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やさしさで溢れるように

通称ゆうちゃん、おいっこ。小学生。先週金曜日から、1人で泊まりに来ている。

ゆうちゃんの通っている放課後児童クラブ、またの名を学童保育に、悪いウイルスが入った。

学童は休みに。ゆうちゃんは、かかっていない。学童に通っていると言うことは、共働きを意味する。

姉は、医療従事者。ゆうちゃんに感染させてはいけないと、誰よりも気を張っている。

夫婦のどちらもリモートワークができる仕事ではない。頼れる実家はある。

義理の兄の実家の方が近いけど、お母さんが医療従事者。もう引退されているけど、このご時世でお呼びがかかり、勤務されているそう。

不特定多数の人との関わりが少ない我が家へ、やってくることに。

夜、寝る前に電気を消すと、さみしさが込み上げ、布団の中で涙を浮かべている。

早起きなのは知っていたけど、土日と2日連続5時起き。起きた瞬間、家でないことに気付き、涙。

悪いウイルスが憎い。預けられるところがなく、仕事を休んでいる家庭もあると思う。

経済を回すことも大切。でも、それによって振り回されている人たちがいると言うこと。

悪いウイルスには、人それぞれ物語があると思う。1番気を張って働いてくれている人たち。その家族の物語。

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