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なかやまかずはの『ささめごと』

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"えっくす"のタイムラインのように、時系列で"なかやまかずは"の映画感想・自由律俳句・140字のショートエッセイ等もろもろを「こしょこしょ……」とささめています。
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2023年6月の記事一覧

身体の奥底が揺さぶられるような、そんな夢を見た。最早ぼんやりとしか顔や声色を思い出せないのに、こうして"あの人"は度々私の夢に出てきてはほのかな存在感だけを残してすぐに消え去ってゆく。……これほどまでに椎名林檎さんの『TOKYO』と合致する寝起きってあるイミすごい…よね?(感嘆)

─仕入れたネタは新鮮な内に!
いえいえ、寿司のことを言ってるんじゃありません。"書く"ネタのことです。私はこれが本ッ当に苦手。スロースターターにも程がある人間だっているんだからねッ!とよく分からんことをたれつつも、結局私は書くのです。それが許されるこの街が大好きだ。彩雲を添えて。

『サイモン・バーチ』を観た。
茶目っ気と聡明さを兼ね備えたサイモンと、消えない痛みを抱えながら生きているジョー。12才の少年の物語はセンシティブかつ、ハートフル。ラスト5分間は涙無しでは観られないくらい、サイモンが残してくれたものがあまりにも大きくて胸がいっぱいになりました…。