大好きな映画 その2

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

https://www.youtube.com/watch?v=erU-4M1VxNc

https://www.youtube.com/watch?v=IWMrkz84H-0

たとえばあるブランドの創業者(ファウンダー)が複数者いたとして
果たして結果的にどっちの道が正解であったのか
その評価は人によって違うと思います
そんな映画

52歳の冴えないマルチシェイク販売の営業マンが
なかなか売れない機械を一度に8台発注してきたお店に興味を持ち
遠路訪れる事で始まる物語です

当時ハンバーガーなどを食すのはドライブインなどが主で
ゴミが散乱し、なんか悪そうな人たちが集まる劣悪な環境
しかも発注から商品の到着まで30分かかり注文と違うものが届く
そんな場所がその時代では主でした(1940-50年代)

興味を持ったお店に行ってみると超行列してる
ゴミひとつないめちゃ綺麗な環境、
注文してから30秒で出てくるハンバーガー
食べたら紙の袋をゴミ箱に捨てるだけ
(当時は食べ物と食器が同時に出てくるのが当たり前)
驚きしかありません

こんな素晴らしいお店はフランチャイズするべきだと
そのお店の創業者であるマクドナルド兄弟に持ちかけます
そこからさまざまな軋轢がありながらどのようにして
外食店舗として40000店超え、
世界最大規模を誇るブランドになっていったか

非常に効率的かつブレのない味とサービスを保ちたいシステムを作った創業者
経営的に効率化、利益のシステムやPR改善を行いアメリカ中に広めたい創業者

この映画は2種の会社創業者が登場します
店舗展開には興味がなく商品のクオリティを維持する事に重視する側
とにかく多店舗展開をしてどうすれば利益を生み出せるか考える側
我々はその後の結果をすでに知っていますが
ご覧になればそれぞれの立場の気持ちも分かるし
何が正解で、どちらが成功なのかを考えさせられるそんなお話

見る人によっては好き嫌いや評価が分かれる作品と思いますが
私は大好きな映画の一つです

その後それぞれが選んだ道がどのようになったかは
ネットで簡単に見れますので是非調べてみて下さい
果たしてどちらが本物の創業者なのか

ちなみに
その後興味を持って例のポテトを再現してみようと
当時のレシピを自分でやってみましたが恐ろしいほどの時間が掛かりました
薄皮残してカット→氷水で30分手洗い(澱粉抜き)→樽で数週間乾燥
まさかこんなに手間暇かかるとは
職人はスゴい
しかも失敗するというオチ付き

人生っておもしろい








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