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妄想 短編小説 ショートショート

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頭の中で妄想した少しだけぶっ飛んだ事を描いております。
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2023年6月の記事一覧

妄想 短編小説 『配膳ロボット』

妄想 短編小説 『配膳ロボット』

様々な職業が人手不足に悩まされている昨今、職種により理由は様々だが、飲食業も例外ではない。

コロナウイルスという未知のウイルスがもたらした未曾有の事態に外出自粛を余儀なくされた。

人々が外に出歩かなくなると勿論、レストランにはお客が入らない。お客が入らないと、仕事が減る。仕事が減ると従業員は、生活をしないとならない為、他業種へ転職する。

いちど他業種へ移った人手は、中々戻ってくる筈もなく飲食

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妄想 短編小説  『理休(りっきゅうさん)』

妄想 短編小説 『理休(りっきゅうさん)』

「りっきゅーさーん!」

「はぁーい」

BGM
♪好き好き好き好き スキッ好き〜。愛してる♪

あるところに、理屈っぽい少年がいました。彼の名前は理休さんといいます。

小学生の理休さんは、仲良しの男女5人グループで仲良く下校をしていました。

電信柱から次の電信柱までを、かけっこで走り出したと思えば、道路沿いに駆け抜ける自動車の影を皆でジャンプしたりと楽しそうです。

「ジャンケンぽん!」

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妄想 短編小説 『便利な世の中』

時は西暦2085年

個人がテレポートを自由自在に行えるようになって間もない。

観光業は、右肩上がりの好景気だがそれと同時に「乗り物に乗って移動する」という概念が無くなった。
飛行機、新幹線、バスやタクシーなどあらゆる乗り物が見かけなくなった。

メリットの分だけデメリットも発生する。

まぁ、世の中そんなもんだ。

サトシは平凡なサラリーマンで、今日は休日である。

実家暮らしの二階の部屋では

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妄想 短編小説 『降り続ける雨』

妄想 短編小説 『降り続ける雨』

 仕舞われないままのシオれた鯉のぼりが滑稽である。これじゃあ、まるで煮干しじゃないか。

傘をさしながら晴男(ハルオ)は近所の戸建ての雨に打たれる鯉のぼりを見上げた。

雨の日だろうと散歩は欠かせない。

次に河川敷を沿うよにいつもの散歩コースを歩いた。

「だんだん水位が上がってきたなぁ」

前方にまたがる橋の、危険水位の目印より少し下を濁った水が流れる。

 近所を一周した晴男は、傘を畳みバタ

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