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地方で暮らす🌋〜焼酎造りの手伝いの1日〜

こんにちは!
お酒が大好きで、霧島に赴任してから本格焼酎の面白さにどハマりした星野リゾート社員のはしもとです。
霧島に来てからいうもの、魅力的な場所、人だらけで、休みが待ち遠しい日々を送っています。そんな休みの日の日常も綴らせていただきます!

僕は、星野リゾートへの就職を機に地元を離れて暮らすようになりました。
最初から不安というよりは楽しみが大きく、実際に暮らしてみると、思っていた以上に本当に楽しめています。
特に4年前から暮らしている鹿児島は、食も自然にも恵まれていて、特に鹿児島の方々は優しい方が多く、そんな地域の人との交流を多く持てるのが、私生活と楽しみと、仕事へのやりがいに感じています。

今週の休みは2日間焼酎造りのお手伝いに行かせていただきました。
お邪魔させていただいたのは、界 霧島で提供している”手業のひととき”でもお世話になっている”中村酒造場”様

朝8時:普段の仕事より早く起きて中村酒造場へ

めちゃくちゃいい天気
青空と中村酒造場のシンボルの赤煉瓦の煙突

今回手伝わせていただいたのは主に4つの工程
①出麹(一次仕込みづくり)
②ニ次仕込み櫂入れ
③芋きり
④床もみ
12時までの4時間でこれらをさせていただきました。

できた麹を麹蓋から落として
落とした米麹を甕に水と合わせて入れて一次醪にしていく
蔵付き麹菌が元気よすぎてモクモク
自然の力が凄すぎて異常な光景です笑
麹菌の吸いすぎか、翌日発熱してしまいました。発酵か…?笑
蔵人と鹿児島の酒屋さんの方と一緒に芋きり
全て人の目と鼻で確認し、傷んでいるところ、臭いがきついところを包丁で切っていきます。
この日は1.5tほどのさつまいもを切っていきました。
芋の品種:黄金千貫
芋焼酎では一番メジャーで白色のお芋です
蔵付きの麹菌を振って、胞子をお米たちにかけていきます
振っているのは杜氏の中村慎弥さん
ひたすら振った胞子を米に擦り付ける床もみ作業
休みなく30分以上揉み続けます。
この日は全国の中村ファンの方々がいらっしゃったので人数が多いですが
基本的には4人ほどで同じ量を揉み込むのでもっともっと大変です…

この時期は6代目の中村慎弥さんが手がけた、酵母無添加、蔵付き麹をつかう焼酎など、自然な造りを手がけています。
機械を使わない手作り仕込みが中村酒造場の特異なところであり、この日はその中でも一年に1週間ほどしか行わない(他の焼酎蔵では行ってない)、伝統的な造りをする貴重な期間のお手伝いをさせていただきました。

尋常じゃないほどの汗と筋肉疲労(もちろん翌日は身体中筋肉痛)
これらを焼酎造りの期間毎日行っていると思うと…本当に頭が上がりませんし、1本の焼酎を造るのにとてつもない人の努力があるのだなととても感じます。
とてもとても貴重な体験でした。

仕込みの後は蔵の風景を思い浮かべながら中村さんの地元ラベルの玉露をいただく

2日目は知り合いが多く来ていた関係もあり、夕方から近くの海岸でBBQ

地元でクラフトビールをつくっている”ASH HEAD BREWERY"さんも合流して
海辺で焼酎&クラフトビール

地元の人には下井海岸という名前で親しまれている国分海浜公園。
ここから見る桜島はダイナミックでかなりおすすめです。

桜島🌋と夕日🌇
中秋の名月ということで綺麗な満月も🌕

霧島にきて4年、鹿児島のたくさんの方々に出会い、
毎日ではないですが、お休みの日はこんな具合に、焼酎蔵に手伝いに行ったり、地域の人たちと遊んだり、地元の美味しいものを食べたり、自然に触れたりと、霧島生活が楽しすぎます。
星野リゾートに就職してよかったなと思える点でもあります。

地方・観光地に暮らすというのに興味がある方がいれば、とてもおすすめな会社だなと思っています。


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