見出し画像

四季の区別が無くなってきた話と着物

近年、夏の季節と言われる暑い時期が長くなっているといわれています

いわゆる猛暑という時期は7・8月が中心とイメージしますが
6月や9月などでも暑いと感じる時期が広がっているという事

今までの認識であれば
・春 → 3 / 4 / 5月
・夏 → 6 / 7 / 8月
・秋 → 9 / 10 / 11月
・冬 → 12 / 1 / 2月
というところでしょうか

これが温暖化?などによって暑い時期が長くなっており
涼しくなってくる秋の期間が短くなり暖かくなってくる春の時間がそれぞれ短く
なりこの先日本は夏か冬かの2極化になるのではないかといわれています
(あくまで2023現在のネット上で記載されている記事を参考にしました
   今後はどのように変化するかは想像もつきませんが)

着物にはざっとシーズン毎で分けますと
袷   (あわせ)裏地付き→10月〜5月
単衣(ひとえ)裏地なし→6月、9月などの季節の変わり目
薄物(うすもの)織の密度を荒くしたもの→7月、8月の夏の期間

しかし実際今年の気温など兵庫県を例にあげると
11月前半まで非常に暖かい期間が続き、
夏場といわれるような非常に暑い気候は6月から9月までありました

着物においてはイベントやお付き合い、
様々な習い事などいわゆる「しきたり」というものがありますが
なかなか今の状況にはそぐわない時代となっています

無理なく今の気候などに沿った着物の選び方を考えていきたいですね




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?