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科学が認める最強の勉強法【検索練習入門】#6 「問題はシャッフルすべき?選択式ってどうよ?テキスト見ながらはダメ?」

学習法を見直したいならまずはこれ!検索練習でしょ!のシリーズの6回目でーす(#1, #2, #3, #4, #5)。

前回は、検索練習を実践するうえで、「どのくらいの頻度で復習すればいいのか?」「何回復習すればいいのか?」ってなポイントをお伝えしました。

ということで今回は、検索練習にトライしようとしたときに躓きがちなポイントや、さらに検索練習のパワーを引き出すためのポイントをチェックしていきたいと思います。


「問題はシャッフルせよ!」の教えはどこまで正しいのか?問題

前回までで、目的に合わせて間隔をあけて復習するのは分かったわけですが、具体的に復習(今回のシリーズでは「テスト」の手法に絞っております)をする際、どんな方法を使えばいいのでしょう?

1から10まで問題があるとき、「1,2,3、…、9,10」の順で勉強するのではなく、「3,7,1,4、…」みたいに、問題の順番をシャッフルしたほうがいい!ってのはよく聞くアドバイスでしょう。これは以前のエントリでも紹介した「流暢性の錯誤」の問題を回避しようというポイントともかかわってきます。

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