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ふさわしく失われるべきだった、あの万能感のこと―あるいは障害受容について
「障害受容」という言葉がある。要するに「自分には障害がある」と認めること、なのだけれど。これが考え始めると、本当に難しい。
医師の上田敏氏は、論文「『障害の受容』再論-誤解を解き、将来を考える-」の中で「障害受容」の概念をこのように定義した。
「障害の受容とはあきらめでもなく居直りでもなく、障害に対する価値観(感)の転換であり障害をもつことが自己の全体としての人間的価値を低下させるものではな
躁鬱大学 その1 躁鬱病が一生治らないのは、それが体質だから!
1 躁鬱病が一生治らないのは、それが体質だから!
手元に神田橋語録のプリントはありますか?
それではさっそく躁鬱大学の講義をはじめたいと思います。
まずはテキストの一行目を見てください。
「躁鬱病は病気というよりも、一種の体質です」
カンダバシはそう言います。これだけ読んで、僕はなんだか知らないけど、体が楽になりました。楽になって笑えた。そうですよね!と思った。病気じゃないって、自分でも
自分が勝手に想像する限界を破る方法
よく会社のメンバーとか学生さんが、キャリアや「将来やりたいこと」に悩んだ時にやってもらうのが「何の制限もなかったとしたら、何をしたい / どうなっていたいか100のリスト」みたいなものを作ることです。
これ自体は、いろいろなビジネス書に書いてあるので、たいしたことではありません。
そして、これを作ってもらうとわかるのが、みんな「驚くほど、勝手に限界をつけて書く」ということです。これはほぼそうな