大塚呉服店という着物屋をやっています

着物屋の後継としてやってみたら 社長になるまでの体験と着物の時代が違いすぎて面白い そ…

大塚呉服店という着物屋をやっています

着物屋の後継としてやってみたら 社長になるまでの体験と着物の時代が違いすぎて面白い そんな小噺を勝手に延々とよろしければお付き合い下さい

最近の記事

四季の区別が無くなってきた話と着物

近年、夏の季節と言われる暑い時期が長くなっているといわれています いわゆる猛暑という時期は7・8月が中心とイメージしますが 6月や9月などでも暑いと感じる時期が広がっているという事 今までの認識であれば ・春 → 3 / 4 / 5月 ・夏 → 6 / 7 / 8月 ・秋 → 9 / 10 / 11月 ・冬 → 12 / 1 / 2月 というところでしょうか これが温暖化?などによって暑い時期が長くなっており 涼しくなってくる秋の期間が短くなり暖かくなってくる春の時間が

    • どこでも買える、でもここで買いたい

      タイトルの時点で既にオチなのですが 久しぶりに着物のお話を その昔、我々着物の業界(小売)というのは 地域密着というスタイルが普通でした 自分のお店から直径10km圏内のお客さまを対象に 先代からなど古くからの繋がりなど多く 中には家族構成やそのご家族何代に続いて何か事あるごとに 地元を主とした商いやサービス、アフターなどを行う それが当たり前でした いわゆる「お付き合い」の文化 いやしかし、今の時代はそうはいきません なんといってもただでさえ業界の需要が減ってきて

      • 友達の多い少ないの話

        なんか前に話になった事 「友達の数ってみなさんどうですか?」 多分、私は一般の方から比べると認識している友達の数は少ない方と思います おそらく私自身の性格や 大変臆病である事と人見知りという事もあります 積極的にこちら側から友達になろうとアプローチをかけるケースは少ないです 相手方どうこうは分かりませんが私が認識している友達は少ないです というか、今現在友達の定義や数の多寡の基準が どうなっているのかは分かりませんよ 友達との距離感やそれぞれの立場や時間様々な種類がある

        • 捨てる…ってコト?

          今月、お休みを頂いて家族で USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に行かせて頂きました 一年ぶりたぶん7回目(甲子園風) 予想はしていましたが鬼のように混んでいました アトラクションは時間を間違えれば3時間待ち、食事も2時間待ち ハロウィンシーズン期間中という事もあるでしょうがまあ凄かったです しかしこの大人気テーマパークが ある時倒産寸前だったのご存知でしょうか? USJの開業は2001年 このタイミングで後に妻となる彼女とオープン年に赴きました 20年以上前の事な

          大好きな映画 その2

          ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ https://www.youtube.com/watch?v=erU-4M1VxNc https://www.youtube.com/watch?v=IWMrkz84H-0 たとえばあるブランドの創業者(ファウンダー)が複数者いたとして 果たして結果的にどっちの道が正解であったのか その評価は人によって違うと思います そんな映画 52歳の冴えないマルチシェイク販売の営業マンが なかなか売れない機械を一度に8台発注してきたお店に

          車旅

          私は車での移動が好きです 特に自分で長距離運転して出かけることが 旧式の車ばかりですが 好きな理由としては自分のタイミングで移動が出来る事、 行ってみたい場所へ行き易い、 車を運転している以上当たり前ですが 様々な地域の風景が時間や季節や天候の移り変わりが見える事 というか見てないと死にます 渋滞などはあまり好きではありませんが 閉じられた空間の中好きな音楽を聴きながら目的地に到着するまでの過程、 家に到着するまでの時間なにか違う世界に生きているような気がするからです

          大好きな映画 その1

          制作年度からは早くも9年近く前になる映画ですが(日本公開は2015年) 今回ご紹介するのは 「シェフ」 過去のブログでも紹介した事がありますが 私が初めて見たのは8年前、今もなお繰り返し見ている作品です この映画のキモは「料理」と「SNS」です 知られるか知られないかというのはビジネスをするにおいて 非常に重要な事由の一つです 当時の時代としては今よりもSNSに関しての認知が少なく その影響力というものがどういうものなのかは 知ってる人は知っていて知らない人は何の事

          虎が強すぎて辛い

          その昔 飲食関係やお客さまと近い関係の小売店などで禁忌とされる話題が3つありました (NETやSNSなど普及した現在の話ではありません 昔の話です) その1 政治に関わる話 その2 宗教などに関わる話 その3 野球のどこ推しかなどの話 特にお酒など入っている席の際に 人の琴線の触れやすいキーワードだったのです 自分の好きな話は他人を傷付け争いになるかもしれない 今となってはそんな事言ってられないくらい情報の出入りがありますので いちいち気にしていられないですが 家族や周

