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お笑い関係あれこれ

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お笑いに関する記事をあれこれまとめています。
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#統計

男女コンビ芸人の傾向を調べてみました

男女コンビ芸人の傾向を調べてみました

 お笑いコンビの中でも男女コンビというのは少数派です。そのためか、お笑い芸人たちの間でもまだよく分かっていない点が多いらしく、しばしば不思議な存在として扱われています。

 では、一体どういう特徴があるのでしょう。簡単に調べられるいくつかのプロフィールで確認してみました。と申しましても、実在する全ての男女コンビを集計するのは不可能なので、以下のウィキペディアに載っている男女コンビを選びました。比較

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お笑いグループは何年くらいで解散しているのか軽く調べました

お笑いグループは何年くらいで解散しているのか軽く調べました

 お笑い芸人は複数人のグループを組んでいることが多いです。最も多い形態はコンビで、ギリギリ複数形、ギリギリグループといった状態です。

 ギリギリでも複数は複数であり、グループでございますから、当然ながら解散することがあります。もちろんファンは「もっとやれたのに」と早すぎる解散を悲しみます。

 しかし、ふと思ったんです。お笑い芸人は結成からどれくらいで解散するのかと。最短はともかく、最長の解散は

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事務所別R-1グランプリ2024予選通過具合一覧

事務所別R-1グランプリ2024予選通過具合一覧

 大規模お笑い賞レースの決勝進出者が確定するたび、どの事務所の芸人がどれだけ予選を勝ち抜いたか何となく統計を取っております。もちろん、今回はR-1グランプリでございます。よろしくお願いします。

 ちなみに、昨年の結果は以下の通りです。

 早速、ご覧いただく際の注意点を申し上げます。

 今回ご紹介する一覧は個人で調査しておりますので、実際の数値と多少のズレはあるかと存じます。ただし、おおよその

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賞レース予選のMCは合格率に影響を与えるのか調べてみました

賞レース予選のMCは合格率に影響を与えるのか調べてみました

 ぼんやり動画を見ていたら、ちょっと気になる会話があったんです。賞レース1回戦について扱っている以下の動画の11分8秒頃から抜粋してみます。敬称略となっていますので、ご了承ください。

 言ってる本人も「そういう気がする」レベルのようですが、果たしてMCの腕が合格率に繋がっているのでしょうか。早速調べてみました。

 今回、調査したのはM-1グランプリ2023の1回戦を担当したMCです。各MCが担

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THE SECOND 2024 出場組のコンビ歴を調べました

THE SECOND 2024 出場組のコンビ歴を調べました

 昨年、コンビ歴16年以上の漫才賞レース「THE SECOND」が開催されました。そして、私はどんなコンビ歴の芸人が出場するのか気になりまして、一覧を作ってみたんです。

 THE SECONDは2024年も開催する運びとなり、出場者も確定いたしました。というわけで、今年も一覧を作ってみた次第です。

 各組の結成年についてはネットで拾ったデータを使っていますので、多少のズレがあるかもしれません。

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NSC出身者はM-1優勝が難しいのか調べました

NSC出身者はM-1優勝が難しいのか調べました

 何かでチラッと耳にしたんです。吉本興業の方が「M-1の優勝者にNSC出身者が少ない」と危機感を持っていると。NSCとはもちろん、吉本興業が運営するお笑い芸人の養成所でございます。M-1を始めとする大型賞レースの運営に大きく関わっている吉本としては、生え抜き中の生え抜きがなかなか勝てない事態を重く見る気持ちはよく分かります。

 では、実際にどれくらいのNSC出身者がM-1を獲っているのでしょうか

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事務所別M-1グランプリ2023予選通過具合一覧

事務所別M-1グランプリ2023予選通過具合一覧

 今年の1月、M-1グランプリ2022ではどの事務所の芸人がどれだけ勝ち上がったのか気になってしまい、ついつい調査をしてしまいました。

 何なら、今年はR-1もキングオブコントもTHE Wも調査してしまいました。

 今年のM-1も気になるだろうなと思っていましたが、やっぱり気になってしまいました。もちろん、調査もしてしまいましたし、表にまとめてしまいました。

 例によって個人で調査しておりま

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M-1グランプリ各審査員の採点傾向を軽く調べました

M-1グランプリ各審査員の採点傾向を軽く調べました

 M-1グランプリはお笑い賞レースの中で最も注目されている大会のひとつであるため、審査員の得点については多くの方によって分析され、時に議論を呼び起こしてもいます。ただし、審査員個人の採点がどのように変化していったのかを調べたデータが見つかりませんでした。見たかったんですが。

