見出し画像

自己表現が苦手な人が、自分のことを伝える方法

こんにちは。おかゆです。
『生き辛さを紐解き、安心に導く対話』をお届けしています。

私は、人生の95%をずっと

「自分は異質で、理解者がいなくて、居場所がない」

と感じ、孤独を抱えながら生きてきました。

今は心理学や自己分析ツール、300名以上の方との対話を経て、こんな奴がいてもいいよね、と自分の弱みも含めて、自己受容に至りました。

対人が怖いし、自己表現が下手だし、集団の中にいるのが苦手で転職4回。最後に勤めた企業では、環境が合わずメンタルダウンも経験しました。
そんな波乱万丈の数々の出来事を活かして、あなたの人生を安心して冒険できるような、コーチングをしております。


🐧<さてはて…

今回は
『自己表現が苦手な人が、自分のことを伝える方法』
と題して、お話していきます。

・周りとのコミュニケーションの取り方に悩んでいる

・伝えたつもりなのに、意図通りに伝わっておらず、齟齬が起きやすい

・表面上は大丈夫なフリをして、内面は焦っている

・しっかり者、真面目と言われながら生きてきたが、実際に周りに言われると、嬉しさもあるがなんだか虚しさもある

そんな方へ。
大丈夫。
ちょっとした工夫で、あなたは相手とわかりあえるはずです。

それではレッツゴ~🦕💨


自己表現ってなんぞやと

"自己表現"

言葉の定義を大切にしています。
私が考える、自己表現とは?

自分の内側で感じていることを、自分なりの方法で、外側に表すこと

です。私なりの解釈ですが『自己表現』という言葉の意味においては、周りに伝わりやすいとか、わかりやすい必要ってないなと思っています。

その人が、言葉にするよりも、絵で表現したい、体全身で表現したい、ということであれば、それも自己表現。

話すことが好きなのであれば、それも自己表現。

外側に出すことを好まず、内側で完結するのであっても、それすらも自己表現かもしれません。きっとこの時は、心が動いていて、いつもより景色が綺麗にみえたり、ご飯を美味しく感じたりするのかもしれません。ある種の内省、自己対話。そこに、自分の変化があったことに気付いていたら、表現な気がします。

"自己表現が苦手"

では『自己表現が苦手』な状態とは、どういうことでしょうか?

・そもそも、自分の気持ちがよくわからない

・感じていることはあるけれど、それを言葉やなにか形にするのが苦手

・自分の気持ちに自信がない

などなど、このような状態をいえるのではないでしょうか。

あるはずのものが、あるのか分からない。
自分の気持ちがわからない。

その、表現のタネに対する不安感。
これを私は表に出して良いのだろうか。
あるいは、感じ取って、感動して良いのだろうか…

もしかしたら、その表現したい瞬間にいる環境や、関わる人との関係性などによっても、出しにくい、ということもあるかもしれません。

自分のことを伝えるには?

いやぁ本当に。
私も未だに、自己表現が苦手なタイプだと思います。あるいは、自己表現しているつもりで、それが周りには理解されにくいタイプだなと、思っています。笑
だからこそ、探求し続けており、最新を伝えられる、という自負もあります。

『自己表現→伝わる』は、段階的に取り組むのが良いと思いますので、まずは自己表現をする、この部分にフォーカスしていきます。

順序立ててお話していきますね。

1⃣自分の脳内を客観視する

「書く」ことを、おすすめしたいです。

朝起きたら、ノートに、ペンで、今感じていることを書き出してみる。

「眠いなぁ」とか「今日は低気圧だなぁ」とか「昨日こんな出来事があって、楽しかったなぁ」など。恨み言でも、悩みでもなんでも、ok。

書き終わった後は、じっくりその文章を眺めてみてください。
体調のことを書いているのか、仕事のことなのか、未来のことなのか。
一度書き出し脳内から出してあげることで、自分が何に興味を持っているのか、客観的にみることができます。

スマホのメモなどでも良いのですが、通知や、なにか他のことに気をとられる可能性が高いのと、スペースや文字を置く場所が限定されてしまうので、手書きをおすすめしています。文字にすると、日によっても文字の様子が異なると思うので、また新たな発見がありますよ。

