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[株式会社尾崎紙工所]おすすめニュース

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#ポリ袋

既製品でいかがでしょうか

既製品でいかがでしょうか

連休前の繁忙期のバタバタもようやく一段落し、夏のイベントに向けての製作がそろそろ始まりだす時期です。今月は特にご希望納期が短いご依頼が多く、どうしてもフルオーダーメイドでの対応が難しいため、既製品での対応をお勧めすることが少なくなかったように思えます。

このblogでも何度もお知らせしている通り、弊社フルオーダー不織布製品は提携の中国工場での製作となるため、どうしても納期に2〜2.5ヶ月ほどを必

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その『脱プラ』は正解ですか?

その『脱プラ』は正解ですか?

近頃になって、お客様から「これまで○○なポリ袋を業務で使っていたが、クライアントから『脱プラ』を依頼された。同じような製品を紙で作れないか」とのお問い合わせが何件も違った仕様で届いています。
弊社としては特に『脱プラ』に反対の姿勢という訳でもなく、もちろんお客様からのご依頼ですから真摯に対応させて頂きますが、これが受注に至ることはなかなか難しいです。
と、いうのもポリ製品にはポリ製品の、逆に紙製品

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『生分解性』という選択肢

『生分解性』という選択肢

師走に入り、弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所では、年度末や春に向けてのお問い合わせやお見積もりのご依頼でバタバタと日々を過ごしています。特にこの時期はオープンキャンパスで使っている手提げ袋が足りなくなった学校様や、急遽展示会などで使用する手提げ袋が必要になったメーカー様などからの急ぎの既製品名入れの製作依頼も多いので、カレンダーや在庫状況、そして印刷工場の業務の詰まり具合などをチェッ

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ポリ袋への印刷の話(その2:着色生地編)

ポリ袋への印刷の話(その2:着色生地編)

以前このblogで紹介した『ポリ袋への印刷の話』の第二弾。前回はポリ袋への印刷一般の話でしたが、今回は色のついたポリ袋へ印刷する際の注意点についてのお話です。

世間一般にポリ袋の製作を検討する際、まずは白や透明のポリ袋に会社のロゴ等を印刷することを考えることが多いかと思います。これはもちろん生地色に印刷色が影響されることを回避したいからで、薄い生地色に濃い色の印刷を行うならともかく、濃い生地色の

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ショップオリジナルのチャック付きポリ袋を

ショップオリジナルのチャック付きポリ袋を

コロナ明けからお酒のイベント企画が増えたようで、不織布ワイングラスホルダーやお猪口ホルダー、オリジナルのグラスホルダー類のお問い合わせやご発注が増えた話は良くこのblogでも書いていますが、もう一つ、これはコロナ前からの傾向として、通販などで使われるチャック付きのポリ袋についてのお問い合わせがかなり増えています。

もちろんご希望のサイズで製作でき、持ち手の小判穴を開けるなどのカスタマイズも可能な

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生地色と印刷色の話

生地色と印刷色の話

このblogではこれまでも『印刷に使う色についての基本』で印刷色について、『不織布バッグやポリ袋などの生地色について』では不織布製品や紙袋、ポリ袋などの生地色について書かせて頂きましたが、今回はその続き。不織布生地やポリ生地に印刷する際に考える必要があるいくつかの注意点についてです。

不織布バッグ類やポリ袋類に印刷を行う際は、会社や店などのロゴを1〜2、3色で『くっきりと』印刷することが基本で、

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袋の生地の厚さの話

袋の生地の厚さの話

中国の春節休業が終わり、休業中に問い合わせた中国工場からの価格回答が雪崩のように届くため、こちらも溜まっていたお客様への見積提出で、ひと息つく暇もないこの時期です。
さて、今回は手提げ袋などに使われる各種素材の生地の厚さについてのお話。

