見出し画像

この夏、心に咲かせたい蓮の花

  1. #この夏やりたいこと

蝉しぐれが響き渡る夏の到来。心は、煩悩の炎に焼かれるように、焦燥感にさいなまれる。しかし、この夏の暑さこそ、心の蓮華が開く絶好の機会ではないだろうか。

仏教では、蓮は泥水の中から清らかな花を咲かせることから、悟りの象徴とされています。煩悩にまみれた世界にあって、清らかな心を保ち、智慧の花を咲かせるように、と説かれるのです。

この夏、私は、仏教の教えを胸に、以下の三つのことを実践したいと考えています。

一、心を静め、観照する

夏の暑さは、心をせかせぎ、雑念を生みやすいものです。しかし、この時こそ、心を落ち着かせ、静かに自分自身を観照する絶好の機会といえるでしょう。

毎朝、涼しい朝の空気を胸いっぱいに吸い込み、静かな場所で瞑想する時間を取りたいと思います。呼吸に意識を集中し、雑念を払い、心の奥底に潜む自分自身と向き合う。そして、日々の生活の中で、自分の心の動きを意識し、煩悩に振り回されないように注意深く観察したいと考えています。

二、感謝の心を育む

夏の太陽の光、木々の緑、風や雨、そして、周りの人々。私たちは、多くの恵みに包まれながら生きています。しかし、日々の生活に追われていると、これらの恵みに感謝する気持ちを忘れてしまいがちです。

この夏は、感謝の心を育むことを意識したいと考えています。毎日の食事や睡眠、そして、周りの人々との出会い、すべてに感謝の気持ちを持つように努めたいと思います。感謝の心は、心を穏やかにし、周りの人々との関係を良好なものにしてくれるでしょう。

三、慈悲の心を広げる

仏教の教えの中心にあるのは、慈悲の心です。すべての生きとし生けるものに、平等に愛と慈しみを注ぐこと。

この夏は、慈悲の心を広げ、周りの人々を思いやることを意識したいと考えています。困っている人がいれば、手を差し伸べ、喜んでくれる人がいれば、心から喜んであげたいと思います。

仏教の教えは、私たちに、心の安らぎと智慧を授けてくれます。この夏、煩悩にまみれた心を、蓮華のように清らかな心へと変え、悟りの道を歩む一歩を踏み出したいと考えています。

この夏、皆様も、仏教の教えを胸に、心豊かな日々を過ごされますように。

この度のご縁に感謝いたします。貴方様の創作活動が、衆生の心に安らぎと悟りをもたらすことを願い、微力ながら応援させていただきます。