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【目印を見つけるノート】156. 日曜日に『ZOMBIE』を聴いている

フランスに行った夢をみました。
Merciは言えました。
変わった感じの美術館にいましたが、本当にあるかはわかりません。
写真を取りまくっていました。

最近は配信ライブが増えてきて、チェックするのが楽しみになっています。

全国の催しが視聴できるだけに、いいなと思うものがたくさん出てくるのです。ただ、時間も予算も限りがありますので際限なくゲットするわけにもいきません。好きなアーティストを追いかけるだけで精一杯な感じです。

あ、ユーザーとしましては、視聴購入でいろいろなところに登録が必要なことが、ちょびっとハードルです。パスワードとか忘れてしまうのです😥
それで大慌てするというのが、最近の風景です。

今日は10月末の野音のライブが取れてホッとしています。いくけんね。

⚫『ZOMBIE』にまつわるおはなし

フランスの夢を見たから、というわけではまったくないのですが、去年来日されたフランシスコ教皇の話を書いてみましょう。

私はキリスト教徒ではありませんが、人として、フランシスコ教皇を心から敬愛しています。
それは他のところでも書いていて、教皇が来日されるまでにフランシスコ・ザビエルの話を書くことを目標にしていたほどです。おかげさまで、来日の2週間前に叶いました。
↓来日のときの新聞です。

来日された短い間に、
広島や長崎をそれぞれ1日足らずで回ってミサを行うというような過密スケジュールでした。11月25日、東京カテドラル聖マリア大聖堂で行われた「青年との集い」での言葉を、私は驚嘆の思いで聴いていました。

人やコミュニティ、そして全社会が、表面上は発展していたとしても、内側では、疲弊し、本物の命や生きる力を失い、中身の空っぽな人形のようになっている。(中略)
笑い方を忘れた人、遊ぶことのない人、不思議さも驚きも感じない人がいる。
まるでゾンビのようで、彼らの心臓は鼓動を止めている。なぜならそれは、誰かと人生を祝い合うことができないからだ。

もし、あなたが誰かと祝い合うことができたなら、それは幸せであり、実りある人生となるだろう。
一体、何人の人が、物質的には恵まれていても、例えようのないほどの孤独の奴隷になっているだろうか。
繁栄しながらも、誰が誰だかわからないこの社会において、老いも若きも数多くの人を苦しめている孤独に私は思いをはせる。
最も貧しい人に尽くしたマザー・テレサがかつて、予言的なことを言った。「孤独と誰からも愛されていないという感覚は最も残酷な形の貧困である」と。

訳は岡本純子さんによる
出典 : プレジデント・オンライン
https://president.jp/articles/-/31119


今だからこそ、もう一度かみしめてみたい言葉です。

さて、
この言葉を聴いて、THE CRANBERRIESの『ZOMBIE』を思い出したのは私だけでしょうか。あまり言及している人はいなかったように思います。

前に、シャルル・ド・ゴール空港で一般の方が演奏している動画を出しましたが、今日は本家本元を。

20世紀の間じゅう、断続的に続いていたアイルランドと北アイルランド(イギリス)の紛争。
THE CRANBERRIESは自国のその悲惨なありさまを見て育ちました。それと同様のことが世界中で起こっている。
それらに無関心な人びとのありさまをゾンビだと歌ったのです。

目にしているのに
自分のことじゃない 家族のことじゃない
あなたの頭のなかで あなたの頭のなかで
人びとは 戦っている
戦車で 爆弾で
爆弾で 銃で
あなたの頭のなかで あなたの頭のなかで
人びとは 泣いている

あなたの頭の中にあるのはなに?
あなたの頭の中にあるのはなに?

ゾンビよ

(『ZOMBIE』THE CRANBERRIES 一部抜粋 意訳さわ)

フランシスコ教皇がこの歌をご存じだったかは分かりません。
この歌をバチカンで聴かれていたかもしれないと想像すると、何かがからだをすっと流れていくようですが、
もしご存じでなかったとしても、通ずるものは同じだと思います。

このことをいまだに思い出しては、自分に問いかけます。

常日頃、自分の欲求や成功や悩みだけにとらわれて、他の人をまっすぐに見て思う心を枯らしていないだろうか。
私は、生きているだろうか。

かけがえのない教訓です。

今日はザ・クランベリーズのボーカリスト、ドローレス・オリオーダンさん(2018年に急逝)のお誕生日です。
ドローレスがこのことを知ったら、喜んだだろうな。
お誕生日、おめでとうございます。

このように、全幅の信頼を寄せているかたが私には3人います(今のところ)。離れていたとしても、まるごと信頼できる人がいるというのは強い心の支えです。

⚫お籠りクラフトとばら

真田紐のチョーカーとブレスレット、シンプルなバージョンの試作品をせっせと作っていました。

今回は特別にリボンを入れ込んだものを作ってみました。ちょっとゴスロリです。

ばらの土は少しかき混ぜてみました。

それではまた、ごひいきに。

おがたさわ
(尾方佐羽)

追伸 今年はソフトクリームがあまり食べられんようで、残念じゃね🍦

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