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肯定表現は頭に入るので、活用しよう!

突然ですが、
「リンゴを思い出さないでください」




・・・と言われて、皆さんは何を考えましたか?
おそらく、多くの人がリンゴを思い浮かべたと思います。

人間の脳みそは、否定形ではなく、肯定処理を行うそうです。
「否定形」は人の頭に入ってこないので、何かを表現するときは
自分にも相手にも「肯定表現」を使うといいですよ!という
話です。

たとえば、
「廊下を走らないでください」というよりも
「廊下は歩きましょう!」
「ぼそぼそ話さないでください」というよりも
「はきはき話しましょう!」
というほうが脳の処理には効果的です。

よくトイレに「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」
という記載がありますが、それもこの表現の一つです。

部下指導にも活用できます。
「~~しないでっていってるでしょ!」と伝えても、
「じゃあ、どうすればいいんだよ」というのが脳みその動きです。
例えば、
「デスクの周りに書類を置いたまま帰らないで!と言っているでしょ」
よりも
「デスク回りは、すぐに仕事を始められるように書類を片付けておこうね」
が効果的です。
同じ言い方をするなら、脳みそにも効果的で相手を否定しない表現が
いいような気がします。

また、自分自身の行動にも活用できます。

あしたは「寝坊しないように頑張ろう」よりも
「6時に起きて歯を磨こう!」
「お菓子を毎日食べないようにしよう」よりも
「食事をしっかり食べて、お菓子は週末だけ食べよう」

こんな風に、自分にも相手にも肯定表現を使っていくと
脳にも効果的に作用してくれるみたいです。
毎日使う言葉に自覚的になって、意識的に使うのがいいなと思いました。

皆さんにとっての気づきや学びにつながればうれしいです。
ご覧くださりありがとうございました!


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