらいの子猫2匹と、母猫が半年前に産んだ娘猫を捕獲しそれぞれ医療処置をしました。その後、猫達は全て知人経由の、べテラン保護主さん宅に行くことができ、里親さん探しのための家猫修行をしてくださることになりました。
ありがたや・・・。涙

ここの現場は、餌あげさんが2名いて、Aさんは増えて困っているから手術したいという考えだったのですが、当

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New 猫活

New 猫活

越してきた先で、案の定見つけてしまった未手術の猫、親子猫。
今住んでいる市は行政の補助金が一般市民にはない。人口が増えているというらしいのに、ない。トップの考え方しだいなのか、ない。ありえない。
しかしそんな状況の中、車を出して毎週TNR活動をされている方と出会えた。手術は、どうぶつ基金と提携している病院まで、約1時間かけて連れて行くのだ。

近所で親子猫を発見したことから始まった今回の件。
その

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この子達の背景など

この子達の背景など

来月には生後4ヶ月くらいかと思われる、茶トラ♂の東風(こち)とシャム柄の凪♀(なぎ)。

母猫は割と懐こく、地域でも有名だったのだけど、可愛いと言われてるわりにはたっぷりご飯をあげてくれる餌あげさんが居ない地域でした。聞けば、本命の餌あげさんはご高齢で入院されてしまったとか。

先に保護した3匹の兄弟猫は、猫風邪で栄養状態も悪く、(保護されてみる見る元気になりましたが)残された2匹は一月経っても姿

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寝不足だぁ。
仔猫が環境の変化を受け入れられず、主に夜から明け方まで鳴き通し。
コチ君は割と素直だけど、なぎちゃんが、なかなかのツワモノでケージ内を暴れまくる〜!
1匹の方が慣れると聞いて、昨日から別々のケージに入れる事にトライ。多分ちょっとした分離不安もあると思う。

身勝手な願い

身勝手な願い

ペットと高齢者の問題はよくある話ですが、先日、我が家で保護している、3本脚の猫さんをお世話していた方から電話がありました。
この前の電話の時は、野菜やスイカを頂いてすごく嬉しかったんですが、今回はちょっと違った事のようで…
聞いてみると、

「あのねー、3本脚の子の手術費用をカンパしてくれた〇〇さんが、子猫いないか?って言うんだけど、居る?」

との事。

「居るけれど、その〇〇さんて、ご高齢でし

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難治性口内炎のサクラ猫さん。食事に抗生剤(ビクタス)入れても飲めていた。でも効きがイマイチ。
1日1回しか来ない子だから、抗生剤の選択肢が少ない。
先生のアドバイスでアンチノールを与えてみたら、手答えが少しあるようだと世話人の情報。暫く続けてみよう。

地域猫から飼い猫へ

地域猫から飼い猫へ

今年の猫活の成果として大きかったのは、住まいの自治会が、地域猫活動を行政と連携して推奨していく方向に持っていけたことです。
自治会としては行政から、不妊去勢手術の補助金が上乗せでもらえるので、悪い話では無いということで話もスムーズに進みました。

しかし、すべての住民に地域猫活動を周知し賛同されることは難しく、やはり説明しても嫌なものは嫌だと、排除する思考にしか持っていくことができない方もいます。

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レオ君のお話 3 そして友達猫

レオ君のお話 3 そして友達猫

の続き。

役所に行って手渡された資料をみました。

そこには、黒いビニール袋の中で横になった姿の猫が写っていました。
体の特徴(尻尾の長さとか形、耳カットがあるなし)などといった具体的なことは一切記録に残らないようで、例えば迷子にした飼い猫さん探しをされている方なんかのためには、もう少し詳しく記録を残してもいいのではないのかな、と思いました。

当初毛色を聞いた時に、キジ白とは断言せず、毛色に茶

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