          完璧よりも継続

          私事の話ですが 数年前の購入をした某オシャレメーカーの掃除機 これがまた角や段差になっている部分の吸い込みが弱いのです 吸引力自体はまずまず問題ないのですがバッテリー持ちや本体重量 ゴミ埃などのダストボックス容量など他社製品に比べると 性能的にどうかなーとか気になっていました ガジェット好きな私はより高機能・高コスパ・スペックの違いを 自分で調べたり比較をして見たりします が現在も買い替えはしていません そもそもその機種を購入した理由は単純で 短時間に思い立った時にすぐ

          「経験」

          自分が小学生の時にそんなのあったっけ? かなり昔の事なので今となっては自分の子供の時代に あったのかその時何をやったかもまったく記憶に残っていませんが いわゆる一つの夏休み自由研究・作品づくり 我が息子が夏休み中に「何か」を作りたいとので 一緒に考えてくれないかとオファーがありました 言われれば受けるしかないでしょう こちらとしては正直今の小学生事情も分かりませんし、 自作作品という事なので何をどう提案すれば良いのか 自分がどこまでやって良いのか皆目検討もつきませんので

          「大塚さん、バカですね」

          私が尊敬している一人である某デザイナー氏と久しぶりにお会いしました 毎回いつも違う視点で勉強させてもらう事が多く 物の見方や様々な体験の仕方(主に食)、 今のうちにやっておいた方が良い事 業界内ではとても知り得ないような情報など惜しみなく教えて頂く そんな人です 私よりも年齢は下の方ですが圧倒的に人脈や情報の量が多い 趣味なども私と割と近いと思っているそんな友人 海外などでも度々仕事をされていて忙しいので なかなか会える機会もないのですが 先日近所で食事をした折にある映画

          日本のサーモンと着物

          みんな大好きサーモン 今となっては嫌いな人の方が少ない 度々家庭の食卓や回転寿司などで食べた事が無いという人は いないのでは無いでしょうか? クセや香りなども無く脂ものっていて美味しい魚です よくスーパーなどで見る 「トラウトサーモン」や「アトランティックサーモン」は実は品種が違っていて トラウトは鱒(マス)アトランティックは鮭という区分になります ちなみにトラウトサーモンというのは商品名の事で原材料として 記述しなければいけない規定はないのでサーモンとしてお刺身や 鮭

          ノイズキャンセリング

          ノイズキャンセリングという技術が現在では当たり前となりました 聞いた事はある方は多いと思います そうですアレです 簡単にいうと外音の音を判別して瞬時に同レベルに近い音波を出し 機械側から相殺する音を発する事で外音を消し 無音に近い状況を作り出す技術なのです それの状況により小さな音量でもしっかり音楽などが聴く事ができる事です 昔よくありました いわゆるイヤホンで爆音音楽を流して周囲に迷惑をかけるなど 体感としては音漏れ迷惑問題などが少なくなったように思います 元々この技

          温泉、大好きっ子

          タイトルからしてアレですが 温泉って良いですよね 日本は世界の火山地域として6−7%を有する国で 源泉の数は2万数千を超え、温泉地の数は約三千件 さらにそれに伴う宿泊施設の件数はダントツで世界一に登ります その気になればその日に温泉に入りに行けるそんな国なのです しかも泉質、効能は地方により多種多様で毎日入っても飽きがなく 怪我や病気の治療や身を清める為などの楽しみ方や目的もありますが 何よりめちゃくちゃ気持ち良いという事ではないでしょうか? そして温泉だけではなくその

          「メシ is ビューティフル」

          私はメシが好きです 作る事もですが外食する事が大好きです そしてその情報を集めて実際に行って体験するのは 何事にも変えられない喜びを感じます 私が外出をするモチベーションの大半は「メシ」です 近所のコンビニ新商品からいわゆる予約困難店まで範囲は様々 幸いといいますかあちこち移動する機会が多い為 関東以西色々と行かせて頂いています 時間さえあれば情報を調べたり動画を見たりなど いつか行ってみたいリストに積み上げたりしています 日々積み重なっておりますのでおそらく死ぬまでに

          なぜ外国人が日本に来るのか

          日本に来訪される国外のお客さまが2023年上半期(1-6月) 1000万人を突破しました かつて観光立国推進基本計画などにより4000万人を目標とし 年々順調に増加推移していましたが 2020年に起こった世界的な流行病にて激減する事となりました https://www.jnto.go.jp/statistics/data/marketingdata_outbound_2022.pdf 参考:JNTO 年別訪日外国人数統計 ようやく回復の兆しが見えたといって良いと思います