昨年、コンビ歴16年以上の漫才賞レース「THE SECOND」が開催されました。そして、私はどんなコンビ歴の芸人が出場するのか気になりまして、一覧を作ってみたんです。
THE SECONDは2024年も開催する運びとなり、出場者も確定いたしました。というわけで、今年も一覧を作ってみた次第です。
各組の結成年についてはネットで拾ったデータを使っていますので、多少のズレがあるかもしれません。具体的には±1年程度の誤差が考えられますのでご了承ください。解散と再結成を経ている組は、最初の結成を結成年としています。
途中でメンバーが変わっている組については、名前が変わっていない限り、最初の結成年にしました。つまり、トリオからひとり抜けても名前がそのままならばトリオ結成時を結成年にしてあります。また、コンビにひとり加入してトリオになった場合は、名前がそのままならばコンビ結成時を結成年としています。
「5・7・5」に関しては最近の活動実績が不明で、2003年に結成し、現在は解散しているという記録のみ見つかりました。そのため、ひとまずは2003年結成にしてありますが、事実と異なる可能性があります。
各芸人の名前などはちょこちょこ敬称略となっていますので、ご容赦くださいませ。では参ります。
まずは出場組をコンビ歴ごとにまとめました。
今回も結成年と組数、それから「主な同期」の一覧も作ってみました。ピンはデビュー年に対し、グループは結成年になっているなど、正確には同期ではない場合もございますが、基準のひとつとしてご覧くださればと存じます。
昨年は1977年結成のパピヨンズが現れて大いに驚きましたけれども、今回は1972年結成のザ・ぼんちが参加しています。コンビ歴は堂々の52年で、ふたりとも御年71歳。1980年代前半の「漫才ブーム」を支えた組のひとつです。基準となる芸能人にはいよいよお笑いBIG3が出てきてしまいました。そう考えると、何だかとんでもない大会ですね。
上記一覧をグラフにすると以下の通りです。
昨年同様、2003年結成の組が最も多く、続いて2007年、それから2001年と2000年になっています。全体の傾向としては、コンビ歴の短い組が多く、長くなるにしたがって数が減っていっています。
総参加組数は135でございまして、昨年の132よりも3組増えております。昨年のM-1から早速乗り込んできた2008年結成組が10組である点を考えても、増え方が思ったより少ない印象です。
というわけで、各結成年の増減を調べてみました。
2003年や1998年が特に減っているのが分かります。逆に2007年は3組とやや増加しています。大ベテランになりますと、そもそも組数が少ないこともあり、微増か微減となっています。
ただ、もちろん来年があれば改めて出場する組もいらっしゃるかと思われます。やがて、いいネタができた年だけ参加する組が現れるかもしれません。
今年も参加者の中から遅咲きとも言えるブレイクを果す漫才師が現れるのでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。今回は以上となります。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。