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【目印を見つけるノート】1485. ドチリーナはどこに行った

THE ROLLING STONESのアメリカ・ツアーが始まりましたね🎶

おとといからきのうの午前中にかけて、のんびり……といいますか、洗濯ばかりしていたのです。
ちょっと外に出るとアゲハやシジミチョウやモンシロチョウが結構見られました。ツマグロヒョウモンがお食事中で、結構ゆっくり撮らせていただきました。ヒョウモンチョウといっても、いろいろな種類があるそうです。ゆっくり観察できたので種類が分かりました。このチョウは私の頭上をひらひら、くるりと回ってから、お花の方へ行きました。雌のようです。

土曜日は横浜でメモをしていたのですが、きのう月曜日の午後は文京区にメモをしに?行きました。
ちょっと遠く感じました。ルートのせいなのか、時間的に元町・中華街より遠かったです(距離は短いけれど)。移動もさることながら、メモ量も土曜日に負けず劣らずで『手書き疲れ』かもしれません。ヘタレやね。

と、愚痴はほどほどにして、
文京区の『東洋文庫ミュージアム』に行ってきました。「本の博物館」です。本の博物館といっても普通の図書館とはちょっと違う。貴重な本がたくさんあるのです。

少し抜粋しておきます。

東洋文庫は、日本最古で最大の東洋学の研究図書館です。1924年(大正13年)に三菱3代目社長の岩崎久彌によって創設されました。国際的にも、大英図書館、フランス国立図書館の各東洋部門、ロシア科学アカデミー東洋写本研究所、ハーバード・エンチン図書館と並んで、東洋学五大研究図書館の1つに数えられています。
東洋文庫の蔵書総数は約100万冊に上り、国宝5 点と重要文化財7 点が含まれます。言語別の内訳は、漢籍40 %、洋書30 %、和書20%、他アジア諸語10%(韓国語・ベトナム語・タイ語・チベット語・ペルシア語・トルコ語・アラビア語等)となります。地域的にみると、日本を含めたアジア全域(東アジア・東南アジア・オセアニア・南アジア・中央アジア・西アジア)と北アフリカのイスラーム圏を広く包含しています。
上記サイトより引用

ゴールデンウィークですが、道路はガラガラで人もまばら、のんびり歩きました。この辺りは中学生の頃よくバス(荒川土手~東京駅北口)で通過したはずなのですが、まったく違う景色でした。通ったことあったっけ🤔ぐらいです。
外は都会のエア・ポケットかと思いましたが、館内には結構人がいました。

今回の企画展は、
『キリスト教交流史ー宣教師の見た日本、アジアー』です。

ここには前から来たいと思っていましたが、この企画展をぜひ見たかったのです。
ようやく来られたという感じです。

それで何をしたかというと、
展示の最初から、そうですね、8割ぐらいの書物のタイトル・著者・年代・国をとにかく書き写しました。展示リストはあるのです。ただ、自分の気になるところが出ていない可能性があるので書き写すことにしました。

世界遺産になった長崎・五島・天草・島原の乱などの史跡の説明は解説冊子を別に持っていますのでメモしませんでした。『お城EXPO』でいただいたのです。ゼロから学ぶのではないですので幸いでした。

道はつながっていると思いました。

「書き写した」と書けば5文字で終わってしまいますが、これがなかなかに骨の折れる作業だったようです。無我夢中でやっていましたが、終わる頃にはぐったりとしていました。

宣教師のお話は『オデュッセイア』でずっと書いていますし、今後の章でも出てきます。次の次の次の章ぐらいかなあ🤔
島原の乱については『水野勝成報恩記』中、宮本武蔵の番外編で書きました。幕府方からはなかなか書きにくい感じでしたが。
ですので、今回は学びというより「取材」というニュアンスでした。
ともあれ、これほど書き写しが続くのは人生でも稀です。何しろ学生の頃はノートをほとんど取っていませんでした(怠け者😝)。

だからでしょうか、必死に書きながら、「これが勉強というものかな」と思っていました。
勉強というのは「強く勉める」ということです。ですので値段をまけてよというときも「勉強してよ」などと言いました。子どもがゲームばかりしているのはゲームに強く勉めているので、そのときに「勉強しなさい」と言っても難しいのかもしれません。私はよく「学ぶ」とか「習う」という言葉を使いますが趣旨を考えるなら「習いなさい」の方が近い気がします。何を習うかといえば「学」ですね。ですので、学習という言葉は子どものそれに適していると考えます。そうでないと、勉めることを強いられる=強勉になってしまうのかもしれません。

などと思ったりします。どこかから引用していないので、間違えているかもしれません。あしからず。

翻って、没頭して考え書き続けるのは一種の運動だとも思いました。疲れますからね。刻苦勉励とか蛍雪とかいろいろ言われますが、「自分はやったと思う」のがいちばんではないかと思います。

それぐらい勉強できるようになったのだとひとりしみじみ感慨に耽るのでした。

展示の数々は貴重でおいそれと見られないものですし、もちろんたいへん興味深かった。noteにも5件ぐらい投稿があったのを「皆さんはどんな風に見たのかな」と読ませていただきました。ニッコリ。

こちらは撮らせていただきました(撮影可)

私は、
これまで『オデュッセイア』に出ていただいた方々、これから出ていただく方々の名前をいくつも見つけました。名前だけの方々が、名前だけではない姿をとって脳裏に現れもします。個人的には『ドチリーナ・キリシタン』など長崎・天草で刊行された書物が白眉でした。『ドチリーナ』は国指定重要文化財ということでしたが、なぜごくごく希少になったのか。印刷してたくさんあった一部一部のドチリーナがどうなったのか、その一部一部の道筋を頭の中で辿ると、とてつもなく果てしない気分になります。

その果てしないという自分だけの感覚は、
歴史を書いている根っこにあるのかもしれません。

とりあえずは、バチカン図書館に行く前の予習になるかもしれないと思いつつ、ミュージアムをあとにしたのでした。
満足(´~`)

The Rolling Stones『Beast Of Burden』

この曲もきのうヒューストンで演奏されたそうです。昔のライブ映像を見て、行った気に……いや、絶対今回のツアーの動画も出るような気がします。
このような楽しみは、きっとたくさんの人と共有できることでしょう。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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