 見たいなら自分で作ればいいやとすぐ思い直しまして、簡単ではありますが作ってみました。各得点のデータはウィキペディアの「M

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THE SECOND~漫才トーナメント~出場組のコンビ歴を調べました

THE SECOND~漫才トーナメント~出場組のコンビ歴を調べました

 大型お笑い賞レースと言えば漫才のM-1、コントのキングオブコント、ピン芸のR-1、最近では女性芸人のTHE Wがありますけれども、そこに割って入ろうとしているのがTHE SECONDです。結成16年以上のプロであり、かつ全国ネットの漫才賞レースに優勝していないことが主な参加条件で、披露できるネタは漫才のみという、事実上、M-1を補完する形になっています。決勝の全国放送は5月を予定しているようです

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M-1グランプリ敗者復活戦のネタ順と成績の関係を調べました

M-1グランプリ敗者復活戦のネタ順と成績の関係を調べました

 先ほどM-1グランプリの敗者復活戦ネタ順決めをやっていました。この手の大会でよく見られるのが早い順番を嫌がる光景でして、今回もそれが見られました。と同時に、日が暮れて寒くなる前にネタをできるから早いほうがいいのでは、という寒空の下でやる大会特有の事情をポジティブとらえる方もいらっしゃいました。

 実際のところどうなのでしょう。ネタ順と実際の順位に関係はあるのでしょうか。簡単に調べられそうなので

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M-1予選動画から2分漫才・3分漫才・4分漫才の差を軽く数値化してみました

M-1予選動画から2分漫才・3分漫才・4分漫才の差を軽く数値化してみました

 以前、「ラバーガールのコントは最初のウケまでが他のコントに比べて早いのは本当か」の調査をしました。

 その時に今年のM-1グランプリ1回戦予選TOP3の記録を漫才代表として用いました。その結果については上のリンク先を見ていただくとして、実は3回戦と準々決勝のデータも取っていました。ただ、1回戦の制限時間が2分(2分15秒で警告音が鳴り、2分30秒で強制終了)でしたが、3回戦の制限時間は3分(3

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ラバーガールのコントは他に比べて最初の笑いまでが早いのか調査しました

ラバーガールのコントは他に比べて最初の笑いまでが早いのか調査しました

 出典として貼りつけようとした動画がいつの間にか公開終了になってしまったので、うろ覚えで書いてしまいますけれども、2022年3月18日に放送されたタカアンドトシMCのテレビ番組「ジンギス談!」にて、ゲストにラバーガールが出ていたんです。ラバーガールと言えば淡々と話を進めてゆくコントで定評がありまして、キングオブコントでは2度の決勝進出経験があります。

 話は、彼らがtiktokで人気を集めている

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好成績の一寸先  大規模賞レース決勝進出者の解散・引退調査

好成績の一寸先  大規模賞レース決勝進出者の解散・引退調査

 以前にお笑いナタリーのお気に入りを利用して芸人の解散や引退の数値化を試みました。

 そうしたら、また有名なコンビが何組か立て続けに解散してしまいました。中には大規模賞レースで決勝進出した方々もいらっしゃいます。「一寸先は闇」は誰にとっても当てはまる諺ですけれども、お笑い芸人のような収入が不安定なお仕事はより一層そうでしょう。大規模賞レースの決勝に行ったからと言って、安泰とは限らない。厳しい世界

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お笑い芸人の解散・引退の影響力を数値化してみました

お笑い芸人の解散・引退の影響力を数値化してみました

 こうしている間にもどこかで芸人が解散してるんですが、当然ながら同じ解散でも実力や知名度などによって周囲に与えるインパクトが異なります。ただ、数字のようにパッと見て分かるような判断材料がなかなか見つかりません。

 そう思ってましたが、お笑いナタリーを見ていると休止解散の記事だけを集めているページを発見しました。ナタリーにはそれぞれの記事に、お気に入りした人の数が星マーク付きで示されています。この

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