1.手提げ紙袋の場合

紙袋は基本的に一枚の紙を折り曲げて作られるので、中に入れる物に耐えられる紙の厚さと、また紙の折り目が裂けてこない事(製袋適性)が重要です

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フルカラー印刷を短納期で

フルカラー印刷を短納期で

師走も半ばを過ぎ、来週末にはクリスマスイブ、再来週の末はもう大晦日ということで、昨年末にも書いたように、「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所は、この時期年末年始向け製品の入出荷や、今年のうちに製品が欲しいお客様向けに急いで作った製品の発送でバタバタの日々。年末までは毎年こんな感じで、ここに書く時間やネタを捻出するのにも一苦労な時期です。

さて今回のタイトルになった短納期、通常納期約1ヶ月程

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気分はもう年末

気分はもう年末

世界が急激にきな臭さを増している昨今です。
欧米諸国の軍事支援を受けたウクライナ軍が各地で攻勢に出、後がなくなったロシアが小型の戦術核を使うのではないか、などという予想が世界中でまことしやかに囁かれています。一方でそれに対抗して、ロシアが核を使うのならNATO側は通常兵器で黒海艦隊を殲滅する、つまりNATOが実際の戦闘に参加するといった話が出ただけでなく、ウクライナが核攻撃を受けた場合は中国が安全

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為替レートのせいで!

為替レートのせいで!

秋に入ったせいか、ようやく色々なことが落ち着いてきたようで、コロナ前からのお客様から久しぶりにリピートのご発注が来ることが多くなってきました。が、皆様が一様に驚くのが単価のアップ。「値上がりするのは仕方がないとしても、何でこんなに価格が変わってしまうの?」と言われることがとても多いのです。
しかしこれはどうしようもないことで、タイトルの通り、ほとんどすべては為替レートのせいなのです。
例えばコロナ

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今だからこそポリ袋にサステナブルを

今だからこそポリ袋にサステナブルを

中国のゼロコロナ政策とロシアのウクライナ侵攻の影響だけではないのかも知れませんが、いろいろな物の価格がどんどん上がっていくのが日々目につきます。
原材料の値上げなどを、製品価格にも転嫁させなければならないのは仕方のない事。ですが、新規の見積もり案件ならともかく、リピート製作を続けているお客様にそのまま値上げすると言ったところで、当たり前といえば当たり前なのですが、お客様はなかなか「はいそうですか」

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そろそろイベント、やりませんか?

そろそろイベント、やりませんか?

今週21日に全国で「まん延防止等重点措置」が終了となって、初めての週末がやってきます。
ワクチンの3回目接種を終えた方も次第に増えているようですし、「マスクの着用」や「人との距離の確保」など、基本的な感染対策を徹底しての上ではありますが、そろそろイベントの開催を計画するというのはいかがでしょうか?
中国各地のロックダウンや、ウクライナでの戦争、それらに伴う様々なモノの価格上昇や流通の停滞など、頭の

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持ち手がハッピータックの手提げポリ袋

持ち手がハッピータックの手提げポリ袋

大阪では梅が盛りの時期を迎えていますが、皆様のご近所はどんな具合でしょうか? 早く周囲の人を気にせずに、芳しい香りと色を楽しめる日々が来てほしいものです。

さて今回ご紹介させて頂くのは、最近「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所でフルオーダー製作させて頂いたポリ袋。タイトル通り、手提げ紙袋の形状に仕上げた、持ち手がハッピータックの手提げポリ袋です。

サイドマチ形状にしたボトムシール(袋の底

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新たな生分解性ポリ袋の取り扱いを始めました

新たな生分解性ポリ袋の取り扱いを始めました

いわゆる「レジ袋有料化」から早くも一年以上がすぎ、「SDGs」という言葉も、全く見聞きしない日がないほど人口に膾炙している昨今。弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所でも、無料配布可能なレジ袋に限らず、様々な業種の方から色々な仕様でバイオマス原料配合のポリ袋(ビニール袋)のお問い合せやご発注をいただいております。
同様にPLA(ポリ乳酸)をはじめとする生分解性プラスチックによるポリ袋(ビニ

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