「経験」
![](https://assets.st-note.com/img/1693669337709-fCFLh1Xwog.jpg?width=800)
自分が小学生の時にそんなのあったっけ?
かなり昔の事なので今となっては自分の子供の時代に
あったのかその時何をやったかもまったく記憶に残っていませんが
いわゆる一つの夏休み自由研究・作品づくり
我が息子が夏休み中に「何か」を作りたいとので
一緒に考えてくれないかとオファーがありました
言われれば受けるしかないでしょう
こちらとしては正直今の小学生事情も分かりませんし、
自作作品という事なので何をどう提案すれば良いのか
自分がどこまでやって良いのか皆目検討もつきませんので
適当にいくつか提案→やりたいものを選択→材料用意→作業指示のフロー
まずは意見を聞いてみましょうとヒアリング
結果、一緒にいくつか出したアイデアの中から彼が選択したのは「鏡」の制作
好きなもの・モチベーションが上がるテーマは「ポケモン」だと
ふっ若いねえ
なるほど
ではせっかくなので一工夫しましょう
①特徴を出すために既製品のものを流用するのではなく鏡から作る
②落下など破損の恐れがない素材を使用する
③サイズやデザインは制作都度相談する
などを話し合いしました
ならばこちらもしっかり対応しなければいかんと気を入れます
用意するものは3mm厚のA4アクリルボード×2枚とスタンド
それに2辺ランダムにアクリル板を好きなように貼り付けて
そこに山ほど持っているポケモンのシールの中から
自分で選択したベストポケモンを貼り付けるという仕様に決定
まず透明アクリルを鏡にするにはどうすれば良いかと考え
簡易ミラースプレーを用意
![](https://assets.st-note.com/img/1693624277246-4CqF11G1WN.jpg?width=800)
ミラー不要部分をマスキングテープで養生します
![](https://assets.st-note.com/img/1693624233080-thhYEcmG2V.jpg?width=800)
スプレー吹き付け・乾燥×3回
(初回はテストで私が)
![](https://assets.st-note.com/img/1693624546039-4UEwD51YC0.jpg?width=800)
養生剥がし
![](https://assets.st-note.com/img/1693624630242-sUigE5glWH.jpg?width=800)
小アクリル板のカット作業と配置デザインテスト
アクリルカッターで切る作業でギイギイという音が
大分不快だったようですがサイズバラバラでカットしていきます
![](https://assets.st-note.com/img/1693624673711-KqStZlJmZU.jpg?width=800)
シール配置考え中
![](https://assets.st-note.com/img/1693624768965-0McOvW75Gl.jpg?width=800)
この後、小アクリル作りと透明アクリルの接着ランダム配置で行いました
完成品の写真は控えておきますがなんとかなりました
現在学校にて展示中
家に持ち帰った後コンパウンドでピカピカに磨き直して
当ブログでお見せ出来る機会があればと思います
![](https://assets.st-note.com/img/1693624837178-BaLVfVnIsp.jpg?width=800)
で、
何が言いたい今回のブログかといいますと
この作業プロセスで一番良い経験をさせてもらったのは私という事です
自分がやりたいことをきちんとヒアリングしてゴールを決める
その作業時間やかかるコスト費用を計算、材料用意
出来上がりのクオリティをある程度のものにするよう工程指導
あと肝心なのは締切を守ること
いかなる仕事でも大事かつ当たり前のことです
しかしながら難しい
自分で全部出来るではなく経験が無い人間でも出来るように
理解が得られるようにきちんと説明をして
準備して都度説明や話し合いを行い一緒にゴール出来るようにする
これは日々の仕事と同じで行なって当たり前
人は出来て当たり前と思うなど烏滸がましいと再度実感しました
まさかの息子の夏休み作品展お手伝いは彼の経験以上に
私の勉強の仕直しを経験出来るという結果になりました
ちなみに私のプランニングミスで
既製品を買って組みあわせて作るよりも
自分で作った方がコストが遥かに掛かってしまい
頭を抱えてしまったという事は言うまでもありません
経験させてやろうと思ったら自分が経験させられたそんな2023夏のお話
クソ、今回得たスキル絶対どこか仕事で活かそう
が
大変意義のある良い経験でした
楽しかったです
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