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第一印象と人柄のパラドックス【オヤジ店長のツイート日記vol.77】

こんにちは!オヤジ店長と申します!

人材育成、リーダーシップなどについてTwitterで発信している某外資系アパレルブランドで店長をしている読書好き、50代のオヤジです!

簡単な経歴や活動は、宜しければ私のTwitterをご覧ください。➡ @OyajiTencho

ツイートした事を掘り下げて記事にしています。今回のテーマは?

第一印象で人柄は決められない…

「人は見かけによらない」というツイートをしました。結構反響♥️頂いたので掘り下げたいと思います。

このnote記事も内容が良いと思われたら「スキ♥」を押して頂けると幸いです。コメント、感想等も合わせて是非、よろしくお願いいたします!

第一印象って大事ですよね。接客や営業マンが訪問する時、面接を受ける時等々、大事なシチュエーションでは第一印象はとても重要です。

「メラビアンの法則」なんて法則もあるくらい人は「見た目」で判断されるから先ずは「身だしなみ等気をつけましょう」という事ですね。

*メラビアンの法則とは、人と人とのコミュニケーションにおいて、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%のウェイトで影響を与えるという心理学上の法則の1つ

メラビアンの法則ついて異論は無いですが、人柄の軸としては判断材料にならないという「人は見かけによらない」パラドックスについてお話したいと思います。

人によって様々だし決めつけてはいけませんが、第一印象が良くても付き合ってみると「アレ…ちょっと違うかな…」と感じたり、ぶっきらぼうな態度で「感じ悪いな…」と最初は思っても実は「シャイで良い人なんだな〜」と後々感じたり

人柄や信用って第一印象と逆になる事は無いでしょうか…?第一印象のままの人も勿論いますが、そうではなかった事が私は結構あります。
 
仕事が接客業なのでお客様に対してもそのような印象を持った事もありますね。

Twitterのフォロワーさんからも「私も同じ」「第一印象で判断しない」なんてリプも多かったので「あるある」なのかな…と思いました。

信じられなかった出来事…

私はマネジャーを20年以上させてもらっているので色んな人と仕事をしましたが「こんな人は初めてだ…」「二度と関わりたく無い」と思った事があります…

ある時、当店で労務問題がありました…
詳細は割愛しますが、証拠も全く無いのに「同僚から酷い事をされている」と荒唐無稽で被害妄想的な事を会社に名指しで訴えたメンバーがいて、言われたメンバーはショックで辞めそうになるという大変な事がありました…

私は「ハラスメント行為だ」と会社に報告したものの認定されずでしたが、問題を起こしたメンバーを系列店に配置転換し、辞めそうになったメンバーは何とか踏みとどまってくれたので最終的には落ち着きましたが、何とも後味の悪い結末になりました。

問題を起こした元メンバーは仕事を一緒にしたのは数年だけだったものの、昔から知っていて人情味があり、明るく多くのお客様からも人気のある人間でしたからとてもショッキングな出来事でした。

「人間一皮剥けば」「人は見かけによらない」と言うのは理解していましたし、腹黒い人間やズルい人を結構見て来たもののこんなに落差のある人は初めてで…

私は性善説を信じているのですが、第一印象や普段の態度で人柄は判断出来ないと改めて感じました。「あの人が…信じられない」なんて世の中のニュースでも驚く事は起きていますよね…

「ぶっきらぼう」という名のシャイな人

冒頭はネガティブな話になりましたが、逆のケースもありますよね。パートナーや親友等、大切な人達と出会った頃はどうだったでしょうか?

私はバツイチで再婚しているのですが…今のカミさんと出会った頃は「生意気な奴だ」と思っていました…wそしてカミさんも「アホな奴」と思っていたようです…w

*今のカミさんについて投稿していますw良かったら合わせてご覧下さい⬇

前途、お客様にもよくある事なんですが「この人無愛想でやりにくいな…」なんて最初に心で思う方が、何度か接客しているうちに「シャイなだけで実は良い人だな~」と思うケースは結構あるんですよね…w

「第一印象が良いとその後「減点評価」になりやすく第一印象が悪いと「加点評価」になりやすいかも」

Twitterフォロワーさんから上記リプをもらいましたが、確かにな…と思います。最初に印象が良すぎるとその後マイナス面に目が行きやすく、第一印象が悪いとプラス面に目が行くという心理的な事ですね。ある種メラビアンの法則のデメリットかもしれません…w

「違和感」という名の直感

ツイートしているように私は直感は働かないタイプなんですが、冒頭の労務問題を起こした元メンバーに対して「明るく前向きに見えるんだけど、なんか違和感があるな…」と以前から感じていました…

なので、労務問題を起こされた時は人間不信になるようなショックは、あったものの引きずらずに済みました。まーショックより腹立たしさは残ってます…(引きずってますね…w)

嫌な事が起きた時に人は学ぶと言いますが、許せる人と許せない人との境界線ってこの「違和感」なのかな…と思います。

例えば「いい加減な奴だな…」と思っても許せる人には独特な「違和感」は感じないし「信頼」の裏返しかもしれませんね…

勘より感を働かせる事は出来ると思います。

繰り返し言いますが、第一印象を良くするのは良い事だし礼儀ではあるものの、印象を良くしたい人の心理は受け手として「目的ありき」だという事も留意して人柄の判断にはしない方が懸命かもしれませんね…

最後までお読み頂きありがとうございました!✨🙇

以前も紹介しましたが、今回のテーマ「人は見かけによらない…」にも通じる「人間の悪」について、犯罪心理学などでは無く私達「普通の人」の中に潜む悪について語られた本なのでとても興味深いです。オススメです!⬇


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