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Wikipediaはあなたの味方!調べ物で上手に使う方法

Wikipediaを参考文献にしてはいけない、というのは有名な話ですよね。

Wikipediaのメリットは、まず手軽に調べられること。そして、分かりやすい言葉で書かれていることでしょう。

こんなに便利なサイト、研究や調べ物に使わないのはもったいない!でも、ダメなんじゃないの?

いいえ、そんな事はありません!使い方を少し変えれば、効率よく調べ物ができる魔法のツールに大変身するのです。今回は、Wikipediaを上手に使う方法をご紹介します。

①概要を掴むために使う

先程もご紹介したように、Wikipediaのメリットは、欲しい情報が簡単に手に入り、易しい言葉で説明されていること。

仮にあなたが、全く知らない分野に手を出す機会があったとします。何から手をつけていいのか分かりませんよね。

こういう時に、Wikipediaは便利なんです。とりあえず検索してザッと目を通せば、大まかな内容は掴めます。

対象について少しでも知識があるかどうかは、後々の調べ物に影響を及ぼします。ここで骨組みになるような情報をゲットして、気になったところを別の方法で調べれば良いのです。

②参考文献をゲットするために使う

Wikipediaをスクロールした最後には、参考文献リストがついていることがほとんどです。このリストを目当てに、どんどん検索しちゃいましょう! 

しかし、使われている参考文献は必ずしも適切とは限りません。それを確かめる方法については、こちらをご覧下さい。

参考文献が「きちんとした」ものなら、とりあえず一安心。ですが気を抜かず、参考文献の内容とWikipediaに書かれている内容を照らし合わせて確認することを忘れないでくださいね。

そして見つけた文献を読んだあと、さらにその最後に載っている参考文献にも目を通せば、どんどん対象に関する知識が深まります。この作業を繰り返していくうちに、いつの間にかその分野にも詳しくなっていきますよ。

まとめ

Wikipediaをそのまま使うのはダメです。ですが、毛嫌いする必要はありません。Wikipediaはナイフと一緒。使い方によっては、私たちを大いに助けてくれる強い味方なのです。

調べる対象の概要を掴む。そして、対象に関する参考文献を見つける。Wikipediaは、あくまでも調べ物の第一歩として使うツールです。しかし、何から手をつけていいのか分からない、という人に寄り添ってくれる、とても優しい道具だと思います。

前掲した記事に「正しい情報を手に入れるって、思ったよりずっとカジュアルにできること」と書きました。難しいことを知っている必要なんて、全くないのです。皆さんが日常的に使っているWikipediaだって、コツさえ覚えてしまえば「きちんとした」情報をゲットする入口になります。

「きちんとした」情報は、ほんの少しの工夫で簡単に手に入る♡

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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