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おブラの辞めどき
本日は、おブラの話。 前回のおパンツの話はこちらhttps://note.com/oida_kazuho/n/n58fcfc8d8da9 おブラはそもそもサイズが複雑。カップ、アンダー、、、 夫や息子が適切…
【デイケアのお風呂場から】自己紹介①
種田和穂 (おいだかずほ)
と申します。
43才、二児の母。
夫が大好き、
岐阜が好きで移住14年。
そして、お風呂介助が好きすぎる介護職員です。
デイケア(通所リハビリテーション)という介護施設で、お風呂場をメインに勤務してます。
理学療法士という国家資格もあり、
うつ病や出産を挟みつつの遍歴は
病院勤務で手術前〜ご自宅退院までのがっちり医療のリハビリ、
↓
訪問リハビリでおうちリハビ
おブラの辞めどき
本日は、おブラの話。
前回のおパンツの話はこちらhttps://note.com/oida_kazuho/n/n58fcfc8d8da9
おブラはそもそもサイズが複雑。カップ、アンダー、、、
夫や息子が適切なサイズで購入してくることは、パンツ以上に不可能。
そして、おパンツ同様に、男子はなぜだか女子のサイズを小さく見積りがち。するとどうなるか?
お風呂場係としては、お荷物にご用意された衣類は
【番外編】「歩けるようにしないでください」家族の希望
「歩けるようにしないでください」
病棟の理学療法士だった頃、
骨折の手術後のリハビリ患者さんに添えられた注意事項。
家族の希望。
徘徊されて困るから、と。
病院は治療の場。
入院とは、治療のための集団生活。
治療を受けることを、選んできているはず。
病院は「いい感じにしてくれるところ」ではないけれど、
ついそう思ってしまうのかもと、
自分が通院すると分かったりもして。
その人の「いい感
【デイケアのお風呂場から】下着を履いていないという日常
お風呂場の介護職になって、よくよくわかった。
高齢者が下着を履いていない、はよくあること。
そして多くの場合、すぐにどうにかできることではないということ。
認知症はある。
でも、何も分からずに履いてないのではない。
そして、本人だけの事情ではない。
例えば、
ご本人としてはこんなこと。
履いたつもりだった。
いつもの所に無くて仕方なく。
汚れたから外した。
いつものように2枚紙パンツを
【デイケアのお風呂場から】自己紹介②医療の無力感から逃げた私
自己紹介①からの続きです。
最近自覚した、
「医療職としての無力感からの逃げ」とは。
私が理学療法士になったのは、
「高齢者が元気になるお手伝いがしたかった」から。
「良くなって終わる」病棟勤務を経て、
念願の訪問リハビリで勤務した。
生活の場である訪問リハビリでは、
お元気〜弱るまで
数年かけて関わることができる。
でも、楽しく充実してるのに
うっすら感じたモヤモヤした気持ち。
それ
【デイケアのお風呂場から】お風呂セットから見えるコト
お風呂セットの中身はさまざま。
タオルだけ。
肌着とタオル。
お洋服と肌着とタオル。
プラス塗り薬、湿布、絆創膏etc..
入れ方もさまざま。
全部のものがガバッとカバンに。
タオルだけ袋に。
お洋服、タオル、使用前・後それぞれ別な袋にetc..
それぞれの「いつもどおり」を知ることは、私の喜び。
そして「いつもどおり」であることは、おうちの安定感の目安の一つ。
いつものものが欠けてい
【デイケアのお風呂場から】腹が立つこと
腹が立ちながらも人目を気にして書けなかったことを、書きます。
感情にまかせてますゆえ、細かな数字が施設により違うとかは置いていきます。
「お風呂一回 ¥400」
銭湯ではない。
身体、環境、様々な理由で「おうちのお風呂」に入れない方をプロが介助して入る「お風呂」だ。
お体の状態によっては、お一人に3人のスタッフで介助もする。
介助のレベルもグラデーション。
歩いて入る方、抱え上げて入る
【デイケアのお風呂場から】パンツを変えたくない人
お風呂から出たあと、
パンツ(下着。ズボンでなく)を変えたくない人がいる。
本人の口から出る理由は、色々。
朝、変えてきたから。
まだ汚れてないから。
もったいないから。
とにかく変えたくないから。
新しいのを持ってきていないから。
洗濯が増えると嫁に怒られるから。 etc..
「事実」が違うことも、多い。
洗い替えはカバンにあるし、
お嫁さんは変えてほしくて替えを持たせているし、
汚れてい
【デイケアのお風呂場から】専門職の「脅し」
「酸素をつけなきゃ入れませんよ」
100才目前のアノ人は、
息切れする時や運動・お風呂の時には酸素のチューブを鼻につけるように、お医者さんに言われてた。
アノ人は、
「そんなのつけたくない。苦しくてもいいからいらない」と言う。
「酸素つけなきゃ入れませんよ」
この言葉を私は、医療職をしてた頃はなんとも思わず言っていた。
当たり前のこととして。
「正しい」こととして。
でも、
お風呂場の介