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【目印を見つけるノート】718. 「この1日」を書くクロニクル、手紙、いわゆる日記

春の走りの雨もよう、寒い1日のようです。今でも3℃程度です。
先週の地震の影響で電力の逼迫が見込まれるということで、昨夜から暖房は使わず、照明は控えめで過ごしています。朝7時のニュースで86%の使用率ということでした。
(14時には106%……補記、正確な情報は下記サイトでご確認ください)

会社もそうなのだろうと思いつつ通勤です。朝乗った電車は山手線以外すべて遅れていて、暖房もいくらか控えめです。それにも関わらず、人は先週ほど多くないようです。
自制的なのかな。
今日はマフラーまで巻いてきましたので、万全でありますように。

昼頃、窓から外を見ていたらみぞれがちらちらと降っていました。
(以下略😅)

さて、上記のような、
日々の記録を綴るのは「日記」といいますが、SNSではメジャーではないように思います。あまり書かないという方も多いのではないでしょうか。

今日2022年3月22日について、
天気を確認しましたら、広島から西は最高気温17℃となっています。こちらは4℃とか3℃。どの地域も同じというわけではありません。天気だけではなく、人それぞれ過ごされる内容も、お考えになることも異なるでしょう。
だから書く意味があるとも思っています。

私も、出だしに書いたようなことはこのSNSにはそぐわないかなという考えがよく頭をよぎるのですが、「高見順さんなら書くだろうな」と思い直しました。
作家の高見順さんは断続的ではありますが、一定期間の日記をつど発表されていました。確か、高校のときの『国語表現』の教科書に出ていたのが初見です。戦争をはさんで書かれたものは別々の本として出ていますね。

日記を書いていたというと永井荷風さんの『断腸亭日乗』もたいへん有名ですね。

発表されていなくとも、日記をつけていた方はとても多いと思います。ああ、忘れていました。滝澤馬琴さんはずっとつけていました。しかもかなり細かく、後の人が参考にするほどの史料です。
私も参考にさせてもらいたいです😆
お値段、手が届きませんが。

日記の御大をつらつらとあげてしまいましたが、自分の中では日記は「書く基本」ではないかと思っています。自分が書くのは詩だったり、歴史小説だったりと時系列も傾向もぐちゃぐちゃですが、それでも日々の記録を書くのはとても重要だと考えています。

この形式は自由なのです。
「今日は仕事が忙しかった」など、自分の様子だけでも、
「今日は雨で寒い」と天候や時節の様子だけでもいい。ただ、「この1日」をどう表現しようかと考えると、これほど深いテーマはありません。何よりもまず自分の「書く練習」として、続いて「クロニクル」として拾える部分があればいいなと私は考えています。

「この日にだけ書けること」というのが必ずあって、それを発見するつもりでものを見聞きしています。

これは、書くトレーニングとしては第一級です。文章が上手くなったかどうかは怪しいですが😓、書こうと思う内容の出力は容易になったと思います。

それに万が一、自分の係累の人が後で文章を見て、「ご先祖はずいぶん高尚なことを書いちょるが、いったいこの頃どげん過ごしとったんやろう」となるのも寂しい気がします(すいません、私のご先祖の土地の言葉で書いてみました)。

いや、高尚なことは何も書いていません。
そのようなこともあって、日記としてこの項目を書いています。

あ、あと、ジュディがあしながおじさんに書くように書いています。

このバージョンがほしいです(*´∀`)♪


〈わたしは絶対に、ほんの一瞬でも、あなたを悲しませたりしません〉
(『あしながおじさん』のうろ覚えの引用)

さて今日の1曲を。
The Posies『Coming Right Along』

『バスケットボール・ダイアリーズ』という映画がありました。この曲はそのサントラ盤に入っています。
映画の原作はジム・キャロルの『マンハッタン少年日記』でした。
日記で締めましょう。

これはちょっと……ビカレスクですけれど。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 けさはこのような感じで作っていました。

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