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映画感想

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#主人公

映画「デューン 砂の惑星 PART2」感想 スター・ウォーズに似ている?

映画「デューン 砂の惑星 PART2」感想 スター・ウォーズに似ている?

●主人公がアナキン・スカイウォーカーに見えた。やさしく、恋人を想い、だからこそ闇落ちして戦争に赴く。選ばれたものの使命を果たす。血筋があり、父の敵を討つために行動するが、砂の地で穏やかで恋人と暮らす生活との葛藤が描かれていて、そこが魅力となっている。父の仇の想いは強いが、彼の母により導かれてしまった印象も強い。

●主人公の母親は謎の青い液体を飲んで予知能力を得るが、さらに人を洗脳させる言葉の力を

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映画「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」GACKTのインパクト

映画「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」GACKTのインパクト

○GACKTさんのインパクトかありすぎる。やっぱかっこいいなと思いつつも、主人公はイケメンというか、カリスマがないといけない。人がついていくには惹きつけるものが必要だし、それを表現するGACKTさんがすごい。前作以上にギャグが多めに感じたけど、決める時には決めるのがやはり主人公。翔んで埼玉は、ぶっ飛んだ設定何だけど、劇中劇ということで昔話みたいな、あるようでないような不思議な物語になっている。

映画「17歳は止まらない」恋愛×動物への想い×行動力の権化

映画「17歳は止まらない」恋愛×動物への想い×行動力の権化

■前売券が映画「神回」とのセットだったので買って見てみた。確かに畜産、農業を学ぶ高校生の日常は斬新で、独特の主人公の瑠璃が行動力の権化でずっと驚いた。普通の主人公は恋愛といえば駆け引きであり、主導権がコロコロ変わるのが面白い部分だ。しかし、瑠璃は違う。教師の森に恋しているか、とにかく行動するのだ。何かに付けて話し、プレゼントを渡し、近づこうとする。深夜の学校に行き、告白するたもにわざわざ呼び出した

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映画「神回」タイムループ×恋愛×学祭準備

映画「神回」タイムループ×恋愛×学祭準備

■タイムリープものは確かに面白い。過去を改変して現在の状況を変える。バック・トゥ・ザ・フューチャーが有名な映画だが、過去や未来を変えるのは夢がある。本作は、13時からの5分間を半永久的にループする物語となっている。観ていると、この5分の間に主人公かヒロインが死ぬのか?または人生の重要な分岐点か?などをイメージしていた。主人公も脱出しようとあの手この手で奮闘するが抜け出すことができない。用務員や生徒

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映画「メイヘムガールズ」感想 恋愛×サイキック×ダメ男

映画「メイヘムガールズ」感想 恋愛×サイキック×ダメ男

広告を観て、面白いかもと感じ観た。サイキックの女性が戦うイメージだったが、なんかダメ男に騙されて、犯罪を犯してしまうストーリーだ。主人公は、家庭教師に恋心を抱くのだが、相手が小物で、超能力があるとしった途端に、主人公を利用して銀行強盗を行わせる。しかも、自分は何もせず、捕まるなら主人公達だけで、軽い罪だから気にするなと言う始末。就活がうまく行かずに、せっせとアルバイトしていた姿はそこにはない。お金

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映画「モービウス」感想 親友×成功×環境の違い

映画「モービウス」感想 親友×成功×環境の違い

吸血鬼とも言えるダークヒーローの話。親友との違いが印象に残った。同じ力を持っても主人公の医者と親友では価値観で、ダークヒーローとヴィランになってしまう。医者としての価値観から、自分を抹消しようとする主人公に、力を使い世の中を見返そうとする親友。物語的には主人公が正義だが、親友のポジションになれば多くの人が望むかもしれない。その親友も、父親代わりの医者がいるのだが、主人公への嫉妬から傷つけて、結果的

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京アニのアニメ映画「劇場版ツルネ」3分感想 弓道と師匠と高校生に人気

京アニのアニメ映画「劇場版ツルネ」3分感想 弓道と師匠と高校生に人気

弓道の知識はほぼ無かったが、かなり楽しめた。主人公の湊が、弓道に開花する姿は感動した。ライバルの愁が、弓道は一人の戦いと思っているのに対して、湊は弓道部のみんながいるから揺らがなく弓をひける、自分が駄目なら他のみんなが、他のみんなが駄目なら自分かという境地は苦しみから生まれたもの。道の名前の通りに、奥が深く重い。

弓道は「かぐや様は告らせたい」のイメージだが、塗り替えられた。観て良かったアニメと

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