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【多くの人に”薩摩のさつま”と”作り手の想い”も一緒に届ける仲間募集! -後編- 】

さつま町では地域おこし協力隊制度を活用し、認証品(地域ブランド)の販売促進に取り組む地域おこし協力隊を募集します。

『地域おこし協力隊』に関する募集詳細はこちらから。

こちらの後編では、2022年7月よりさつま町地域おこし協力隊として活動されている青嵜直樹さんから、活動内容や募集される皆さんに対するメッセージ等を伺いました。

前編はこちらから。
中編はこちらから。


<インタビュー:さつま町地域おこし協力隊:青嵜直樹さん>

続いて、『さつま町地域おこし協力隊』の青嵜直樹さんからお話を伺いました。

さつま町地域おこし協力隊 青嵜直樹さん

一プレイヤーとして、さつま町の人と一緒に

(Q さつま町に移住された背景は?)
青嵜さん:妻が鹿児島出身で妻方のお墓があることから、先々を見越して個人的にも鹿児島に繋がりを作りたいと思っていました。そんな時、地域と移住希望者をつながるマッチングイベントを紹介いただき参加したんです。そこで鹿児島の団体として参加していたさつま町の方々とご縁をいただき、交流をするようになりました。そのうちの一人が町役場の方で、毎月のようにオンラインで雑談をして心の距離を縮めていきました。次第に、自分も一プレイヤーとしてまちの皆さんとご一緒することで今後の人生が豊かになるのではないか。そう感じ、さつま町へ移住することに決めたんです。

(Q 移住前はどんな仕事を?)
青嵜さん:前職ではエリアマネジメントを専門にしたまちづくり会社でまちの賑わいづくりに従事していました。具体的にはエリアの開発にあたって戦略として計画を立てるのですが、その計画と実際に施設が開業した後に運営として”何を行うか”といった戦術を設計し、その運営のお手伝いを行うのが主な役割です。それは、今地域おこし協力隊のミッションを進めていく上でも活かせている部分だと思います。薩摩のさつまでも地域ブランドを推進する上で、さつま町の事業者さんの考えや想いに触れます。その想いに触れながら、中長期の目標を描き、繋ぎ合わせて物事を運んでいく今の仕事は僕にピッタリだと感じています。

まちに対する誇りと自信を持てる未来への地固めを

(Q 地域おこし協力隊としてどんな仕事を?)
青嵜さん:この1年は薩摩のさつまの認証事業者の皆さんの可視化やコミュニティづくりを意識して行ってきました。特にnoteでは、取材を通してお話を聞くだけではなく、商品に触れ、味わう機会をたくさんいただきました。町内の地盤固めというかコミュニティづくりについては外から見えづらい部分ではありますが、時間をかけて少しずつ醸成していけたらと思います。このプロジェクトの最終目標はさつま町に対する誇りと自信を持てる未来をつくることです。まだまだ生まれたての状態でありますが、やりがいも感じています。今は先々を見越しながら、焦らずに地固めをする段階だと思っています。

(Q 地域おこし協力隊になってから印象的なエピソードは?)
青嵜さん:今年の2月に世田谷区尾山台のタタタハウスという場所で薩摩のさつま主催の販売会を開催しました。それは、ある意味、僕にとって初年度の集大成のようなものだったんです。単なるモノの売買だけじゃなく、まちの風土やつくり手の想いを伝える場づくりを意識しました。結果的に、郷土の言葉が飛び交い、同窓会のような雰囲気に包まれて、一緒に参加したメンバーも手応えを感じていました。5月にも同じ場所で、販売会とは異なるイベントを開催させていただいたのですが、2月のイベントを含めてメンバーの一人として、皆で一緒にその企画をつくったという意味で思い出深い時間でした。そのイベントで知り合った一人が県内に就職が決まったり、別の方はイベント後にさつま町へ実際に遊びに来ていただく等、モノだけじゃなくヒトやコトが動いている感触も掴めて嬉しかったです。

写真提供:薩摩のさつま 東京都世田谷区のタタタハウスにて2月にイベントを開催した際の様子
写真提供:薩摩のさつま 東京都世田谷区のタタタハウスにて2月にイベントを開催した際の様子
写真提供:薩摩のさつま 東京都世田谷区のタタタハウスにて5月にイベントを開催した際の様子
写真提供:薩摩のさつま 東京都世田谷区のタタタハウスにてイベントを開催した際の様子 堀之内酒店・堀之内力三さんと2ショット

肩肘張らず、一緒に余白をつくる

(Q 今回募集する地域おこし協力隊のサポート体制は?)
青嵜さん:現在、さつま町に僕を含めて2名の協力隊(残り1名は高校魅力化コーディネーター)が現役で活動しています。今回募集する方は、僕も含めた薩摩のさつまの事業者と一緒に仕事をしていく予定です。ミッションのサポートはもちろんですし、移住者の先輩としてのサポートもできたらと思っています。他にも、地域を越えて協力隊同士の交流も定期的に行っていて、北薩(長島町・出水市・阿久根市・薩摩川内市・さつま町)地域のメンバーとはお互い行き来する良い関係性を築けているところです。同じ協力隊だからこそ、共有できる知恵や悩みがあるはずなので、そこも是非お繋ぎしたいです。

(Q 今回募集する地域おこし協力隊へのアドバイスは?)
青嵜さん:可能であれば、着任される前に一度まちに触れる機会をつくることをオススメします。ネットだけの情報だけではなく、実際に訪れて空気感を肌で感じたり、まちの皆さんとお話ししたりするからこそ得られる安心感があると感じていて、僕自身も、着任前に現地へ2回足を運んだり、まちの方と事前にお話する機会があったからこそ安心して着任することができました。事前にご連絡いただけたらご案内もできますよ。まちの皆さんは親しみやすい人ばかりなので、すぐ馴染めると思います。さつま町には可能性としての余白がまだまだあると思うので、そこを肩肘張らず、まちの皆さんを含め、一緒に何かしらつくっていけたら嬉しいです。

さつま町内のきららの楽校前にて

以上、さつま町で盛り上げるために様々な立場で奮闘されている方々の声をお届けしました。

さつま町は民間の事業者さんや行政の垣根を越えて、まちの今と未来に向けて愛着と誇りを持てるさつま町を実現するために、多くの方が想いを持って日々動かれています。

そのために、まずは町内から地固めを少しずつ進め、次のステップへ進もうとされています。

今回の募集に際して『薩摩のさつま』のキャッチコピーである「褒め合い、支え合い、地域愛」の精神を言葉だけではなく、

実際それを肌で感じることができました。

新しく着任される地域おこし協力隊は、このようなマインドの方々と一緒に活動できる環境や土壌が待っています。

この記事や募集詳細を読まれて興味を持たれた方は、さつま町へ是非飛び込んでみてはいかがでしょうか?

『地域おこし協力隊』に関する募集詳細はこちらから。

たくさんの応募をお待ちしています。

インタビュー・撮影・執筆:上 泰寿(編集者)
取材サポート:さつま町商工観光PR課

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お問い合わせ
ご質問等は下記へお問い合わせください
さつま町商工観光PR課 観光PR係 担当:山下
電話番号:0996-24-8950
メール:shoko-kanko@satsuma-net.jp

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