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台北ぐらしLv.1

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中国語はそこそこできる。台湾に親しい友人はいない。いつか外国で働きたい。 そんな10年来の夢を叶えるために、仕事を辞め家を引き払い、2023年12月台北に単身移住しました。 3年…
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移住半年記念日-夢が日常になるとき-

移住半年記念日-夢が日常になるとき-

これを書いている今は6月21日、台湾に移住してちょうど半年の「記念日」です。そして今日は、ひとつのプロジェクトが終わった記念すべき節目の日でもあります。ちょうど節目に合わせて、移住から半年を振り返ります。

3ヶ月目までの記録はこちら

4ヶ月目: 持て余す時間。始まったプロジェクト。

4月の記憶は実はあまりなくて、というのも会社にとって年度はじめは仕事が少ない暇な時期。私自身も3月末に初仕事が

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台湾マッチングアプリ図鑑

台湾マッチングアプリ図鑑


私がアプリを始めた理由

台湾に引っ越して1ヶ月が過ぎた頃、世は春節休み真っ只中。今年の春節は7連休。そんな休みも折り返しを迎えた頃、気づいてしまった。
何もやることがない!!
単身でふらりと台湾に移住して、7日間毎日ひとりは暇すぎるしなんとなく寂しくて、異国の地で後ろ盾もなくひとりぼっちな状況に、そこはかとない心細さを感じてしまった。
気づけば最後の恋人と別れてから随分と時間が経っている。移住

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移住3ヶ月を振り返る -ふたつの地震と日台の狭間で-

移住3ヶ月を振り返る -ふたつの地震と日台の狭間で-

台湾に移住して3ヶ月が経ちました。3ヶ月は習慣化の節目とよく言われます。最近はなんてことのない路地を写真に納めることが趣味になりつつあります。移住直後は何もかもが新鮮でたくさん撮っていた写真も、気づけばあまり取らなくなりました。「慣れ」はとても大切です。1日のうちに判断や戸惑い、あるいは勇気を必要とする場面が減るほど、次のステップへ進むときの勇気に残しておくことができます。いちいちコンビニのレジで

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台湾移住の諸々の手続きの話。

台湾移住の諸々の手続きの話。

2023年12月、台湾に移住しました。仕事を辞め家も引き払い、文字通りの片道切符です。今回は渡航前後の諸々の手続きについてまとめます。
ちなみに私は「外國人專業人才」枠で現地採用の仕事を得てからの移住です。配偶者や子供などはいません。駐在派遣の方や留学生とは手続き内容や必要書類が異なりますのでご注意ください。
コロナ期間中にビザや居留証申請に変更点があったのですが、日本語で情報が全くなかったのでか

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台湾居留証のweb申請の話。

台湾居留証のweb申請の話。

2023年12月、台湾に移住しました。仕事を辞め家も引き払い、文字通りの片道切符です。移住から3週間、ついに居留証をゲットしました!
コロナ禍にシステムが変わり居留証申請がwebでできるようになりました。移民署の窓口が平日しかあいていないので、私のような社会人にはとてもありがたい変更です。
何ヶ所か申請に躓いてしまったのですが、コロナ禍中は移住者が激減していたためか日本語の記事が見つからず四苦八苦

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つらかった海外転職の話

つらかった海外転職の話

2023年12月に現地採用の仕事を得て台湾に移住しました。1ヶ月の有休消化期間を終えて2日後から初出勤です。私の約半年(広義では3年)に及ぶ海外転職の記録です。

「いつか海外で生活したい」海外移住を考えるようになったきっかけは、高校2年生の夏休みに3週間アメリカへ語学留学させてもらったことでした。地元すら出たことのない17歳の私に世界の広さは眩しく、人生観は180度変わりました。
「たった3週間

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宅建士、台湾移住1週間で家を借りる。

宅建士、台湾移住1週間で家を借りる。

台北に移住し1週間になりました。無事引っ越しもひと段落し、あとは入社日を待つのみです。今回の家探しから引っ越しまでをひととおりまとめました。
なおこれから書く内容は2023年12月時点の個人的な体験に基づくもので、全ての正確性を保証するものではないことをご了承ください。

わたしの家探しまず今回の家探しの背景を軽く。私は日本人のほぼいない企業の現地採用で台湾に来たので、会社のサポートも、一緒に内見

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