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2024年1月の記事一覧
チバユウスケに別れを告げに行った俺はまだ生きる
行きの電車でチバユウスケのプレイリストを聴いていた。マスクの中でこっそり「あんたのどれいのままでいい」と口ずさむ。ミッシェルの曲を聴いていると、あの頃と変わらぬロックンロールがそこにあって、チバがもうこの世界にいないという実感がいまだに湧かなかった。
ミッシェルはとうに解散してしまったけど、バースデイはまだ続いているような気がした。自分が最近ライブに行っていないだけで、バースデイは今もどこかでツ
短編小説 | Message~私はあなたを許す~
どこかの、やさしい、だれかは
わかっているよ。
あなたが、こどもをあいせなくて
くるしんだこと。
そのことを、だれにも、うちあけられずに
くるしんだこと。
こどもから、にげるように
トイレにこもったこと。
SNSにいぞんして、げんじつから
にげていたこと。
ゆうがた、なきさけぶ、こどものこえに
みみをふさいで、ないたこと。
こどもの、ねがおに
なきながらあやまった、ひび。
どこかの、だれ
「共感」は疲弊するが、「思いやり」は健やかで優しい、という研究
年明けから能登の震災、続いて羽田空港での接触事故と、心の痛む事案が続きました。親族との楽しい団欒のふとした合間にもニュースが気になり、話題にし、いたたまれない気持ちになり、そしてまた団欒に戻る…。そんな2日間を私は過ごしてきました。
そんな折、画像の組織心理学者 Adam Grant の投稿がタイムラインに流れてきました。あまりにタイムリーな内容で驚きました。
粗訳しました。
投稿と共に、A