私の例でいえば…
毎朝5分くらい、A4のノートのボールペンで今感じていることを書いています。日によっては、数行だけ。今日は1ページ分丸ごと埋まるくらい、書いていました。そんな自分の変化も一冊にまとまっていく、この場所に置いていく。ちょっとした達成感や成長も味わえます。

2⃣自分の心が動く瞬間を知る

自分の気持ちがわからない…という悩みを抱えている方へ。

普通に日常生活は過ごせるけれど、なにかを決める時にとても悩んでしまったり、周りの意見に流されやすかったり、なにか重要なことを決める時に自分の気持ちがよくわからなくなったり、そんな状態の方であっても、

感動する瞬間、というのは、きっとあるのではないでしょうか。
その中に、あなたの想いや願いが詰まっているかもしれません。

例えば、映画や小説、ドラマ。
日常生活の中で、誰かにしてもらったこと。
街中で見かけたことでも。

あなたの心が大きく動いたその瞬間があること。
あなたの感性が、その出来事に対して強く反応している証拠です。

感動する瞬間を書き出し、なぜ?どんなところが?と深ぼっていくと、あなたの本音が見つかるはずです。

ここまでが、自己表現のタネになります。

3⃣伝える:まずは、安心できる場で

ここからは、外側に出してみる。他者に伝えてみるフェーズです。

なにかに挑戦する時。
夢や目標は大きい方がエネルギーが湧きますが、実際に実現しよう!となると、ゴールが遠すぎると逆に「難しい!」「できない!」とハードルが上がってしまいます。人間にはそういう心理があります。

なので、まずはハードルをできるだけ下げて。
安心できる人と、話してみましょう。

この人は、否定をしてこない。
この人は、受け止めてくれる。

大前提として、人はどれだけ相性がいい人同士であっても、100%分かり合うのは困難であると、私は考えています。

しかしながら。
もし自分が言っていること、表現していることが相手に伝わらなくても。
『あなたはそうなんですね』
と受け止めてくれる、そんなコミュニケーションもあるのです。

私の例でいえば、私の言葉を真っ直ぐ受け止めて、真剣に聞いてくれる友人がいます。また、コーチングや対人支援の仕事で繋がった仲間たちとは、そういった関りをできています。

『あなたは、そうなんですね』『そんな視点があるんですね!』と。

言葉にするのが怖い、表現するのが怖い、と感じていたとしたら、あなたのことをただそのまま受け止めてくれる関係を、ぜひ大事にしてみてください。

4⃣伝わる伝え方

自己表現自体は、相手に伝わるとか、わかりやすさは関係ないと考えています!と言ったものの…

他者とコミュニケーションをとりたい
分かり合いたい
(仕事とかもあるしね!)

と考えるのが、人間というもの。

そして、コミュニケーションの中での、大きな課題…それは、

「伝えたつもりで、伝わっていない」

が多発すること。

例えば、
「これやっておいて」と伝えて、期日が近づいても全く返ってこない。
確認してみると

「急ぎで、と言われなかったので、期日までにあればいいと思った」
というレスポンスが。

あぁ、伝えたつもりで、伝わっていない

どうしたら、伝わるのか?
これは私もずっと探求中のことではあるのですが…

➀相手に伝わる言語を知ること
➁自分の伝える内容に「なぜ?」を入れること

この2つが重要であると考えています。

➀相手に伝わる表現・言語を知ること

言葉って面白いですよね。
ひとつの言葉に対しても、人によって印象が違ったり、
事細かに伝えてほしい人もいれば、ざっくりでokという人もいる。

なので、まずは『対話』しましょう。

私たちは、これから共通の目的に向かっていく、仲間です。
あなたはどんなコミュニケーションの仕方を好みますか?と。

といっても、それを言語化できてたら、解決しているんだよ!という声が聞こえてきそうです…
確かに、普段から自己理解を深めている方でないと、どんな風に伝えてほしいか、と言われてぱっと出てこないかもしれません。

そんな時に、自己分析ツールを使ってみてほしいです。
例えば、人の行動傾向を4タイプに分類する『DiSC理論』や『タイプ分け™(株式会社コーチ・エィ開発)』など。

大まかな傾向としては

・創造者…新しいアイディアを実現する人。リーダーシップ。
・普及者…
広める人。明るく活発。
・支援者…
サポートする人。場に調和をもたらす。
・分析者…
改善する人。現状を分析しより良くしていく。

