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【目印を見つけるノート】886. 広いフィールドに立っている気分

台風の影響が少ないことを祈ります。

朝のテレビ番組で林先生が「『時代劇』の由来」についてクイズを出されていました。蒲田の撮影所で歌舞伎の映画をアレンジした映画が『新時代劇』と命名されたとのこと。そこの「新」が取れたようです。そのような内容の小説(『大菩薩峠』は剣豪小説になるのかな)は大正の終わり頃にはあり、新聞小説として人気を博しました。それがジャンルとして定着するようになったのが映画ということなのかもしれません。

昔のチームメイトのおじいさまが昭和の早い頃時代小説を書かれていましたので、「時代小説ってどこから始まっているのかな」と思ったことがあったのですが、思い切りストンと落ちました。
その方は映画にもかなり(本当にかなり)関わりが深かったことを思い出したからです。

朝のほんの2~3分でハッと気づくようなこともあるのですね。
我ながら感心。蒲田の撮影所の資料なら探しに行けそうなので今度行ってみようと思います。『蒲田行進曲』を見た方がいいのか🤔 ニューシネマパラダイス?

もとい、もとい。
テーマはとっておきましょう😜

地に脚を付けて見ますと、
きのう書き始めたお話は1節分がたぶん5,000字ほどになるかと思いますが、とっぱじめは今日できるかなと思います。おそらく8~10節ぐらいになるのかなと思いますので、現在の見込みは50,000字程度の短編と中編の間になるのかと想像しています。
たいてい、見込みより長くなって削るのですけれど😅

書く作業と調べる作業のどちらが楽しいかといえば、断然調べる方です。

そういえば、面白い本を見つけました。
『東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか』(最相葉月)

著者が東京工業大学で講義した内容を本にしたものですが、12の自然科学系のテーマ、研究者を取り上げてその人がどのような道筋をたどってそのテーマにたどり着いたのか、どのような視点で捉えたのか、研究の経過や分かったことについて述べています。時にはご本人登場、最相さんと対談される講義もあります。

まだ読んでいる途中ですが、聴覚の専門である柏野牧夫さんとの対談は新鮮でした。またシステムエンジニアを経てショートショート作家になられた江坂遊さんと、星新一さんの話を絡めた対談をされていたのはとても興味深く読みました。まだまだ読みます。宝探しみたい😆

まず、発想とか視点という言葉がパッと浮かぶのです。それぞれのオーソリティについてもそうですし、選んだ最相さんについても同じです。それぞれに通暁していなければできないことなのはもちろんですが、それだけではないのですよね。オーソリティの方々のたどった道ーー人生ーーについても語られているからかしら。
うーん、それだけでもない。
新しい知識をインプットしたとか、そんなうわっつらなことではもちろんない。

「広いフィールドに立っている気分になる」というのが、私の感覚でしょうか。
怒られちゃうかな😅
どんな感想やねん。

読んだり書いたり家の世話をしたりと目まぐるしいですが、このような本に出会うと、生きるエンジンがかかるように思います。
こういう人にもっと会いたいなあ。

それでは、私のご贔屓のバンドの曲でいきましょうか。
THE GROOVERS『Savanna』

♪虹をくぐって、おれたちはゆける
というフレーズが大好きです。実際にどこにいようが、広いフィールドに立っている気持ちになれます。素敵な曲。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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