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【目印を見つけるノート】825. 頑張ったからきっと会えます

七夕ですね。
こちらの空の具合はどうでしょうか。愛しい方と一緒に過ごされたりするのでしょうか。
あやかれたらいいのですけれど。

東京大神宮にあった大きな笹

天の川とは言いませんが、行きたいところが次から次へと出てきて、むずむずしています。でも、今月は準備に充てると決めたので、ほぼほぼ必要な用事以外はお出かけしないのです。彦星に怒られそうだなあ🌟

と、今年の願いごとはもう決まっていますので、それを書いてあります。

さて、
ルソーはまだ読んでいますが、モンテーニュの『エセー』もパラパラ読んでいます。マキアヴェッリを読んだときにも思いましたが、皆さん歴史というのに長けているなと、つくづく思います。時代的にいうとマキアヴェッリ(15~16世紀)→モンテーニュ(16世紀)→ルソー(18世紀)の順になりますが、どの方も凄いです。モンテーニュさんに至っては、怒濤のごとく出てくる出てくる。西洋には古代ギリシア・ローマという大きな基盤があるというのを改めて感じます。
私などは「そうかあ」と思うほどで、念入りに出典を探したりもしないのですけれど。なまけものですね。

ふと翻って、日本の基盤って何だろうなと思います。江戸時代ぐらいまでは皆さん中国のことをよく学ばれていました。故事から実学までまんべんなく。仏教もインドが発祥ですが中国から伝来しました。
今もそこらかしこに残ってはいますが、学の基盤にあるともいえないようです。少なくともローマや、あるいはイスラムの学のような形ではない。
和歌やものがたりの文学、鴨長明や兼好法師のすぐれたエセーもありますけれど、社会学よりセネカ的哲学寄りではないかしら(私見です)。それに、それら文学でさえも「古典」となって国語(古典)の時間に「ずざらずざり~」と言ったことしか覚えていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はそうです。

実のところ、今「古典」と呼ばれる本を読むとき、活用を意識することはありません。逆にそれがハードルになって、原文に触れる機会が少なくなってしまうのかなとも思います。

ギリシアやローマに詳しいのも、あるいはその系譜の方々に詳しいのも素晴らしいと思うのですが、中国に多くの影響を受けたことも含めて、自分の国のことをよく知らないというのもどうなのかなあと思うわけです。
そのようなことを考えていた人はたくさんいると認識していますので、並行して読んだり書いたりしたいです。

wikipediaの『牛郎織女』の項には以下の記載があります。
ーー牽牛織女の伝説は後漢以降の文献に見える。『淮南子』俶真訓に「織女」の名が見え、班固『西都賦』には「左牽牛而右織女、似雲漢之無涯」というーー

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9B%E9%83%8E%E7%B9%94%E5%A5%B3
より

古い言い伝えなのですね。『淮南子(えなんじ、あるいは、わいなんし)』は『日本書紀』にも引用されているそうです。
こちらの項目によると、機織りに夢中な娘を牽牛と結婚させたらぞっこんになって機織りも放り出すようになってしまったので引き離されたそうです。うーん🤔、なかなか考えさせられますね。

とはいえ、
きっと1年、お互いに頑張ったのでしょう。会えるといいですね。
あるいは今日と限らず、お互いがそう願うときに、それが叶いますように。

今日の1曲です。
スピッツ『流れ星』

この歌はすぐに消えちゃいますけれど、消えない小さな光もあると思うのです。
みなさまの願いが叶いますように。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 いつぞやは流れ星をありがとうございます😊✨

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