といった4つの系統に分類されます。ざっくりでも、相手がどんなタイプなのかがわかると、コミュニケーションが一段ととりやすくなると思います。

更に、私がおすすめしたいツールが『ストレングスファインダー』です。人の才能を34個の資質で表現し、その資質の強み・弱みなどの特徴が体系的にまとまっています。

ざっくり4タイプでみる以上に、人の特性というものを細やかに知ることができ、また自分と相手とのコミュニケーションツール、共通言語にもなりえます。企業の研修にも使われることが多く、私は就職活動の際に先輩に勧められました。フリーランスの方にも、自分の方向性を確認する際の指針としてぜひおすすめしたいです。

詳細はこちらに。


➁自分の伝える内容に「理由」を入れること

相手に伝わる表現・言語がなんとなくわかってきた!となったら。

伝える内容に対して「理由」を入れてみましょう。

私はこれに感動した!なぜなら、私は人の成長を見守るのが好きだから。

お誘い嬉しいのですが、今回は行けそうにありません。大人数が苦手でして。

私は自分が葛藤してきたことに、同様に悩んでいる人を、助けたい!だから、今こうした活動をしています。

など。結構、多くの人が、

「感動した!」「残念ながら、その日は無理です」「○○をやってます!」

で終わってしまっている気がします。それって勿体ないし、相手にとってはあんまり残らないかもしれない。

人は、理由の後にくるメッセージを重要と考える心理があります。(心理学でいうところの、自動性)

なので、理由を添えてみる。
そうすると、自分の意図が齟齬なく伝わりやすくなるし、相手にも納得感がある言葉になるはずです。

逆の視点でいけば、相手になぜ?を尋ねると、ぐっと親密度が増すと思います。

「○○さんは、なぜいまこういったことをしてるんですか?」

「それはどうして?」

と。あんまり、質問攻めにしすぎると、相手が困ってしまうかもしれないので、加減はあるのですが…笑

人は、本質的には、自分のことを話したい生き物です。なので、相手に聞いてもらえると、結構嬉しいものです。自己開示が、お互いの信頼関係にも繋がってくる。

伝えるというのは、まずは聴く。
そうした上で、相手に伝わる言葉で伝える、
ということなのではないでしょうか。

自由気ままに、表現する

で、前述のことをひっくり返す言い方になりますが…

信頼関係が築けたその先は、もう、自分が好きなように自己表現する!

これを受け取ってくれ~!!!

っていうのも、ありなんじゃないかと思います。

あんまりにも一方的になるとか、
相手が「???」となっていたら
辛抱強く待つか、ちょっと解説してもいいかも。

自分がありのままに出したことを、相手がそのまま受け取ってくれて、お互いに楽しめる。そんな関係を人生の中で増やしていけたら、もしくは自分にとって心地良い範囲で深めていけたら。

幸せですよね。

今回は『自己表現が苦手な人が、自分のことを伝える方法』をお伝えしました。

あなたのことをただそのまま受け止める

「あなたのことをただそのまま受け止めてくれる関係を大事にどうぞ」

とお伝えしつつ…
それができないから、困っているんだよ~!という方もいらっしゃると思います。

大丈夫です、そのために、私が存在しています!!

私が作りたい対話の場は「安心して、自分の感じていることを話せる場所」です。行きつけのカフェのような、通いなれた図書館のような、なんだか落ち着く空間、そんな場所を提供したい。

人と人は相性なので、実際にお話ししてみないと分からないところもあるのですが、私は、いつでも、あなたがその一歩を踏み出せることを願っているし、お話できることを楽しみに、お待ちしています。

今日、話しさせていただいた『ストレングスファインダー』を用いた自己理解は、体験セッションを開講しております。

自己理解が深い人は、他者理解も深い
と言われます。

まずは、自分を知って、それから他者と繋がる。
私もそうやって人と話せるようになりました。

ご興味のある方、ぜひ、遊びにきてください🐧

自分の本音ってなんだろう…?と気になっている方は、6/5(水)まで『本音の縁側』を開いております。自分の好きなことから、本音を見つけて、人生の生き方を見つめ直す1週間を過ごしてみませんか?

ほっとお茶をすすりながら、お待ちしています🐧🍵


それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またお会いしましょう👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?