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非正規雇用がやべぇ6つの理由

非正規雇用がやべぇ6つの理由

自由な働き方を求めて、非正規雇用、つまりフリーターとして働きたがる若者が増えているとのニュースが流れてきた。

大企業では初任給を大幅に引き上げるなど景気の良いニュースが飛び交っているが、ホワイトな労働環境で充実した福利厚生と立派な稼ぎを得られる大企業に就職できる若者は限られている。その割合はわずか30%程度であり、残りの70%は中小企業で働くことになる。大企業の下請けとして仕事をもらう中小企業で

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安売り魚の貧乏漬け

安売り魚の貧乏漬け

 人生の八割くらい貧乏をしてきました。
 僕は魚が大好きなんですけど、貧乏をやってると思いませんか。「魚って高価いな…」って。肉と違って冷凍すると一気に味が落ちるし、調理もめんどくさい。生ゴミも出る。そもそもパックのお肉って大体全部食べられるから歩留まり100%になるわけですけど、魚の場合は可食部が多くない。

 なので、頭と内臓以外バリバリ全部食べられる「干物」は大変良い選択肢です。しかし、スー

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ふさわしく失われるべきだった、あの万能感のこと―あるいは障害受容について

ふさわしく失われるべきだった、あの万能感のこと―あるいは障害受容について

 「障害受容」という言葉がある。要するに「自分には障害がある」と認めること、なのだけれど。これが考え始めると、本当に難しい。
 医師の上田敏氏は、論文「『障害の受容』再論-誤解を解き、将来を考える-」の中で「障害受容」の概念をこのように定義した。

「障害の受容とはあきらめでもなく居直りでもなく、障害に対する価値観(感)の転換であり障害をもつことが自己の全体としての人間的価値を低下させるものではな

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躁鬱大学 その1 躁鬱病が一生治らないのは、それが体質だから!

1 躁鬱病が一生治らないのは、それが体質だから!

 手元に神田橋語録のプリントはありますか?
 それではさっそく躁鬱大学の講義をはじめたいと思います。
 まずはテキストの一行目を見てください。
「躁鬱病は病気というよりも、一種の体質です」
 カンダバシはそう言います。これだけ読んで、僕はなんだか知らないけど、体が楽になりました。楽になって笑えた。そうですよね!と思った。病気じゃないって、自分でも

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ネタバレサスペリアれびゅー



!!ネタバレあり!!サスペリア(2018)レビュー
ネタバレがある、未視聴のものは見るな
とくにこの映画は、ネタバレを見ずに見たほうがいいぞ。

なろう小説は流行っているんだなぼくは最近、なろう小説なるものを読んでいる。
その中でも好ましいのは、ただの人間が周囲に弱い、無知とバカにされるが実は最強だというものだ。哀れな人間の妄想が面白いのだが、物語として面白いものもたまにあるためなかなか楽しい

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イントゥザウッズひとくち悪魔レビュー

イントゥザウッズひとくち悪魔レビュー



※物語の核心には触れていないが、なんとなくわかる ネタバレあり
絶対に何も知らずに見たいやつは見ないほうがいいぞ

人間は面倒だがそこが面白いイントゥザウッズ見た。ミュージカル映画。
有名な童話が森の中で交差しあい、いやもう本当に交差しまくりあい、とにかく騒いだり泣いたり大騒ぎする。
それで終わるのならブロードウェイミュージカルでこれだけ公演しているわけがないのだが、まあそれはお前たちも理解の

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自分が勝手に想像する限界を破る方法

よく会社のメンバーとか学生さんが、キャリアや「将来やりたいこと」に悩んだ時にやってもらうのが「何の制限もなかったとしたら、何をしたい / どうなっていたいか100のリスト」みたいなものを作ることです。

これ自体は、いろいろなビジネス書に書いてあるので、たいしたことではありません。

そして、これを作ってもらうとわかるのが、みんな「驚くほど、勝手に限界をつけて書く」ということです。これはほぼそうな

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